山田風太郎 其の二十三©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
忍法帖シリーズ簡易ガイド(2014年2月現在)
◎入手容易 △厳しい ×不可能、図書館へどうぞ
◎甲賀忍法帖 講談社文庫 角川文庫
◎江戸忍法帖 講談社文庫
◎くノ一忍法帖 講談社文庫、角川文庫
◎外道忍法帖 河出文庫
◎忍法忠臣蔵 講談社文庫
◎信玄忍法帖 河出文庫
◎風来忍法帖 講談社文庫 角川文庫
◎柳生忍法帖 講談社文庫 角川文庫
◎伊賀忍法帖 講談社文庫 角川文庫
◎忍法八犬伝 講談社文庫 角川文庫
◎魔界転生 講談社文庫 角川文庫
◎忍びの卍 角川文庫
◎忍法創世記 出版芸術社・小学館文庫
◎忍法相伝73 戎光祥出版
△忍法剣士伝 角川文庫(品切れ。電子書籍版あり)
△忍者月影抄 河出文庫(品切れ)
×飛騨忍法帖 文春ネスコ(絶版)
×自来也忍法帖 文春ネスコ(絶版)
×魔天忍法帖 徳間文庫(絶版)
×笑い陰陽師 講談社ノベルス(絶版)
×銀河忍法帖 講談社ノベルス(絶版)
×忍法封印いま破る 講談社ノベルス(絶版)
×海鳴り忍法帖 講談社ノベルス(絶版)
×秘戯書争奪 角川文庫(絶版)
×忍者黒白草紙 角川文庫(絶版)
×忍法双頭の鷲 角川文庫(絶版) 山風自己評価
忍法帖
A―甲賀、くノ一、月影抄、忠臣蔵、信玄、柳生、伊賀、魔界転生、卍、陰陽師
B―江戸、外道、風来、八犬伝、銀河、封印、海鳴り、柳生十兵衛死す
C―軍艦(飛騨)、自来也、魔天、剣士伝、秘戯書争奪、黒白草紙(天保)、
双頭の鷲(妖)、武蔵野水滸伝
P―相伝73
明治もの
地の果の獄のみB、あとはA
時代もの
A―妖異金瓶梅、妖説太閤記、魔群の通過、八犬伝、婆沙羅、室町お伽草紙
B―白波五人帖、叛旗兵、旅人国定龍次
C―妖説忠臣蔵、女人国伝奇、明治かげろう俥(運命の車)、おんな牢秘抄、
修羅維新牢(侍よさらば)
D―いだてん百里
E―御用侠
ミステリ
A―夜よりほかに、太陽黒点
B―十三角関係、誰にも出来る殺人、青春探偵団、棺の中の悦楽
C―厨子家の悪霊、落日殺人事件(短篇集、現在の表題は帰去来〜)、神曲崩壊
ノンフィクション
風眼抄、半身棺桶、死言状、臨終図巻あたりはA、日記と同日同刻は採点不能 ※これから山風作品を読む方への注意
作品のカバー裏のあらすじ紹介には重大なネタバレを含んでいる場合があります
特に、廣済堂文庫ではこの傾向が顕著で、
代表的なものに「太陽黒点」「江戸にいる私」「切腹禁止令」があげられます
また、インターネット書店や個人サイトでのレビューにおいても
同様にネタバレの危険があるので注意をしてください
特にレビューでネタバレされていることが多いものに明治ものの「黄色い下宿人」 ※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 以上、天婦羅終了。
1〜5は前スレから転記。
6は一般的な注意事項として追加。
修正を要する件があれば諸賢の御指摘を乞う。 現代の忍法帖の後継者って誰だろ。
聖闘士星矢?西尾維新? >>11
団体戦勝負が大好きな少年ジャンプ編集部。
リンかけも北斗の拳もドラゴンボールも大元のモチーフは山風の忍法帖、という妖説(山風)がある。
真偽の程は定かではない。 星矢は基本ぶっぱ合戦だし、流行ったのは25年くらい前で現代じゃない
西尾は荒木飛呂彦や上遠野浩平のフォロワーってだけ
上遠野も荒木の影響が強いし、荒木もまた横山光輝の影響が強い
スタイルとして定着してるから誰が後継者かってのは難しいね
・一人一芸
・チーム戦
・疑似科学的なディテール
忍法帖の特徴をこれに絞ると案外食戟のソーマかもな
あと忍法帖としては例外的作品だけど、
魔界転生フォロワーとしてはFateシリーズもそうかも知れない そろそろ発掘作品で一冊作れたりしませんかね日下さん 十兵衛三部作、忍法帖は甲賀、伊賀、月影、信玄、笑い、忠臣蔵くノ一、卍をよみました。今、剣鬼喇嘛仏を読んでいます。
どの作品も引き込まれて読後唸ったり、アッと思ったり。
スレは1〜ここまで読んできましたが、そこで話がつながっている忍法帖が銀河とありましたが、先か後か、つながっているのはどの忍法帖だったのか控え忘れ、また1からスレを読み返す気力がありません。わかる方教えてください。よろしくお願いします。
忍法帖が終わったら、眼中の悪魔か叛旗兵を読もうと思ってます。山田風太郎ワールド、深いです。 『武蔵野水滸伝』上巻読了(2回目)下巻突入中。下巻の解説(小学館文庫版)の菊地秀行は『魔界転生』の再現だと評価してたけれど、山風先生の自己評価ランクCにも納得。
『魔界転生』は転生衆に追いかけられる描写で肌がザワザワした記憶が残ってるが、『武蔵野水滸伝』は前回読んだのは確か7〜8年前なのに、あらすじすら覚えてなかったのも仕方ない出来だ。 『妖説太閤記』を読むと
司馬遼太郎が読めなくなる。
吉川英治は読めなくならない。 >15
『銀河忍法帳』の続編にあたるのが『忍法封印いま破る』だったと思う。ただ、『封印』の方は絶版(kindle版が出る前の話)だったから3年くらい前にやっと手に入れたけど、まだ読んでないから
ホントのところは分かんない... >>18 >>19さん
教えて頂きありがとうございます。
早速メモって後日読みます。 >>21
ざっと確認した限り、今はこうなる
◎紙の本で入手可能 △電子書籍のみ ×入手不可、古書か図書館へ
◎甲賀忍法帖 講談社文庫/角川文庫
◎江戸忍法帖 講談社文庫
◎くノ一忍法帖 講談社文庫/角川文庫
◎外道忍法帖 河出文庫
◎忍法忠臣蔵 講談社文庫
◎信玄忍法帖 河出文庫
◎風来忍法帖 講談社文庫/角川文庫
◎柳生忍法帖 講談社文庫/角川文庫
◎伊賀忍法帖 角川文庫
◎忍法八犬伝 角川文庫
◎魔界転生 講談社文庫/角川文庫
◎忍びの卍 角川文庫
◎忍法創世記 出版芸術社/小学館文庫
◎忍法相伝73 戎光祥出版
△軍艦忍法帖 角川文庫(別題:飛騨忍法帖)
△忍者月影抄 角川文庫
△自来也忍法帖 角川文庫
△忍法笑い陰陽師 角川文庫
△忍法剣士伝 角川文庫
△銀河忍法帖 角川文庫
△忍法封印いま破る 角川文庫(※銀河忍法帖の続編)
△海鳴り忍法帖 角川文庫
△秘戯書争奪 角川文庫
△忍者黒白草紙 角川文庫
△忍法双頭の鷲 角川文庫
×魔天忍法帖 徳間文庫(絶版・電子書籍なし) >>11
甲賀忍法帳フォロアーのラノベはそこそこ見るが
他の山風作品の影響が強い現代作家はあんまり見ないな >>24
山風にちゃんと「影響を受ける」為には
昔の知識階級人の分厚い教養と、戦争を経て冷め切った世界観が要求されるからな。
大衆化=白痴化が極まった現代人には無理な相談だろう。 それは影響がどうのってレベルじゃなく山風のコピーだろ
忍法帖だって大衆化が始まった60年代ならではの小説だし、
60年代のナンセンスだって戦前のデカダンスがルーツだしな
60年代の忍者ブームも大正〜昭和初期の立川文庫や伝奇小説があってこそ
歴史ってのは連続的なものなんだから、
美化された過去を根拠に現代を否定しちゃダメだ 24の疑問を理解できてない上に論旨も滅茶苦茶な奴に道理を説いても無理な話だよ 甲賀忍法帖は小説だけでなくマンガのフォロアーも数限りなくいるからな
突出して影響力があるんだろう だれそれが影響を受けたというより、定番を作ったということがすごい
忍者であれば、山風の忍法帖と村山知義の忍びの者以降、影響を受けてない忍者ものはないだろうな
五味康祐の柳生武芸帳も柳生のイメージはすごいけど、忍者の描写はありきたり >>31
忍者武芸帳(影一族)は山風の、ワタリ(第一部)は村山知義(直接奥瀬平七郎かもしれない)の影響を受けてると思うけど
伊賀の影丸の丸パクリと違ってオリジナリティがすごいし、科学的理屈付けも山風と違った面白さがある
ヴィジュアルという強みがある分、忍者イメージに関しては山風なみの影響力だと思う 影一族は凄いよな
忍者をシートン動物記のように描くんだからな 質問なんですが、誰が敵のところに行くか話し合いをしているときに
「よし、俺が死のう」と言うやつが出てくる山田風太郎作品はありますか?
昔読んで、台詞にインパクトがあって覚えてるんですが
台詞しか覚えてないです。ググっても出てきません >>34
多分、忍者月影抄です。
相手の動向を探るために死にに行くんですよね。
〇〇箱に入って。 >>35
まさか即レスが来るとは思わなんだ
ありがとうございます
早速買ってきました。楽しみ 甲賀忍法帳(バジリスクが先)とか魔界転生は忘れないのに
「忍者月影抄」って読んだハズなのにさっぱり覚えてないわ
ここは初見のつもりでもう一回読めるって前向きに解釈しとこう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています