山田風太郎 其の二十三©2ch.net
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>>356
読み返してみてないのでなんだけど、
妻妾同居だったのは、著者の家ではなく、知人の家のことだったかもしれない 「エドの舞踏会」再読。山県有朋夫人の話は女の怖さをよく描いてるなー。初読時も怖かったが再読しても怖かったw
作中に出てくる十五代目市村羽左衛門ってこの人、戦時中に軍需工場で働く人向けに慰安目的で催された歌舞伎の舞台に立ってて
最晩年のその舞台を若い頃の山風が見て不戦日記にもその名が記されてる歌舞伎役者の御当人じゃねえか! 最晩年というか、おそらく最期の舞台だね。
臨終図鑑だと、羽左衛門の項は、「歌舞伎座に行った山田風太郎は記す〜」とそのエピソードが
「秀吉はいつ知ったか」にも、この観劇について二編が載ってる。
格別ファンだったわけでも無く、たまたま貰ったチケットでの観劇だし、
山風大得意の『意外な同時代人のすれ違い』を地でいっている 山田風太郎 育児日記を読了。
没後5年経って娘さんが嫁ぐ時にもらったものを出版したそう。
普段書いてた日記から子どもの話を抜粋して改めて書き直して渡すなんて、なんて可愛いお父さんなんだろう。
ほのぼのとした雰囲気が漂う一冊。 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ 本日の発売の週刊新潮
北方御大が風太郎先生に怒られたエピソードをエッセーに書いていた >>364
「週刊新潮」ですね。どんな風に怒られたのか、興味あります。
本屋に行かなくては。 新バジリスク一話が今放送終わったけどめちゃくちゃ不評やで 時間を止められたり超能力を使うやつが出てくるというレビュー見て読むのやめたな
その時点で山風忍法帖が何たるかわかっていない駄作だもの… 過去の名作のタイトルを改めたコミック化を経由(甲賀忍法帖→バジリスク)して、
原作ではなくコミックの方に準ずると主張すれば
コミックの権利者が勝手に正式な続編を名乗ったメディア展開をしてもいいのか? いいから出来てるんじゃねえの?
原案としてもクレジットがないのはクソだと思うけど
でも山風は伊賀の影丸すら問題にしなかったでしょ
自作に対する自信の現れだと思うけど、権利関係は大らかな人
昔アホな編集者が影丸に推薦文書いてくれってオファーしたことあったらしい
さすがに怒って断ったらしいけど、それすら笑い話にしてる
この前のFateの炎上も生きてたら鼻で笑ってただろうな おおらかなのはいいんだが、自作の収録状態とかにも無頓着だよなw
清張もそうだが、あっちこっちの出版社で色んなの編んでるから、短編揃えるの結構大変
星新一なんか、こっちとこっちを一緒にしたんで、これを買った人はあれを買う必要はありません
とかあとがきに書いてるくらい細かったが 今だったら日下さんがテーマごとに編集してるんで作品は比較的容易に読めるが、
やっぱ全集出してくれれば一番楽なんだよなあ。 関川夏央「戦中派天才老人山田風太郎」再読。この本はよくできたパッチワークであると同時に、
ボケとツッコミの本なのだなと再認識する。だが、要所要所で時代背景や山風の著作などを
適切に引用する関川夏央の手腕は素晴らしいとも思った。 「魔界転生」が今年の10月から12月にかけて舞台化
十兵衛の上川隆也、宗矩は松平健
ttps://natalie.mu/stage/news/266559
演出の堤幸彦が、松平さんに今まであまり見たことのない領域に
踏みこんでもらいたいとコメントしてるので、せがわ版のツインテール宗矩並みの
インパクトある宗矩が見れるかもしれないと思うと楽しみだ >>375
ライブでやるとは天晴れだがチャレンジングだな。
松平健は全く心配無いが上川隆也はどうなのか、過去に凄い殺陣の印象は無いが。
観る人の基準はどうしたって日本映画三大殺陣の一つと云われる千葉真一vs若山富三郎になるから厳しいぞ。
上川頑張れ。 >>377
376じゃないけど
内田吐夢「宮本武蔵一乗寺下り松」の錦之介武蔵vs吉岡一門
黒澤明「椿三十郎」の三船敏郎vs仲代達矢
私見なので異論は当然 >>377
>>376っす。
これも当然私見なんで異論は当然として。
一つは「雄呂血」のバンツマ。
もう一つは>>378氏と同じあの一瞬。
ちなみに同じく「椿三十郎」の三船は伝説のワンカット二十人斬りも常軌を逸してる。 私見なら「言われてる」じゃなくて勝手に言ってるだけじゃんw
しかしまた魔界転生かよ
忍法帖最高傑作とは言え魔界転生だけメディアミックスありすぎ
舞台でスペクタクルを見せたいなら他の忍法帖でもいいと思うんだが
まあそんだけ深作版のインパクトがでかかったってことなんだろうな 原作とはかなり違うのに実写化する時は四郎が主役になる深作版を踏襲する不思議。
それほどインパクトがあり、2時間程度にまとめるのに都合が良いのだろう。
原作通りに実写化しようとしたら大河なみの話数が必要だし。大河でして欲しいけど転生シーンがNGか。
舞台、観に行きたいな〜 國營の大河ドラマで妖説太閤記を実写化…は、無理だな絶対。
エロ抜きにしたとしても各方面から苦情・抗議が殺到しそうだ。
ラストの徳川家康の独白にあるように、
これほど人民を虐待した武将も珍しいのに
いつまでも人民に敬愛され続けてるのが不思議でならない。
俺自身は豊臣秀吉は大っ嫌いだし、
何より日本人の一人として日本人を「女と同じ馬鹿な奴ら」と思いたくはないんだが。 日本人としての自覚あるけど女みたいにバカな奴らって意見は否定せんわ >>374
>>374
最晩年の山風にインタビューをしたのは関川夏央と森まゆみ。
しかし老齢の山風は話が飛んだり、同じことを何度も言ったりと耄碌気味。
でも、偉大なエンタメ作家の最後(になるかもしれない)言葉をなんとか本にしたい。
といわけで、関川は発言の断片をつなげて会話が成り立っているようにしたてた。山風本人からは「君はパスティーシュが上手いな」とほめられた。
森は発言をあえてそのまま文字化した。「対談の文字起こしというのはもっときれいにまとめるものです」としかられた。 BSジャパンで4月から「くノ一忍法帖 蛍火」放送とあり。
千姫の?ん?蛍火なら甲賀忍法帖?と疑問符だらけでニュースを読んだら「忍法 双頭の鷲」だそうだ。ああ、未読の忍法帖がまだある。
山田風太郎の忍法帖を実写化する時はなんでほぼ「くノ一忍法帖」ってつけるんだ。 >>388
寛容を旨とする俺でさえ、微塵も期待できないんだが
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1517256248/
【ドラマ】ベッキー、連続時代劇で初主演「この瞳の色をいかした“くノ一”役、嬉しい」 >>388
主人公が男二人なのに、くノ一三人に変更
うち一人はベッキー
どう考えても地雷作品じゃん (´・ω・`)
山風作品の実写映像化で上手くいったの無いよね
ジュリー版魔界転生は殺陣の見事さで補ってるけどストーリーそのものはクソだし
窪塚版魔界転生やSHINOBIも酷かった
Vシネも総じて微妙
警視庁草紙は割と好きだが最終回の改変がこのスレで不評だった記憶 >>391
深作版の大胆なアレンジはありだと思うよ
ガラシャ、但馬守、天草四郎らのキャラも立ってるし
成功してるからこそ>>382-383のように、後追いがみな原作でなく深作版のリメークになってる
原作とはほぼ全く関係なくなって、オリジナルな良さはあっても、原作の良さ見どころは皆無だけど
基本、技術的制約もあって日本映画に山田風太郎忍法帖は(そのままでは)向かないんだろうね
むしろ漫画の方が成功してる 魔界転生は原作に忠実にやろうとすると登場人物多すぎてさばききれないからな 深作魔界は転生衆が靄の中を馬でドカドカ駆けてくるとこが原作の再現度高くて好き >>391
警視庁草紙は以前川路役だった近藤正臣がいい塩梅の爺様になってるので、ご隠居役を近藤にしたリメイクが見たかったりする。 双頭の鷲って紙の新刊で手に入るんだっけ?
BSのドラマだと復刊するか微妙だけど 電子版だけだな
自己評価も低いし実際微妙だから復刊もされなかった
ベッキー出演ありきの企画なのかねえ
風太郎忍法帖と言えばくノ一だけどエロすぎてテレビじゃ難しい
だから男忍者を女体化させるってアイデアは面白い
まあその時点で原作に対するリスペクトはゼロだけど
本当は原作に忠実な方が上手く行くんじゃねえの?
商業的に成功したのって魔界転生以外はバジリスクだけじゃん
深作版は忠実ではないけど、エッセンスは抽出できてた気はする
但馬守の「息子と闘いたいから転生する」ってくだりは原作より良かった 死言状がちくま文庫から発売。この本も色んなとこから出されてる息の長い本だな。 >>398
映画の場合は原作に忠実じゃない方が面白い気がする
というか忠実度はどうでもいいんで、映画の出来次第だね
黒澤明の傑作、椿三十郎だって山本周五郎原作なんだけど、言われて読み返してもわからないくらい見る影もないw
赤ひげはかなり忠実だけど Amazonによると角川文庫の双頭の鷲が3/24に発売予定となってるね
これが色々と復刊のきっかけになればいいな メディアミックス展開不可能なのが
荒山徹さんの作品か。 忍法帖と明治物だけでも全集のように揃って出せないかなあ。 ミステリは光文社文庫
幕末長篇はちくま文庫
幕末短篇に小学館文庫
でだいたい揃っている
あとは徳間で中絶した時代ものを他所で出し直してくれれば 今は純文学でも滅多に全集出ないからな
忍法帖の長編はたまにびっくりするくらいダメなのがある
ただ短編は総じて悪くない
明治ものも全部が傑作ってわけじゃないけど、忍法帖みたいな大外れはない
そういうのが筑摩で全集を出すに相応しい「格」なのかも知れない 光文社のミステリ傑作選は明治ものが入ってないのがな そのくせミステリではないものも入ってるし 光文社のはミステリとナンセンスの忍法帖以前の雑多な作品群をまとめるって意味合いもあっただろうし
明治はちくまで既にまとまってたからな。 おんな牢秘抄や妖異金瓶梅も入ってないから非歴史でまとめたんだろ 妖異金瓶梅 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)に「人魚灯籠」は収録されている?
知っているかた教えて下さい。 >>416
ありがとうございます!
さっそく購入します。 忍法帖の短編集を買おうと思ったら
品切れ、再販未定だった
増刷・再販してほしいが、出版界が元気ないからなあ
電子書籍には抵抗あるんだが 古本かな。電子は電子でかさばらないからいいんだが所有してるという感覚はないね 『風来忍法帖』を再読中・・・、やはり風太郎先生は素晴らしい
先月読んだ、半村良の『慶長太平記』(祥伝社ノン・ノベル、全3巻)
結末の投げっぱなしぶりが酷すぎ、あまりに読後感が悪かったせいで
風太郎先生の偉大さを再認識してしまった 何がきっかけだろうと双頭の鷲再刊めでたい。ほんとだよ >>422
表紙がベッキーになってなくて何より。
佐伯版持ってるので敢えて買わないが。
これをきっかけに入手困難な作品をもっと復刊しないかな。 でも傑作選扱いじゃないし、表紙も田島昭宇じゃない
売れそうだから取り敢えず刷りましたって感じなのが角川らしいわ
まあ傑作ではないけど忍法帖の中では気楽に読める話
入門編としては案外いいかもしれない 「忍法双頭の鷲」はカッパノベルスの「妖の忍法帖」で読んだ
というか小島剛夕の装画入りなんでだいぶ古色がついたがまだ持ってる
しかし「妖の忍法帖」なんて「おぼろ忍法帖」と一緒で
内容決まらないのに〆切が迫ってタイトルだけ先につけた臭いなw ドラマの感想ひとことくらいありませんか?
自分は今の時代に低予算ながら時代劇の新作を作るという心意気は買いたい。 見たいけど見れないんだ。
これがきっかけで風太郎作品の映像化がいい方向で
広まってくれたらいいなと思ってる >>426
小島剛夕の装画、覚えてる。
小説の軽妙さと挿絵のシリアスさの不釣り合いが記憶に残ってた。 軍艦忍法帖、乗鞍と岡田以蔵の絡む場面がスゲーよかった。
「この女いらなくね?」「そやね」「助けてもらった恩あるし始末するわ」の
淡々とした意気投合振りが最高に面白かった。
あと土屋蓮之丞の使い方がうまかった。
山風先生はCつってるけど俺的にはAだね。幕末好きなので。
話は変わるけど銀河の、牛牧僧五郎は過去エピだけなら主人公クラスだよね。
任務中、ターゲットのせいで仲間ともども武術生命を絶たれたけど
仲間2人は転向できず自殺するなか、新たな技術を修練し、
そんで因縁の相手を私怨じゃなく仰せつかった任務のなかで、
正々堂々真向から挑んで見事リベンジ果たして任務も達成っていうね。
めちゃ有能。そんでこれが7ページで語られているというね。
銀阿弥も「兄弟子と恋人の奸計で目ぇ潰されて復讐」とか「娘の悪事の責任とって自殺した師匠弔うため出家」とか
主人公感ある。 >>433
「軍艦忍法帳」俺が持ってるのは「飛騨忍法帖」
おやじが持ってたんだが、ボロボロになったんで裁断して電子化した
飛騨忍法帖→軍艦忍法帖
おぼろ忍法帖→魔界転生
天の川を斬る→銀河忍法帖
他に題名変わったのあるかな? 牛牧がリベンジ直前、芦部に言ってた「御鉗鎚(けんつい)賜り」みたいなセリフの
鉗鎚の意味がよく分からんだので調べたら「ご指導ご鞭撻いただき」だったんで、燃えた。
親指砕かれて鉄砲の道ダメにされたのに、ご指導ご鞭撻いただきとかかっけえ。
本気で思ってようが皮肉であろうが、テンション上がるぜ。
字面的には「一撃喰らった」程度にしか思えんよ、鉗鎚。山風先生の語彙ぱねえな・・・。 >>435
あの世代以前の作家としては尋常だろう。
むしろ現代の若い作家たちの語彙が壊滅的に貧しくて汚ないだけだ。
日本語の職人として飯を喰ってるのが恥ずかしくねえか?と素人の俺が問い詰めたいレベルの輩が多過ぎる。 ゴールデンカムイのアニメが始まったが、どうしても地の果ての獄を思いだしてしまうw
地の果ての獄の20年ばかし後の話だなゴールデンカムイは。 >>436
いやあの語彙は世代的には全然普通じゃないでしょ
鴎外とかもっと上の世代ならまだ分かるけど
同世代の司馬も漢文的な語彙は遣うけど、山風ほどじゃない
現代の作家が語彙に乏しいのは、
日本人自体から漢文の素養が消えたせいだろうね 古文漢文は当たり前、海外の小説は原書で読む。
うーむ…… >>439
> 古文漢文
まあ、これは俺ごとき者でも概ね読める。
> 海外
ほ、ほっかいどおとかきうしうのしょおせつぐらいなら。 >>438
山風の日記を読むと、日によって文体変えて書いたり、若くして語彙も文章力はすごいよ
同時代の作家だと星新一の日記が最相葉月の評伝に載ってたが、これは俺たちの文章とさほと変わらない
作家としての比較とは関係ないが、若い時から山風の文章力は卓越してたことがわかった 山風は難しい言葉を知ってて使うこともあるけど、文章自体はうまくて気取らずわかり易い
いつも感心するのが「大」をよく使うが(大宰相とか大悪人とか)使い方がうまいので、大仰にならないこと 僧五郎の顔が笑った。──きゅっと笑ったまま、しかしその高い鼻が──逆にめりこみ、
そこから鮮血が飛び散った。自分の顔に命中したものがなんであったか(中略)即死した僧
五郎はついに知らなかったかも知れぬ。
それは彼の武器たる鉛玉であった。
「きゃつ……メタルマンでござります!」
と、地兵衛がうめいた。
ROCKMON 1000 〜天の川を斬る!〜 角川の「山田風太郎全仕事」と一迅社の「幻妖山田風太郎全仕事」は内容は同じなのか?違うのか?タイトルがほぼ同じだから同じ? さっき東京医大のトイレを拝借。
風太郎先生が在学中のころとは様変わりした建物だったが、
風太郎先生もここで用を足していたかと思うとちょっと感慨に耽る。
建物の老朽化、耐震化の強化、手狭感が否めないのか、
裏に新たな建物を建設中だった。
若き風太郎先生が過ごした角筈や淀橋界隈を徘徊しながら、
戦後に書かれた日記には西新宿が廃墟だったことを思い出した。 >>438
歴史モノの元ネタとなる立川文庫とか史記とかいろんなものにも親しんでるからだろうな
忍法帖などで何度も「長蛇を逸す」を見かけたおかげで高校の頃に覚えたが
ああいうのも頼山陽とかの素養があれば信玄ネタ描く時には出てくるもんだろうし
それを応用してあちこちに使えるんだろう
>>441
まあ学生時代から受験雑誌に原稿送って何度も載ってたくらいだしな 武蔵野読了。
・・・うん。自己評価Cは納得。でも幻法知行散乱のアイディアだけは秀逸だね。
アレなら史実で死ななかった人も負けさせれるしハメ外しても扇子丸の体液が悪いって出来る。
何よりコレ、剣腕だけじゃなく忍法も継承できるなら無敵のサポート能力ではなかろうか。
おげ丸なり無明綱太郎の中身を天膳に移植したら不死かつ無敵ですわ。
忍法引き継げなかったとしても、牢姫with丸橋で無双できるよね。
ところで幻五郎憑きされた筏の三分任意車くらった扇子丸と交わった天姫の
血ぃつかった乳房相伝を浴びた人ってどうなるんでしょうね。 ベッキーのアレ、秦漣四郎抹消に爆笑。ダブル主人公のうち片方を消すとか・・・w
公式HP見る限り先輩3人も削除なのかね。いいキャラなのに。
寒河十方斎は城助の看病したりメス猿レイプ肩代わりした人で
鵜殿法印は漣四郎に女郎攻略の手ほどきしたり身代わりで死んだナイスガイなのにね。
五明陣兵衛も散り際かっけえし。
……まあ、出したところでテレビ放映じゃ原作完全再現無理だけどね。
パイパン藩主とか乙国の「褐色にちぢんだ切断面」とか、メス猿レイプとか、
忍法帖のなかでもキワモノだもの。
話じたいは短編連作の刑事ものテイストで、謎でひっぱってく手腕は流石。
藩のお偉いさんらの造詣を、人間くさい悲喜劇の主役に仕上げつつ、
それをエロスと絡めつつも各章のオチのやるせなさに結び付けられるのは
山風先生ならではの逸品だね。
あと最後の伊賀者の始末が適当すぎて噴く。 荒山徹さんは安重根を語れるが、
閔妃(明成皇后)は語れないのが、彼の限界だな。
映像化もされないし、スレは続かないし。
山風の後継者とは思えない。 唐突だが「殺人喜劇MW」って短編、昭和30年に今でいう
「ボクっ娘」を出した山風先生は凄すぎる
同時期に手塚のリボンの騎士があったが、あれはあくまで
男のふりをしてたからだし 当たり前だけどセンセの評価と読者の評価は一致しないもんだね
個人的にB評価の江戸は正直Cにも満たないなと思った
が、風来・忍法八犬伝はSじゃんコレ
ただ単にお姫様のために戦うという設定が好きなだけなのかもしれないが ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています