山田風太郎 其の二十三©2ch.net
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>>519
この作品を書いた年代にはこのような作品がなかったから評価が高いのでは。
よく原点は山田風太郎の作品とか言われるくらい今は似たような作品が山ほどありますね。
山風自身も柳生十兵衛作品は別として、全滅エンドの方が評価高い気がします。 まともに読む能力がないってだけでしょ
主人公が死なないだけで評価が下がるとか言ってる時点で歪んでる
小説の価値は好悪では決まらないよ
そもそも数ある忍法帖の中で何でわざわざヒーローもの選んでるんだ
十兵衛シリーズって書いてある時点で死なないって分かるだろ >>519
十兵衛無双期待すると肩透かし感あるのは確かやね。
でもどっちもアイディアは最高だし、停滞してるところさえ「読める」筆致がすげえ。
柳生の下巻なんて「最後から3人目」から「次」が死ぬまで260ページほどあんのに
面白いし結末のために必要だったと思わせるから卑怯だわ。
あと、漆戸虹七郎はちょろいよね。「雪地獄」の一幕要約すると
十兵衛「おまえとの立ち合い前々からたのしみにしておった」
虹七郎「それは、おれもおなじことだ!」
十兵衛「死ぬまえに、おまえと人まじりせず刃をかわしてみたい」
虹七郎「で、出来ればのう」(頬に酔ったような血をぽうとのぼらせつつ)
これがあるからこいつ好きだわ。他のどっかで「斬られて負けても別にいいや」とすら言ってやがったし。 >>521
目が歪んでたら見えるものも歪むだろうね アイディ〜ア、ディテ〜ルも大切だけど
キャラ造形も重要だと思う。
風太郎先生の場合、敵方のボスキャラや雑魚キャラがあまりにも濃すぎる。
だから時代や内容が違えども、何冊も山風作品を読むようになるんじゃないかな。
そう、麻薬と同じ。
俺も山風依存症になった一人だが。 虹七郎の魅力は
「(命をかけた十兵衞との立ち会いを)俺の後にしろ」
と言い放つところに集約されてると思う
今手元に本がないので微妙にちがってるかもしれんが 【古文書】江戸時代の忍者つらかった、甲賀の頭「秘術が信用されない」「平和な世で重宝されない」 自身の立場の衰退を嘆き将来を危惧
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1537543722/ >>525
「十兵衛見参」の「徳川家も滅んで結構!」のちょっと後かな?
自意識過剰な七本槍の中で、般若面なんざ楽勝とか言ってないのが良いね。
外道の原型・・・というか扇千代丸がパラレルな『不知火軍記』を読んだけど
ダークヒロインと扇千代丸の関係がいいね。
何より集英社文庫版のこれに入ってる『幻妖桐の葉落とし』、
こいつも短いながらに構想・展開ともすげえ見事。
実在した豊臣のアイツらをミステリーの”アレ”に見立てる着想がパねえ。
どっちも忍法帖かどうかは意見の分かれるところだけど。 柳生のお鳥みたいに作中でデブと明記されている女性は珍しいなあ
確かセンセはエッセイか何かで作中に出てくる女は美人しかいないみたいなことを書いていたような気がするのだが
醜女は出さないよってだけだったのかな くノ一忍法帖の丸橋はデブじゃないかもしれんがゴツい 昔くノ一忍法帖を読んでる時に、丸橋の姿を想像したら、アースクェイク(サムライスピリッツ)を女にしたようなのを想像してしまい、大急ぎでよした。 俺は丸橋のイメージはバレーボールの荒木絵里香186cmだな >>530
お鳥も含め、柳生忍法帖の7人はすべて美人設定だと思いますよ
>さいわいなことに、彼女たちはみなそれぞれに美しい
>七人の女は、じぶんの美しさを意識していない
お鳥もまるまるとしたとかふくよかなという描写があるだけで美人として書かれている
柳生忍法帖最大の山風美女は七人ではなく、おゆらの方だと思うけど
次点はおとね 阿福って美人設定だったかしら
バジリスクではだまし絵みたいな顔してたけど くノ一verは美人。じゃないと般若寺風伯が・・・w 今やってるリリースザスパイスってアニメの敵キャラで丸橋みたいな女がw 魔界転生の舞台見てきた。
いろいろ筋が変わってるけど、魔界転生を好きな人が
魔界転生を読みこんで作り上げた作品への愛が伝わってくる舞台でよかった。
由比正雪がすごいことになってていいよ 角川ブックウォーカーでついさっき70時間角川文庫全文試し読み始まったんでよろしく
山風もたくさんあるよ本選んで試し読みをクリック
https://bookwalker.jp/search/?qcat=&word=山田風太郎 よろしくって別に社員じゃないけどな
角川+山風での絞り込みがよくわからん >>538
由比正雪出したのは立派だな
原作でもほぼにぎやかしと言うか狂言回しだったのに
しかし田宮坊太郎まで出てるのにやっぱ如雲斎はいないのか
まあ但馬守とキャラ被るからな
天草四郎が森宗意軒の役回り兼ねるのと同じようなもんで 忍法帖かどうか議論の分かれる慶長大食漢と嗚呼益羅男読了。
前者は大友忍法とか森宗意軒の系統で兵糧ドーピングして
武官も文人もいいよう操ってて、強いね。茶屋は強い。
スーパー山風大戦があったら間違いなく無明綱太郎と料理で張り合う。
あと家康にスイカ振る舞う場面で忍者本多〜思い出した。
後者は・・・忍法こそ出てこないけど、うん、やってることは笑い陰陽師だね。
むしろ忍法なしのガチなセールストークと発想力で一財築いた竿兵衛は、すごい。
銀河とか封印とか読んだ後だと本当コイツ絶妙なタイミングで長安見限ったなって思う。
そんな嗅覚ふくめ、果心堂の商売敵やれる。
あとくノ一死ににゆくのおふう雇うべき絶対雇うべき。
技術レベルが冷蔵うんぬんで止まってる時に「生きたまま、しかも子孫残せる」おふうは貴重。
慶長大食漢のあとに読んだときの「竿兵衛は茶屋リスペクトしてる」はステキ。 外道忍法帖の秦卍丸と弟子丸銅斉って実はメチャクチャ強いよね。あっけなく処理されてるけど。
前者は
・人体を内部から壊せる威力を一定時間保てる駒を複数射出可能
・駒は複数人の平衡感覚を攪乱するのも可能
・交合さえすれば男女どちらにでも変身可能
と、如月左衛門に火力と幻術与えたような代物。
後者は
・忍者を必ず殺す銃を喰らっても液状化で無効化する肉豆腐
・人間を一撃必殺し、かつ、移動にも使える髪縄
つう夜叉丸の完全上位互換。
何より忍法帖では無敵の鉄砲をコイツ、喰らったのに生きてるからね。
死んでようやく発動するクソ火力持ちがひしめく外道においてコイツらは
普通に戦っても強いレアなケース。
むしろ天姫のアレは蝋涙鬼の下位互換感さえある。
物理攻撃無効化のない蝋涙鬼。
そして何度か読んでようやくワカる、『佐橋与七郎の皮をひん剥いた犯人』。
秩父八十八もね、忍法双頭の鷲の伊賀者が道具使ってようやくやれた
肉鉋を”爪”でやれるんだから、地味に相当やばい。 山風の母校の東京医大で不正入試の実態がどんどん明るみに出てるなw 山風なんか浪人しまくりなんだから絶対入学できなかったね
ただあの時代の医者は本物の知識階級=支配階級だからな
山風も父方・母方ともに華族の家系(だから浜尾四郎・古川ロッパと親戚)
現代ならむしろ忖度されて受からせて貰ってた側かもな まあ、戦時中の理系偏重の政策もあって医者を早く養成しなきゃならなくて
多少点をオマケしてもらったってのはあったかもなw 山田風太郎、星新一、筒井康隆
鬼才・奇才と呼ばれる人を見出す天才だな、乱歩は 風太郎日記を読んでたら「平凡」のクイズを自分で書いたという記述があった。
正式に歓喜先生ものに加えないとならないんじゃないか? 山風が乱歩に「君は才能がある」って言われて感激してたら
新人には誰にでもそう言ってたって笑い話もあるけどな
とにかく新人は誰でも褒める人だったから
ただ山風にとっていい出会いだったのは確かだろう
早くに亡くしたお父さんと同世代でしょ?父親も乱歩の本名も「太郎」だったし
乱歩と同じ病気になって同じ日に死んだってのは偶然だけど
運命みたいな部分では父親を渇望してたんだね
まあ山風のエッセイなんかだと乱歩は「おもろいおっさん」みたいな扱いだけど
あれは照れ隠しでもあったんだろうな >>550
「先生は眼高手低の人ですなあ」と失礼極まりないことを直接言ったり
「乱歩が戦後積極的な性格になったのは、禿頭が恥ずかしくない年齢になったからに違いない」
などという失礼極まりないエッセイを書いたり、とんでもない息子だけどねw >>551
もちろん>>550が言うような照れ隠しの裏返しみたいなのもあっただろうし
学生時代から天国荘みたいなことやったり偽名で映画評論書いてたりするような
若き誠也君から漂うトンガリっぷりも含めて乱歩は評価してたんじゃないかな ハゲについては山風だけでなく
「江戸川乱歩作品集決定版全120作品+11」に平林初之輔他が乱歩について書いたエッセーが載ってるが
「乱歩くんはあの通り髪は少ないが」とか「乱歩自身髪の少ないのを気にしているが」とかハゲネタが多すぎw
横溝正史も>>548の三人も乱歩へのイヤミかよと言いたい位晩年(筒井は存命だが)でも髪フサフサだよなあ ただ、山風の乱歩ハゲ論は知ってる人もいるだろうけど、乱歩の探偵小説四十年で
自己の病気や体調に関する記述はたくさんあるのにハゲの記述は一切ないっていう
きちんとした論拠があるからなw >>554
みんなわかってたんだろうなw
>>553 「乱歩自身髪の少ないのを気にしているが」 >>554
まあ、ハゲは病気や体調ではなく、仕様なんだがwww
記述が一切ないってのはやはり不自然だね >>550
横溝正史にも風ちゃん風ちゃんと可愛がられてたよな風太郎先生。
で、風太郎先生も乱歩みたいに明言こそしてないが、横溝正史の事も敬愛する事大だったのはわかる。
人間臨終図鑑の乱歩の項目から横溝の項目を続けて読むと、いつもつい泣けてしまう。 そりゃ乱歩に面と向かって「先生は眼高手低ですね」って言った人だからな
でもそういうキツいこと言っても可愛がられる人柄だったんだろうね 時代劇専門チャンネルで姫君捕物控やるね
観たことないから楽しみだ すいません初めて書き込みます。
忍法モノを大体時系列で読んできたんですが、陰陽師でなんか途中で止まってしまいました。
潮時でしょうか? 刊行順じゃなくて時系列か
wikipediaに載ってる順序ということなら
別に無理に読まなくていい ウィキペって大体刊行順じゃなかったでしたっけ?
頑張って、陰陽師やっつけようと思います。
ありがとうございました。 忍法帳の長編ははA評価とB評価読んでりゃそれでいいよ。短編読みたけりゃ
ちくま文庫の全集読めばいいし。ただし、明治物は全て読んだ方がいいと思う。 忍法帖評価Cだけど剣士伝も良いと思うけどな〜
あと、評価のない忍法創世記も。 陰陽師は独特だよね
悪くはないけどAはちょっと
明治物はすべておすすめ
晩年の室町物も好きだなあ 陰陽師は山風的には忍法帳の最高傑作らしいからまあ我慢して読むしかねえなw
あれほど無意味無目的でどうでもいい話もねえだろ?w 最高傑作って……テレ隠しかなんかの類いじゃないんッスかねぇ〜〜〜?
世間じゃあ忍者の人…忍者小説の大家みたいなイメージの僕だけど……
こんな軽妙洒脱な…エスプリのきいた…今風のオモシロ物書きなんだよんっていうような……
ある種……なんて言うのかな………
正直キッツイわ〜〜〜…… >>571
創世記はそうでもないけど、俺も剣士伝は好きだな
忍法帖のチーム戦を実在の剣豪でやったのが面白いし、その状況にもっていく設定が実にうまい
同じ趣向では魔界転生の出来には到底かなわないけど、メイン忍法のビジュアルの妖しさは魔界転生より毘盧遮那如来の方が上 >>574-575
アクション抜きでほら話に徹したという面で、実際作者的には好きな作品なんだろうね
聴恋器とかさまよえる忍者とかと同じ方向 剣士伝は2組目が好きだね。
弟子達をほどよくカマセにしつつ木造の相打ち謀略も進行、
そんでびるしゃなが効かない!? みたいな少年漫画展開持ってきて
最後は史実に落とし込むというね。しかもそれが短編級の尺。
創世記は牢姫と七兵衛だけでだいたい許せる。
そもそも47歳あたりで「妖かしの美少女」「ツンデレ男子」を描ける感性よ。 牢姫は今のラノベとかソシャゲのキャラでも全然行ける
それこそfgoとかにもいそうな秀逸なキャラ造形
ただ忍法帖ってスタイルが完全に限界だったからな
「どう書いても面白くならねー」って作者の叫び声が聞こえる
出来はそんなに悪くないんだけど、刊行したくなかったのも分かる
十兵衛死すは創世記をリメイクしたんだろうね
最後の室町もの、十兵衛シリーズ最終作にして山風最後の小説
んで同時に最後の忍法帖でもあると >>580
創世記がなかなか書籍化されなかったのは三種の神器が問題だったという噂も聞きますね。
途中から三種の神器というワードが出てこなくなったかわりに牢姫というものすごいキャラが出てきましたが。 やっぱ最初は伊賀と柳生の偽神器が本物として奉られる展開にしようとしたけど、
さすがにそれはヤベーかも…と思って方向転換したのかね?
創世記はおぼろ月にかかるたびに柳生無双する又十郎が好きだ 新紙幣の五千円札に津田梅子が採用されたが、津田梅子と同じく日本の女性教育者の先駆けの
山川捨松が出てきた幻燈辻馬車の話を思い出したりした。 風来忍法帖って映画化されてたのね
渥美清主演で
いま見てきたわよ
ようつべで
きゃはー 烏丸ルヴォワールを読んでやっと忍法帖ネタに気付いた
1作目はまったく気付かなかった 山風のエッセイで知った山本嘉次郎監督の「馬」という映画がある。
実質的な意味で黒澤明が初監督した作品であり、見たいと思ってたが過去に一度ビデオ化がされたきりで
名画座にもかからない作品だった。だが今、朝日新聞出版から発売されている黒澤明DVDコレクションで「馬」が発売された。
もちろん初のDVD化である。字幕やチャプターがついてないという問題はあるが、まずは見れる機会を得たことを喜びたい。
山風ファンの人も見てみるといいかもよ。 おいお前ら、人間臨終図巻が漫画になって発売されてるぞw 何か妙な人気があるんだよな人間臨終図鑑
まともに山風作品読んでない人が特に持ち上げてるイメージ
コンセプトは優れてるけど、面白い作品なんて他にいくらでもある >>591
臨終図鑑からの落穂拾いっぽい『神曲崩壊』も好きだな。
自分は、図鑑の乱歩の項目から横溝の項目を続けて読むと泣ける。 人間臨終図巻好きだな
若くして亡くなった人の死に様は読んでいてなんだか複雑な気分になって面白い
「パッパ死んだんか、ほーん」で切腹かなんかして死んだ赤穂浪士の誰かはなぜか覚えている 山風好きには嫌がられるだろうけど臨終図巻の平成版誰か書かないかな >>593
たぶんそれは大石内蔵助の息子の主税やね。 >>594
読んでないけど平成臨終図鑑って本は出てるな ttps://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029637240-00 今さらな疑問なんだけど「魔界転生」で直接は出てこないけど
実在の人物のごとく武蔵の想い人としてお通が存在してるよね
あれって吉川英治の遺族に許可取ったのかな?
(おぼろ忍法帖の連載は吉川の死後2〜3年後)
それともこの頃は大らかな時代だったから他の作家の創作した
キャラクターを使っても文句なんて言われなかった?
とはいえ吉川が連載中にまだ存命だったたら、お通って名前を
はっきり出すのは山風もためらったかもしれないけど 都筑道夫が『新顎十郎捕物帖』を書いた際に、『顎十郎捕物帖』の作者久生十蘭の遺族に許可を得てるし、金田一少年も横溝正史の遺族にお伺いを立てたと聞いたことがある。 >>599
へえ、そんな常識もわかんないんだ
そっちこそどういう感覚してるの?
何歳?
>>600
そうそう、それが普通の感覚だよな お通どころか最終章が「魚歌水心」だからなw
あきらかにパロディだから許可取るなんてしてないんじゃないかな
おおらかな時代だったてのもあるでしょうね
その程度でクレームだったら、山風は横山光輝をフルボッコにしなきゃいかん 横山光輝をフルボッコなら、石森章太郎には張り手三発くらいか
みんな故人なのが寂しい 「風眼抄」を読み返したら、「吉川文学雑感」他、吉川英治についての文章があった
宮本武蔵についてはこう書いてあった
下宿していた家のご隠居が、新聞を待ちかねていたが、中学生と老人が、その面白さに意気投合する小説なんてめったにあるものではない
そしてまた小学校当時から愛読し、大人になって以後もなお愛読させる作家などというものは、吉川英治を以て空前絶後とするであろう。 やっぱ英治は特別なんかなぁ
頭デッカチ作家連中には無い、プロレタリア臭が胸を打つよね 電子書籍だと吉川英治はただみたいな値段で読めるから、今ずうっと読んでるが
宮本武蔵は前半は息も継がせぬ面白さだけど、一乗寺後ちょっと中だるみして、巌流島直前で盛り返す
むしろ、山風はあまり評価してなかったような晩年の、私本太平記や新書太閤記がむちゃくちゃ面白いんで驚いた 忍びの卍を読み終わったが一番最後の新井白石のなんたらにいう。――後の文がよくわからん…誰か教えてくれんか
ストーリーは面白かった 忍者三人いいキャラしてる 史実だったり権威的なやつにスットコドッコイ話をこじつける常套手段 古本屋で偶然発見した講談社のイン・ポケットの1999年10月号。「忍法帳完結対談」と題して
山田風太郎と馳星周の対談とその他の山風の記事の小特集が載っている。
だが俺が一番驚いたのは亡くなる2年前の山風の姿。今まで見たことのある晩年の写真はまだ頬に肉がついてたが、
この対談で載ってる写真じゃ頬の肉もなくなっちまって本当のヨボヨボの爺さんになっちゃってる。
団鬼六もそうだったが、人間歳を取るとああなっちまうんだなと無常観にとらわれる。 いや別に男前で売ってたわけでもないんだから
小松左京みたいな体型だったらまだ分かるけど元から痩せ型でしょ
なぜそんな無常観とか大袈裟な話になってるのか分からん
最晩年は車椅子だったけど、側に奥さんがいたしな
好きに食って飲んで、書いて、子供の頃は不幸だったけどいい人生だよ 陰陽師読了
ギャグのテイストになんとなく筒井康隆に似たものを感じたね 笑い陰陽師は1967年発表
筒井康隆はやっとハチャメチャ路線はじめた位の頃だから、筒井康隆「が」似てるんだろうね
筒井自身は「陰茎人」について、なんで俺がこの発想ができなかったかと兜を脱いだ的なことを書いてた 山田風太郎にしては珍しく
筒井康隆の単行本の帯に推薦文書いてたな 筒井の「トラブル」なんてまるっきりSF版忍法帖だ(ほめてる) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています