連城三紀彦 part5 [無断転載禁止]©2ch.net
>>1乙
発売予定
8/2 顔のない肖像画(実業之日本社文庫)※復刊
8/4 小さな異邦人(文春文庫)※初文庫化
放送予定
9/4〜 ドラマ「隠れ菊」(BSプレミアム 毎週日曜22時 全8回予定 観月ありさ主演) 新品で手に入る連城作品
【光文社文庫】「戻り川心中」「夕萩心中」「変調二人羽織」「青き犠牲」「白光」
【ハルキ文庫】「宵待草夜情」「造花の蜜」
【宝島社文庫】「夜よ鼠たちのために」
【新潮文庫】「恋文」
【文春文庫】「私という名の変奏曲」
【幻冬舎文庫】「明日という過去に」
【集英社文庫】「隠れ菊」「美女」
【双葉文庫】「誰かヒロイン」「人間動物園」「流れ星と遊んだころ」
【講談社文庫】「連城三紀彦レジェンド」
【単行本】「小さな異邦人」「処刑までの十章」「女王」 明日という過去には現役なんだな
あまり語られないけど書簡ミステリーの秀作 >3
こんなにあると思うべきなのか。
これしかないと思うべきなのか。
>1
スレ建てお疲れ様です。 >>1
乙
文春、復刊してくれるのは嬉しいんだが暗色もベルリンも絶版なのか…
なんとなくピンと来ない表紙だから仕方ないけど。
>>7
>>2に最近の情報まとめてあるのでどうぞ。 尼に実日文庫版「顔のない肖像画」の書影が来てるな
https://www.amazon.co.jp/dp/4408553107/
宝島社版夜鼠は解説なかったけど、こっちは解説あるんだろうか で、でたーww解説から読んでネタバレ見ちゃう奴www 何がおかしいのかさっぱり…
確かに笠井潔の名前があったら先に読まないけど。 "女の片足をバッグに忍ばせ旅をする男。連続バラバラ殺人の真相は!? 沖縄の悲劇を背景に展開される万華鏡のごとき超絶ミステリー":連城三紀彦『わずか一しずくの血』
http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784163903019 http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784163903019
『わずか一しずくの血』連城三紀彦
文藝春秋 1600円 352p
発売予定日 2016-09-15
女の片足をバッグに忍ばせ旅をする男。連続バラバラ殺人の真相は!? 沖縄の悲劇を背景に展開される万華鏡のごとき超絶ミステリー。 おおお、まだ隠し玉が…!
こうやって亡くなっても読者を引きずり回し続けるとは おっしゃああああああ!!!
ブックポータルの刊行予定掲載からずっと待ってた(ノД`)
そういや、わずか一しずくの血って連載してたの実業之日本社の雑誌だったんだな。
顔のない肖像画復刊は元々刊行されていた実業で出して
わずか〜が文春に行ったのがちょっと謎。
虹のような黒も気長に待っていればそのうち来るかも? 連城さんが亡くなってからファンになった身としては連城作品が連続して発売されて幸せです
没後尽力してくれてる関係者様達ありがとうございます 『わずか一しずくの血』の書影きてるな
ttps://www.amazon.co.jp/dp/4163903011/
連城三紀彦、幻の名作がついに単行本化!
薬指に結婚指輪をはめた左脚の白骨死体が山中で見つかり、
石室敬三とその娘は、その脚が失踪した妻のものだと確信する。
この事件をきっかけに、日本各地で女性の身体の一部が発見される。
伊万里で左腕、支笏湖で頭部、佐渡島で右手……それぞれが別の人間のものだった。
犯人は、一体何人の女性を殺し、なんのために遠く離れた場所に一部を残しているのか?
壮大な意図が、次第に明らかになっていく。
埋もれていたミステリー長篇が、二十年の時を経てついに刊行!
連城ファン待望、必読の一冊です。 浅木原さんのガイドブックでは、あまり高い評価はされていなかったので、
期待値低めで読んでみる。 『処刑までの十章』が10月に光文社文庫から文庫化の模様
各社示し合わせたような刊行ラッシュだな 全集出してもおかしくない作家さんだと思うんだけど
もっと長生きして本書いて欲しかったなぁ そもそも傑作なら今まで塩漬けにされてないはず
期待せずに読む 連城さんが出来が悪いからって事でなかなか出したがらなかったんじゃないの?
加筆修正する前に亡くなっちゃったとか
山田風太郎なんかが顕著だが、作者自身が低く評価してる作品と
それに対する読者の評価って食い違いがあったりするからな
山風や連城さんみたく地力が高かった作家ほどそうで、何を書いても
ある程度のレベルは保持できる実力があるから、読者からしてみれば
死後に出た作品が、なんでこれが未発表だったのか理解できないっていう 『人間動物園』や『流れ星と遊んだころ』も雑誌掲載から単行本出るまで5年以上かかってるし、
単純に母親の介護で忙しくて加筆修正に手が回らなかったんだろうな 当時の担当編集者のインタビュー。
ttp://hon.bunshun.jp/articles/-/5188
>>文春の担当者が生前にこの作品の改稿について打合せした時は、
>>「冒頭の官能描写がしつこいですね」と仰ったので、少し刈り込んであるそうです
若干手は入れてあるみたい。 隠れ菊って柴田錬三郎賞受賞作というから
てっきり時代劇かと思ったら
そんなこともなかったぜ 柴錬賞は直木賞の次のステップの賞
これを取る作家は直木賞以降の作品も評価されてるということだし
直木賞を経ない場合は既にその段階を越えてると見なされてる そういえば連城作品って明治・大正の話はいろいろあるけど
江戸時代より前の時代が出てくるのは『女王』ぐらい? >>30
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B4%E7%94%B0%E9%8C%AC%E4%B8%89%E9%83%8E%E8%B3%9E
ありがと。皆川博子「薔薇忌」は舞台をテーマにした短編集、
篠田節子「仮想儀礼」は新興宗教、角田光代「紙の月」は銀行横領だし
確かに時代劇関係無いな。 ステップ?
そうなのか
それは知らなかった
ありがとうな
でも受賞者見ると
柴錬の作風とは関係ないな 連城さんに時代小説を何作か書いて欲しかった気もするけどね
あまり戦国にも江戸時代にも興味無さそうだった >>31
女王とは卑弥呼のことらしいな
その頃何かがあって現在も女性天皇はタブーになっているという事だ 厳密には時代小説と言えないんだけど、江戸以前の中世(?)が舞台の作品があるにはある
『たそがれ色の微笑』に所収の短編「風の矢」 主人公がキツネっていうので驚いた。
ミステリーとしても面白くてまた驚いた。
読んだときは嬉しかったなあ。
>「風の矢」 連城もそうだったけど乙川ももっとメジャーになりそうだけどな 吉川新人賞→直木賞→柴錬賞と順調に受賞してたから
もっと生きてれば吉川英治文学賞取ってたかもな 浅木原忍の連城ガイドブックが、論創から出るようだね。
改定があるなら、購入を検討したい。 ありがとう。1200円が2500円になるだけの増補ならいいのだけれど。 リンク先の論創詳細によると処刑〜の論などがプラスされているらしい。
残りの未単行本作品、論創で単行本とかは無理かな… >>37
遅レスで失礼します
この話、大好きです
いつも最後に泣いてしまう… >>46
12月に入ったけど予定のままで詳細な発売日出ないね 小さな異邦人、長らく有名な表題作しか読んでなかったんだが、
ちゃんと全部読んでみたら、他の収録作も傑作ばかりじゃん!
紫の傷とか美女とか、中期のわりと評価の高い短編集以上の
クオリティだと思う
これ、編者の目利きに対しても大いに拍手したい
埋もれてた中から、ちゃんといい作品ばかり集めたんだなと >>52
小さな異邦人の収録作は特に選りすぐりってわけじゃなく、
『夏の最後の薔薇』に入った連作が終わったあとに、
連城がオール讀物に発表した作品を全部集めただけだよ
黙って発表順に揃えただけで傑作揃いになるのが連城の凄みだと思う そうだったのか…
恐れ入谷の鬼子母神とか言い様がない 真相の衝撃度でエス君に匹敵するのっていったら
「花緋文字」(『夕萩心中』収録)
「花虐の賦」(『宵待草夜情』収録)
「夜よ鼠たちのために」(『夜よ鼠たちのために』収録)あたりかな
長編だと『終章からの女』を推す 「過去からの声」はぶっ飛んだな
これは長編のトリックとして使って欲しかったぐらい 綾辻行人が贈る物語で選ぶだけのことはあるな。>>過去からの声
出だしから文章が丹念に書かれていて何度読んでも飽きない。 >>65
語り手はただ事件に関して口を噤むと決めただけで
別にそのメ欄のことはしてないと思う
そういや連城作品って語り手が気付いた真相を公表しないで終わる話が多いような >>66
連城はラスト数行で覆るってイメージを勝手に持ってたから、これは何か読み落としてて理解出来てないのかなと思ってしまった
この本は他読んでみたら3分の2ぐらいの所で真相がわかってあとはその後の話みたいなのが多いな
あんまりズガンとは来ない 過去からの声、語り手が真相に気付いた理由も述べられてて上手く作ったなと思ったけど、話自体は同じアイディアのものがありそうな感じがした。ないのかな? 「メビウスの環」とか「奇妙な依頼」とか“最後の真相”すら信用できない 文春で恩田陸が21世紀ベストミステリーの8位に小さな異邦人を入れてたな 美女読んだけど喜劇女優 夜の二乗 夜の右側は傑作だし砂遊び 他人たちも面白かった
Amazon評価がこんなにも低い理由がわからん 美女読んだけど喜劇女優 夜の二乗 夜の右側は傑作だし砂遊び 他人たちも面白かった
Amazon評価がこんなにも低い理由がわからん >>68
亀だが、小松左京唯一の(たぶん)SF要素一切なしの
純粋なミステリー「共喰い〜ホロスコープ誘拐事件〜」
が、ちょっと近い
ちなみに同じ短編で、こっちの方が数年早い
似てるといってもあくまでちょっとだけどね
超変化球な(メル欄)誘拐事件って点で SFならエスパイ
ミステリなら美女
71が二度書く気持ちもわかるぜ 小松左京と連城三紀彦といえば
デビュー当時の連城が幻影城でのアンケートで
国内ベスト3に小松左京の「時の顔」を挙げてるな
あと2つは松本清張「装飾評伝」と岡田鯱彦「薫大将と匂の宮」 図書館で「小さな異邦人」を借りてきた。
読むのが楽しみ。 図書館で借りたというと血迷う人もいるので、買ったと言う方が無難。 「この貧乏人が」とか言い出す奴は見たことある
DVDをレンタルしたって書いた場合でもある
要するに、隙あらば何かしら罵りたいってやつです でも生涯独身だったからなあ…
ご両親も亡くなってるし(御母堂はわりと最近まで生きていた)、
天涯孤独の物故作家の死後に出た本の印税って
どこにゆくのかね
まあ、もしかしたら兄弟はいるかもしれないが
兄弟もいなかった場合はどうなるんだろ
出版社丸儲け? >>79だけど、近くの本屋では売ってなかったんだ。
だから図書館で借りた。 >>85
何人かはわからないけど、お姉さんがいらっしゃると何かで読んだ記憶はあるので、ご存命ならばそちらに印税が行きそうな。
ところで、尼にアップされてるガイドのレビュー、えらいボロカスにくさしてるんだが、何なんだろうあれは。私怨か? >>88
ガイドについての感想も書いてないし、読んでないんじゃないの?
私怨だと思う。 ネット上には一度も面識が無い人間でも一方的に憎んだり出来る
ふしぎな人がたくさんいるしねえ ガイド本購入された方、内容の方はいかがでした?
値段が張るので迷ってます。
連城初心者でこれから読む順番なんかを考える参考になるかなと思ってるんですが。
オススメですか? 連城三紀彦レジェンド第二集の収録作
「ぼくを見つけて」
「菊の塵」
「ゴースト・トレイン」
「白蘭」
「他人たち」
「夜の自画像」 読解力の無さから未だに流れ星と遊んだころのトリックが理解できないンゴ… >>95
一集目に比べるとミステリー的にはやや小粒かな…
小説としてはどれも一流だけど 昨日の朝日新聞(27面)の「この一冊に出会えたから」って記事(読者アンケート)に「私の叔父さん」と回答してる人が居た >>52
俺も表題作しか読んでなかった。
いいこと教えてくれて、ありがとね。