山田風太郎 其の二十三©2ch.net
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ベッキーのアレ、秦漣四郎抹消に爆笑。ダブル主人公のうち片方を消すとか・・・w
公式HP見る限り先輩3人も削除なのかね。いいキャラなのに。
寒河十方斎は城助の看病したりメス猿レイプ肩代わりした人で
鵜殿法印は漣四郎に女郎攻略の手ほどきしたり身代わりで死んだナイスガイなのにね。
五明陣兵衛も散り際かっけえし。
……まあ、出したところでテレビ放映じゃ原作完全再現無理だけどね。
パイパン藩主とか乙国の「褐色にちぢんだ切断面」とか、メス猿レイプとか、
忍法帖のなかでもキワモノだもの。
話じたいは短編連作の刑事ものテイストで、謎でひっぱってく手腕は流石。
藩のお偉いさんらの造詣を、人間くさい悲喜劇の主役に仕上げつつ、
それをエロスと絡めつつも各章のオチのやるせなさに結び付けられるのは
山風先生ならではの逸品だね。
あと最後の伊賀者の始末が適当すぎて噴く。 荒山徹さんは安重根を語れるが、
閔妃(明成皇后)は語れないのが、彼の限界だな。
映像化もされないし、スレは続かないし。
山風の後継者とは思えない。 唐突だが「殺人喜劇MW」って短編、昭和30年に今でいう
「ボクっ娘」を出した山風先生は凄すぎる
同時期に手塚のリボンの騎士があったが、あれはあくまで
男のふりをしてたからだし 当たり前だけどセンセの評価と読者の評価は一致しないもんだね
個人的にB評価の江戸は正直Cにも満たないなと思った
が、風来・忍法八犬伝はSじゃんコレ
ただ単にお姫様のために戦うという設定が好きなだけなのかもしれないが 江戸は子供殺したハードさを自分で買ってるんじゃないかね
忍法帖だけじゃなく、他の作品でもそこまでハードな展開は珍しい
自己評価は基本、立川文庫みたいな冒険活劇から遠いほど高い
風来や八犬伝は活劇的な設定の時点で甘いと思ってたんだろう
ただ、設定の時点で甘いのは甲賀も同じだと思うんだよな
足利義教じゃないんだから、為政者がくじ引きで後継者を決めるがわけない
でもそれは設定の不備というより戦中派の無意識の願望だろうね
戦争の死者たちを無駄死にだと認めたくないんだな
だから甲賀は傑作だけど忍法帖の最高作とは言えない
魔界転生も番外編と考えれば、忍法帖って様式の頂点は信玄か月影 >>455
まんま同意 なんか嬉しい
特に八犬伝ほんと好き 八犬伝はラストシーンがまた泣けるよね。
当事者に悲壮感がなくて、場所も明るいから逆に泣ける。 >>453
荒山先生は秀吉のファンだから、『妖説金瓶梅』で秀吉を
徹底的に侮辱した山風先生をお好きではなくて、
後継者とされなくても、かえって嬉しいのではと思いますよ >>460
>『妖説金瓶梅』
『妖説太閤記』の間違いだよね?
荒山徹がどう思うかは知らないけど、あの秀吉像は「人間の業の肯定((c)談志)」を体現してる凄みがあって侮辱とは思えんがなあ 何年か前にやってた戦嫌いの秀吉のドラマの方がよほど侮辱してると思うな 10年以上前に読んだ妖異金瓶梅を山風コレクションで再読。
初読時と変わらず面白かったが、山風の女性に対する観察眼の確かさを再認識させられた読書だった。 >>461
単なる侮辱だったらラストの徳川家康の独白はねえよな。 家康って言えばせがわまさきの描く家康は妖怪じみていて
あまり山風の家康と結びつかないな
金玉アゴも黒幕だから如何にも不気味で悪そうにしようって感じの
安っぽいハッタリ的なデザインって感じ
オリジナル作なら別にああいう家康でもかまわんと思うが、
山風作品の家康像って秀吉と比べてもっと普通の人って感じなんで
凄い才覚を持った普通の人 でも『妖説太閤記』の太閤さんは
美女への執着が気持ち悪かったぜよ >>466
金への執着、勝利への執着、自分流プライドはの執着…何の執着もない奴は主人公にしてもつまらんだろ
英雄太閤の出世の原動力を「美女への執着」という身も蓋もないものに還元して描いたからこそ面白いんだと思うけどな
自分が嵌めた美男に「お前など真から女に惚れられたことなかろう」と捨て台詞吐かれて
激怒するかと思いきや「本当はああいう男に生まれたかった」とつぶやくとこ(>>464の家康の独白にも通じる)とか鬼気迫ってるよ >>465
忘れがちだけど家康さん、風来で「トーントーン唐辛子」ダンスやらされてるからね。是非あの顔でやって欲しいね。 山風版太閤記の秀吉みてると
朝鮮人が気の毒になるな。 あの秀吉の描写を見ると、ぜひ山風にヒトラーの小説を書いてほしかったな
手塚治虫と水木しげるの描いたヒトラーは欧米人には絶対に創造しえない
ヒトラー像で面白かったし、漫画に対しての小説代表ってわけじゃないけど
山風の解釈でヒトラーを書いて欲しかった ゴールデンカムイ見ながら
「これって山風の明治ものじゃね?」とかオモタ。
マア両者の作風(斜め上のアホ展開と緻密なプロットが両立してるとことか)が似てるのもあるのが大きいが。
伊藤悠あたりに「明治十手架」とか「北の果ての獄」とかコミカライズしてほしいわ。 そこまで似てるとは思わないな
少年漫画的な熱さや幼さの残った正統派の青年漫画でしょ
似てるって感じるのは、山風がジャンプ的少年漫画の礎を作ってるからでは
もちろん地の果ての獄なんかは参考文献として読んだだろうけど
ただ幼女はいても山風的な妖女がいないんだよね
そこがまさに少年漫画っぽい部分なんだけど >ただ幼女はいても山風的な妖女がいないんだよね
狐占い師に凶悪女賊とか出てるけど確かに山風妖女には敵わんな。
どっちかと言うと明治の北海道で西部劇という要素がにているか。
そういや今のCGなら「北の果ての獄」のトレインチェイスとかできそうなものだが
..................(最近のオリエント急行思い出して).....................CG出しすぎるとチープになる悪寒もするが。 >>473
CGが多かったのは三谷幸喜版オリエントじゃなくて、テレ朝のパディントン発4時50分じゃないかな? >>473
いや、ブラナーの奴。(CGだけでなく鉄ヲタ的にもあのオリエント急行は許せん) 朝鮮出兵は秀吉の失策ってのは真実だろうし、
朝鮮人を救うためじゃないのは歴史学うんぬん以前の常識だろう。
別に山田風太郎が悪いわけじゃない。
荒山徹は私欲だけの太閤という存在を描きたくないだけ。 エイト・ドッグス買ったが、女キャラ&信乃が可愛いし、
絵柄もデザインも良かったけど、信乃が角太郎からかったり、
偽珠の文字が八犬士とリンクしてて本人達もそっちを気に入ってたりと
コメディ的に美味しい所が略されてたのが残念
村雨の居場所決める犬士のかけあい楽しみにしてたのに
忍法八犬伝一番好きだから、せがわさん次やってくれないかな… 今さらせがわが魔界転生を始めちゃったのが返す返すも惜しい
あれは他の漫画家が散々コミカライズしてるんだからもうええわ
それよりも誰も漫画化しそうもないが、放置しておくには惜しい忍法帖が
他にもたくさんあるのに 江戸忍法帖、評判いまいちだけど、童心に返って爽やかな冒険活劇として読めば
ラストバトルも燃えるし、結構面白いと思ったけどな
まあAにはいかないにしても
面白くて話もまとまってる「明治かげろう俥」「おんな牢秘抄」がC評価とは… 江戸は主人公がガキ殺されて奮起するのとサブの一般人が敵殺すところがダメだった
お前その前に部下4人やられてるのに…えっ敵そんな強くなくね???っていう疑問が先に来て >>479
ハッピーエンドの作品は自己評価が低い傾向があるような気がする >>481
「風来」もB評価だし、そういう心理は風太郎さんにあったと思うね。
後は、作中の忍法のオリジナリティも自己評価に関係あるのかも。 >>481
柳生十兵衛が出てる「柳生忍法帖」と「魔界転生」はハッピーエンドだけど例外的にA評価。自分が設定した十兵衛のキャラが好きだったんだろうな〜 同じくAの「笑い陰陽師」にも特殊な思い入れがありそう 笑い陰陽師は徹頭徹尾無意味って意味で山風は忍法帳の最高傑作だと言ってんじゃないのかw >>485
笑い陰陽師が「一番出来がいいと思ってるんだけれども、誰もそう言ってくれない」とインタビューでこたえてたのを読んだ事がある。 風来と忍法八犬伝評判良いのは、山風先生らしさと物語の王道の
バランスがいいからかな
エロ、ユーモア、冒険活劇、トリッキーな展開、聖女、男の純情
と一通りが揃ってるし
でも作者評価はBか >>483
魔界転生ってハッピーエンドかあれ?
風来もそうだけど味方にも犠牲者出まくってハッピー呼ばわりは不憫すぎ
山風は基本人と同じことはやりたくないって作家だからな
だから他の作家がやらない明治ものや室町もの、キリシタンものを書いた
王道も書かないわけじゃないけど好きでもないんだろう
だから十兵衛すら自分の手である意味惨めに殺してしまった
柳生武芸帳の十兵衛の宿敵・山田浮月斎は十兵衛を殺せなかったけど
似たような名前の山田風太郎が殺したってのは面白い因縁 >>488
柳生武芸帳は未完だからなんとも言えないけど
あの頃の五味康祐とか柴田錬三郎とかの時代小説(に限らないけど)はハッピーエンドを良しとしないとこはあるな
十兵衛は史実として早逝だから最後まで書くと天寿全うと違うエピになりがちというのもあるかも >>490
残酷物だな
五味とか柴錬は何冊も読んでたけど、そういう時代があった事は
「シグルイ」や原作の南条範夫「駿河城御前試合」で知った 主役が奔放な男の娘でヒロインが可憐なロリと、
忍法八犬伝のキャラは今の時代でウケそうだけど
源八の戦いがネックというか掲載誌を選ぶな
毛野はアレンジやぼかしでごまかせそうだけど >>492
山口譲司がコミカライズしてるけど知名度低いのかな〜
全2巻だからかなりエピソード削ってるけど、スピード感あって面白かった。
ラストバトルは馬琴の南総里見八犬伝で有名なシーンを彷彿させるし。 最近スロットから原作を知って甲賀を読みました地元なだけに知ってる地名も出てきて楽しかった
今、 「死なない剣豪 (広済堂文庫)」 読んでる途中なんですが
この短編には若き日の 柳生十兵衛(22) が登場しますが
有名な十兵衛三部作の他に、山田風太郎作品の短編で
柳生十兵衛が登場するものがあれば教えて下さい。
>>276
>>278
>>284
の 「からすがね検校」 は、未読ですがこちらには十兵衛が登場してるんでしょうか?
ちなみに 「からすがね検校」で検索したら以下の文庫に収録されてるとか
「ヤマトフの逃亡―山田風太郎傑作大全 19」(廣済堂文庫)1998年2月
「伝馬町から今晩は」(河出文庫)1993年10月
「笊ノ目万兵衛門外へ」(大陸文庫)1989年10月 >>498
「からすがね」は幕末近くの話なので、江戸時代初期の十兵衛は登場しません。 >>498
「伊賀の聴恋器」には子供時代の十兵衛出てるよ。
収録は角川の同タイトルの奴とか、ちくまの剣鬼喇嘛仏とか。
後者は尼ですら電子書籍の方しかないけど。
ちなみに角川版同時収録の「喇嘛仏」「さまよえる忍者」「小塚ッ原」は
もし未読なら、十兵衛は出てこないけど、オススメしたい。
特に喇嘛仏はせがわ先生版も素晴らしい。武蔵が可愛い。
他の作品も山風テイストあふれる逸品だし、
尼でも安く買えるので、是非。 「つばくろ試合(忍法帖)」には名前だけでてくる。
「くノ一死にに行く」「忍法鞘飛脚」に収録されてる。
「からすがね検校」は幕末の話。
幕末の柳生家当主が昔の剣豪にあやかって子どもに十兵衛と名付けただけ。 異世界転生ものばかり受ける時代に魔天忍法帖アニメ化とかないかね
主人公チートものでもないし むしろ今はチートじゃないとダメでしょ
主人公が状況に振り回されるだけで全然カタルシスがない
本人評価Cも納得の凡作だし、いまどきのアニオタに受ける要素もゼロ
それより今はゴールデンカムイのヒットで明治ものの方が企画通り易いはず
幻燈辻馬車は岡本喜八が書いた脚本も残ってるんだし >>503
主人公チートがいいのなら「おんな牢秘抄」がいいんじゃないか
姫君は美人で育ちがよくて頭がよくて剣も無茶苦茶強くて弱点はなし、ラストで彼氏がうんざりするくらいw
あとは「忍法忠臣蔵」の無明綱太郎もチート
難はどちらもとっくに映像化されてる
出来はよく知らん 話がまとまってて読後感も良い「明治かげろう俥」「おんな牢秘抄」と、
とりとめが無くてぶった切ったようなラストの
「魔天」「武蔵野水滸伝」が同じC評価ってのが腑に落ちない…
個人的には前の2作はB以上、後の2作はD以下って感じなんだけど 魔天は纏まってはいるでしょ、面白くないだけで
ニーチェの永劫回帰がテーマなんであのラストは別にぶん投げではない
ただ武蔵野は終始グダグダで確かにどうしようもない
あれよりは何十年も刊行すらしなかった創世記の方がまだマシ 主人公チートなら声優の山口勝平が妖説太閤記を大好きで
秀吉役がやりたいって定期的にツイッターでつぶやいてるな >>506
このスレだったかで、ハッピーエンドは自己評価が低いんじゃないかという考察があったね ていうか山田風太郎記念館とかあるんだな
但馬のそれも山奥のほうだから行きづらそうだけど 豊岡や城崎よりさらに田舎だからな
観光でも足が向きづらい
あれは記念館ってより地元の記念碑みたいなもんだろう
山風は養父(やぶ)で両親死んでるから養父(叔父)に育てられた
しかも医大出てるのに医師免許持ってない藪医者w 手術もしてない
小説の中ではありとあらゆることをしたが 読んだのがかなり昔で細かい所というかタイトルも忘れてたけど
最初と最後と刺身美味そうだったのは今でも覚えてる 先日、ラジオで作家の高橋源一郎氏が野坂昭如の「凧になったお母さん」を朗読しているのを聴いていて、
「忍法枯葉畳みだね」
と思ってしまった俺は山風ファンとして真っ当に歪んでいるようだ。 『婆沙羅』、読了。
あっさりとした内容と思いきや
ラストは風太郎節が全開でござった。
現在、『柳生十兵衛死す』を読んでおる。
相変わらず十兵衛の性格は最高だよ。
室町物、残り2冊も古本屋で入手済み。
舌なめずりをして読ませてもらうよ。 柳生→魔界転生と読んでみた、面白いことは面白いが、そこまで絶賛されるほどか…?という印象
ただ単に全滅エンドが好きで、主人公がタヒなない作品は自分の中では評価が低いってだけかもしれないが >>519
この作品を書いた年代にはこのような作品がなかったから評価が高いのでは。
よく原点は山田風太郎の作品とか言われるくらい今は似たような作品が山ほどありますね。
山風自身も柳生十兵衛作品は別として、全滅エンドの方が評価高い気がします。 まともに読む能力がないってだけでしょ
主人公が死なないだけで評価が下がるとか言ってる時点で歪んでる
小説の価値は好悪では決まらないよ
そもそも数ある忍法帖の中で何でわざわざヒーローもの選んでるんだ
十兵衛シリーズって書いてある時点で死なないって分かるだろ >>519
十兵衛無双期待すると肩透かし感あるのは確かやね。
でもどっちもアイディアは最高だし、停滞してるところさえ「読める」筆致がすげえ。
柳生の下巻なんて「最後から3人目」から「次」が死ぬまで260ページほどあんのに
面白いし結末のために必要だったと思わせるから卑怯だわ。
あと、漆戸虹七郎はちょろいよね。「雪地獄」の一幕要約すると
十兵衛「おまえとの立ち合い前々からたのしみにしておった」
虹七郎「それは、おれもおなじことだ!」
十兵衛「死ぬまえに、おまえと人まじりせず刃をかわしてみたい」
虹七郎「で、出来ればのう」(頬に酔ったような血をぽうとのぼらせつつ)
これがあるからこいつ好きだわ。他のどっかで「斬られて負けても別にいいや」とすら言ってやがったし。 >>521
目が歪んでたら見えるものも歪むだろうね アイディ〜ア、ディテ〜ルも大切だけど
キャラ造形も重要だと思う。
風太郎先生の場合、敵方のボスキャラや雑魚キャラがあまりにも濃すぎる。
だから時代や内容が違えども、何冊も山風作品を読むようになるんじゃないかな。
そう、麻薬と同じ。
俺も山風依存症になった一人だが。 虹七郎の魅力は
「(命をかけた十兵衞との立ち会いを)俺の後にしろ」
と言い放つところに集約されてると思う
今手元に本がないので微妙にちがってるかもしれんが 【古文書】江戸時代の忍者つらかった、甲賀の頭「秘術が信用されない」「平和な世で重宝されない」 自身の立場の衰退を嘆き将来を危惧
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1537543722/ >>525
「十兵衛見参」の「徳川家も滅んで結構!」のちょっと後かな?
自意識過剰な七本槍の中で、般若面なんざ楽勝とか言ってないのが良いね。
外道の原型・・・というか扇千代丸がパラレルな『不知火軍記』を読んだけど
ダークヒロインと扇千代丸の関係がいいね。
何より集英社文庫版のこれに入ってる『幻妖桐の葉落とし』、
こいつも短いながらに構想・展開ともすげえ見事。
実在した豊臣のアイツらをミステリーの”アレ”に見立てる着想がパねえ。
どっちも忍法帖かどうかは意見の分かれるところだけど。 柳生のお鳥みたいに作中でデブと明記されている女性は珍しいなあ
確かセンセはエッセイか何かで作中に出てくる女は美人しかいないみたいなことを書いていたような気がするのだが
醜女は出さないよってだけだったのかな くノ一忍法帖の丸橋はデブじゃないかもしれんがゴツい 昔くノ一忍法帖を読んでる時に、丸橋の姿を想像したら、アースクェイク(サムライスピリッツ)を女にしたようなのを想像してしまい、大急ぎでよした。 俺は丸橋のイメージはバレーボールの荒木絵里香186cmだな >>530
お鳥も含め、柳生忍法帖の7人はすべて美人設定だと思いますよ
>さいわいなことに、彼女たちはみなそれぞれに美しい
>七人の女は、じぶんの美しさを意識していない
お鳥もまるまるとしたとかふくよかなという描写があるだけで美人として書かれている
柳生忍法帖最大の山風美女は七人ではなく、おゆらの方だと思うけど
次点はおとね 阿福って美人設定だったかしら
バジリスクではだまし絵みたいな顔してたけど くノ一verは美人。じゃないと般若寺風伯が・・・w 今やってるリリースザスパイスってアニメの敵キャラで丸橋みたいな女がw 魔界転生の舞台見てきた。
いろいろ筋が変わってるけど、魔界転生を好きな人が
魔界転生を読みこんで作り上げた作品への愛が伝わってくる舞台でよかった。
由比正雪がすごいことになってていいよ 角川ブックウォーカーでついさっき70時間角川文庫全文試し読み始まったんでよろしく
山風もたくさんあるよ本選んで試し読みをクリック
https://bookwalker.jp/search/?qcat=&word=山田風太郎 よろしくって別に社員じゃないけどな
角川+山風での絞り込みがよくわからん >>538
由比正雪出したのは立派だな
原作でもほぼにぎやかしと言うか狂言回しだったのに
しかし田宮坊太郎まで出てるのにやっぱ如雲斎はいないのか
まあ但馬守とキャラ被るからな
天草四郎が森宗意軒の役回り兼ねるのと同じようなもんで 忍法帖かどうか議論の分かれる慶長大食漢と嗚呼益羅男読了。
前者は大友忍法とか森宗意軒の系統で兵糧ドーピングして
武官も文人もいいよう操ってて、強いね。茶屋は強い。
スーパー山風大戦があったら間違いなく無明綱太郎と料理で張り合う。
あと家康にスイカ振る舞う場面で忍者本多〜思い出した。
後者は・・・忍法こそ出てこないけど、うん、やってることは笑い陰陽師だね。
むしろ忍法なしのガチなセールストークと発想力で一財築いた竿兵衛は、すごい。
銀河とか封印とか読んだ後だと本当コイツ絶妙なタイミングで長安見限ったなって思う。
そんな嗅覚ふくめ、果心堂の商売敵やれる。
あとくノ一死ににゆくのおふう雇うべき絶対雇うべき。
技術レベルが冷蔵うんぬんで止まってる時に「生きたまま、しかも子孫残せる」おふうは貴重。
慶長大食漢のあとに読んだときの「竿兵衛は茶屋リスペクトしてる」はステキ。 外道忍法帖の秦卍丸と弟子丸銅斉って実はメチャクチャ強いよね。あっけなく処理されてるけど。
前者は
・人体を内部から壊せる威力を一定時間保てる駒を複数射出可能
・駒は複数人の平衡感覚を攪乱するのも可能
・交合さえすれば男女どちらにでも変身可能
と、如月左衛門に火力と幻術与えたような代物。
後者は
・忍者を必ず殺す銃を喰らっても液状化で無効化する肉豆腐
・人間を一撃必殺し、かつ、移動にも使える髪縄
つう夜叉丸の完全上位互換。
何より忍法帖では無敵の鉄砲をコイツ、喰らったのに生きてるからね。
死んでようやく発動するクソ火力持ちがひしめく外道においてコイツらは
普通に戦っても強いレアなケース。
むしろ天姫のアレは蝋涙鬼の下位互換感さえある。
物理攻撃無効化のない蝋涙鬼。
そして何度か読んでようやくワカる、『佐橋与七郎の皮をひん剥いた犯人』。
秩父八十八もね、忍法双頭の鷲の伊賀者が道具使ってようやくやれた
肉鉋を”爪”でやれるんだから、地味に相当やばい。 山風の母校の東京医大で不正入試の実態がどんどん明るみに出てるなw 山風なんか浪人しまくりなんだから絶対入学できなかったね
ただあの時代の医者は本物の知識階級=支配階級だからな
山風も父方・母方ともに華族の家系(だから浜尾四郎・古川ロッパと親戚)
現代ならむしろ忖度されて受からせて貰ってた側かもな まあ、戦時中の理系偏重の政策もあって医者を早く養成しなきゃならなくて
多少点をオマケしてもらったってのはあったかもなw 山田風太郎、星新一、筒井康隆
鬼才・奇才と呼ばれる人を見出す天才だな、乱歩は 風太郎日記を読んでたら「平凡」のクイズを自分で書いたという記述があった。
正式に歓喜先生ものに加えないとならないんじゃないか? 山風が乱歩に「君は才能がある」って言われて感激してたら
新人には誰にでもそう言ってたって笑い話もあるけどな
とにかく新人は誰でも褒める人だったから
ただ山風にとっていい出会いだったのは確かだろう
早くに亡くしたお父さんと同世代でしょ?父親も乱歩の本名も「太郎」だったし
乱歩と同じ病気になって同じ日に死んだってのは偶然だけど
運命みたいな部分では父親を渇望してたんだね
まあ山風のエッセイなんかだと乱歩は「おもろいおっさん」みたいな扱いだけど
あれは照れ隠しでもあったんだろうな >>550
「先生は眼高手低の人ですなあ」と失礼極まりないことを直接言ったり
「乱歩が戦後積極的な性格になったのは、禿頭が恥ずかしくない年齢になったからに違いない」
などという失礼極まりないエッセイを書いたり、とんでもない息子だけどねw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています