山田風太郎 其の二十三©2ch.net
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>>629
自身の戦争経験によるんだろうけど、山風は結局この世は強い方が勝つって達観してるとこがあるからな。
そういう意味ではどっちが善でどっちが悪というような方向には余り偏らない。 >>631
歴史作家の資質の違いが一番表に出るのは
幕末の描き方だと思うんだ。
坂本龍馬暗殺の描き方の場合
司馬遼太郎→龍馬はよくやった、龍馬を殺した幕府方はおかしくなっていた。
山田風太郎→龍馬も龍馬を殺した幕府方も自分たちの立場でよくやった。
早乙女貢→龍馬はテロリスト、龍馬を殺した幕府方はよくやった。
中村彰彦→龍馬は薩摩藩の陰謀で殺されたんだから、幕府方は悪くない。 坂本龍馬暗殺は
NHKの歴史番組や巷の謎解き本(陰謀論)のせいで未解決事件だと思っていたから
「警視庁草紙」でふつーに京都見廻組の今井信郎が殺したことになっていて
あれ?となったの。マスコミが興味本位で歴史の謎に仕立てていただけだったのね。 >>632
早乙女貢が師と仰ぐ山本周五郎も善悪は相対的であるという視点があるけど(ながい坂でも樅の木は残ったでも)
その点では不肖の弟子ですなw
周五郎も風太郎もさすがに巨匠と言われる人は、歴史を単純な善悪に決めつけてみる視点は超越してますな >>633
異説は色々あるみたいだけど、写楽の正体程度の異説でしょう 異説といおうか、歴史の真相商法でしょう。
短編の『怪異投込寺』では
写楽の正体探しがブームだった時世に
ふつーに阿波藩の斎藤十郎兵衛を出してきたし
異説や珍説に関心がないといおうか
流行りものに迎合したくないという考えもあったのかもしれないね。
その点は友達だった高木彬光とは対照的。 犯人は今井信郎でほぼ間違いないってのが定説になったのはそんなに昔でもない
山風が活躍してた頃は有力容疑者の一人くらいの扱い >>636
異説だから珍説だから使ってみようってとこはないんだよね
だから天海僧正=明智光秀説なんてとらない
結構真面目に自分が歴史の真実(可能性がある)と思ってることを書きたいんじゃないかな
妖説太閤記の本能寺の変のカラクリも、「秀吉はいつ知ったか」というエッセイにそのまま根拠を書いてる さすがに外道忍法帖のオチは歴史の真実の可能性があるとは思ってなかっただろう >>639
まあ、歴史物に限ってということにしてくれw
というか自分オリジナルの珍説奇説はOKだけど他人のには乗っからんてことかな(除くパロディ) >>637
東洲斎写楽の正体は昭和の間は学者レベルでも別人説が優勢だったが
近江屋事件の陰謀論は学者レベルではまったく相手にされてないよ。
歴史作家と歴史評論家と市井のアマチュア歴史家の想像を
TV局や出版社が面白おかしく拡散させていたという程度。
松浦玲著『暗殺』(1966年)
「見廻組による暗殺という事実は、もう動かない」
一般にも京都見廻組の犯行だと広まったのは
大河ドラマの『龍馬伝』あたりからになるのかね。
>>638
会津藩の伊賀忍者と薩摩藩の甲賀忍者が幕末の京都で戦うというストーリーで
当時の要人たちが入れ替わり立ち替わりに関わってくるような展開だったら
素っ頓狂な理由を用意して龍馬を殺していたという気がしないでもない。 早乙女貢の幕府贔屓(官軍アンチ)の歴史観には賛同しないけど
安直な陰謀論で責任転嫁するようなことをせず
堂々と佐幕の立場を支持してみせたのはさすがに見識があったと思います。 まあ山風自身も歴史的事実を踏まえた上で面白い小説を書きたいってことは言ってるよな。
だから物語自体の枠を設定する時に歴史的事実それ自体をいじくるってことは余りしない(魔天のような例外はあるが)。
妖説太閤記がもう真骨頂だよな。「秀吉は悪党だった」って観点から山風が秀吉の人生を検証してみると
フィクションであることはわかってても名探偵の謎解きのように真実性を持って迫ってくる。 >>640
もしや徳川幕府の三代目将軍は忍法争いで決められたのが史実かもしれないとお考えで? >>644
歴史者に限ってということにしてくれというのが読めんのかねw >>641
会津忍群vs薩摩忍群は面白いと思うが
山風でも幕末の忍者の書き方は、時代錯誤な生き残り的なのが多いね
藩として大々的に忍者軍を使うような(江戸初中期舞台の忍法帳のような)展開のはないよね >>646
会津忍群vs薩摩忍群 は思いつきで書いたネタだが
山風の忍法帖風で話を作るなら
京都守護職で会津藩主の松平容保(兄)が大政奉還派で
京都所司代で桑名藩主の松平定敬(弟)が大政再委任派で
会津藩の甲賀忍者と桑名藩の伊賀忍者が
大政奉還後の京都で戦うことになりそう。
さらに忍者の援護として
会津藩は新選組
桑名藩は京都見廻組をつけてくれるw >>645
徳川将軍の跡目争いが歴史物ではないと? この数十年、史料以外にも他ジャンルにわたる研究で秀吉↓、信長↑が研究者の総意
秀吉の場合、明治から太平洋戦争に至るまでの天皇、中央集権化に利用されたからという理由はあるようだが、
そこまでひどく言わなくてもええやん・・・と、大阪のひとならショックを受けるかもしれない この数年の歴史研究に限れば
織田信長・・・権威と秩序を尊重し、保守・現実路線で優等生型。ただ隙は多い。
豊臣秀吉・明智光秀・・・実力派だが何をやらかすか分からないから油断ができないバケモノ。
みたいな感じじゃない?
フィクションでの信長と光秀のイメージが研究の場では逆転したような。
個人的にはフィクションの魔王信長のイメージに一番近いのは
越後の毘沙門天様だと思っていますが。 最近の信長観は破天荒なようで実は相当伝統や秩序を重んじてた、ただ身内には甘いって印象ね 松永弾正もそんな感じだな
まあBSの番組で見ただけだが いまから考えると
明石散人の『二人の天魔王』の信長解釈はいい線をいっていたのね。
本自体は逆張り通俗歴史解釈でしたが。 >>658
勝田文が作画
週刊モーニングで今週から連載 最近歴史を知るとマカテンってベトナム戦争の空気感に触発インスパされたんかなって
戦力的に圧倒的強者側が縛りルールとか諸々で削られてって結果敗北しましたっていう おぼろ忍法帖連載時はそこまで泥沼化してないよ
韓国とかSEATOが参戦した頃で、圧倒的強者(米国)が敗北する気配はまだない 戦時中を経験してる風太郎が
そういううわっつらの部分にやっすいインスパイアされるってのも違う気がする
歴史や講談からもさまざまなパターンは血肉にしてるわけだしな マカテンなんてやっすい言い方がむかつくがw
ベトナム戦争を想起させる要素なんて、最初の島原の乱くらいしかないだろ
最近知った歴史ってのがベトナム戦争なら、リアルタイムでその頃の日本の空気感を知ってるが、100%関係ないと断言するよ どうかなぁ…アンタら凡人とは吸ってる空気が違う…もしくは同じ空気でも全く違う感覚だったんじゃ?
まあ言い方アレやとしても山風は大人でアンタらはガキでしょ?
言い方アレやとしても少なくとも 俺はガキだが山風と同じ空気を吸ってる
きみはその頃は空気は吸ってないどころか存在もしてないが、山風と同じ天才だからひらめいたってわけか
なるほどね そんなにいじめないでやれやw
「最近歴史を知ると」なんて言っちゃう頃は、自分の乏しい知識の範囲内で
俺ってすげーこと発見しちゃったとか思いがちなのはありがち
否定されても固執しちゃのも、まあありがち モーニングのやつって女やったんやな
原作が主役やから別にどうでもいいけど何で女漫画家ってどうしようもなく女を出してくるんやろうか 少女達と無敵の人による或る秘めやかな「性的儀式」
無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと
量子的シンギュラリティに関する最終報告
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 十のキャラデザ考えたの誰か知らんが奇抜すぎるやろ
なんでお父様ツインテールなん? あれは萎えるな、何を調子ブッこきまくっとんねんって話やねん
とみ版こそが最強やのんねん 深作版魔界転生を久しぶりに見てみる。やっぱり面白い。
やはり特筆すべきはクライマックスの業火の中での千葉真一十兵衛対若山富三郎宗矩の対決。
実際に燃えるセットの中で行われる殺陣の緊張感と緊迫感が凄まじい。
あらためて見て気づかされたのは、実の息子の十兵衛ですら好敵手と見なして戦いたいと願わずにはいられない
宗矩の剣鬼としての業の深さというか、剣への思いだった。 天草四郎がラスボスという設定はあとの映画や歌舞伎がフォローしてるぐらいだから秀逸だな
これは原作が悪いというのではなく、小説の面白さと映画の面白さは全然別で
映画を面白くするには原作とは離れていいんだという見本だね 映画漫画それぞれ良さはある
それにしても原作が1番面白いと、つくづく思わされたね まあ天草四郎ラスボス化は横溝の某作からのインスパイアだろうけどな
深作版は見所は多いし、原作より良い部分もあるが傑作とは言えない
映画特有の現場主義に引っ掻き回されて話が無茶苦茶になってる
ジュリーと真田広之のキスなんか何の意味もないし >ジュリーと真田広之のキス
話題性という大変重要な意味がある >>678
ネタバレになるから作品名は言えない
でもドラマ化はされてるから、40年前ならそこそこ有名なネタだったと思う
今は魔界転生の方が有名になっちゃったけど 元々フィクションの世界では天草四郎こそラスボスだからなあ
島原の乱も講談では「天草軍記」だし、横溝作品とは限らんのじゃないかな
黒幕の森宗意軒をラスボス化したところが山風らしいとこで
天草と同じく時代劇有名人の由比正雪も下っ端扱いなのがまた面白いんだけど
深作は映画にするには(ビジュアル的にも)天草四郎の方がいいと判断したんだろうな >>676が示唆してるのは横溝の時代物(非ミステリかつ超有名海外作品の翻案)かなと思ったり。
まあ、身も蓋もなくぶっちゃけるなら、天草四郎のラスボス化は尺の都合が一番大きい理由かと思うわ。 俺も映像版のイメージで原作読んだら天草がただの雑魚同然で唖然としたクチ 雑魚ではないだろう…
ハプニングが無ければ剣豪誰も勝てない 魔界転生では黒幕=ラスボスではないだろ
ラスボスは武蔵 相手は、み、み、宮本。――
武蔵か
おれは、おれ。柳生十兵衛だ >>658
そのあと頁をめくって、最終章が「魚歌水心」だったときは、鳥肌が立った 山風先生の現在最高の
後継者や荒山徹先生だろうか? >>687
ご本人は五味康祐ファンなんだそうだから、ここでなく五味スレに書け >>688
作風はどう見ても
山風御大譲り。
サヨク史観を排除した知性も
山風よりすごい。 山風よりすごいんだったら、こんなとこに書いてないで荒山徹スレに書けば? ほぼ忍法帖しか読んでないからミステリ板?って違和感ある マルクス主義史観じゃないから凄いってのはないな
歴史の解釈なんて流動的なんだから、単に時代が違うってだけ
荒山も悪くはないけど、時代性を差し引いても山風の足元にも及ばない
荒山が山風みたいに何か新しいものを作ったことはない
あと山風の凄みは、やっぱあの圧倒的な文章力だな
山風のアイデアをパクった作品は山ほどあるけど、あの文章に肉薄した作品なんかひとつもない 焼跡日記とか一連の日記の文章もすごいよ
たまにしかないけど、帰り道の風景を描写してるとことか名文だ 後継とかじゃないけど20〜30年前の菊地秀行は面白かった
本人も月影抄の解説で書いてるけど山風の影響がでかい >>687
後継者、という訳ではないけれど魔界転生の影響を受けて作られた奈須きのこの
Fateシリーズだったらメディアミックスしまくって今最高に儲かってるな だいたい伝統芸能じゃないんだから、小説の世界で後継者とかおかしくないか?
山風が忍法帖だけの人だったら、その分野でいいのを書いてれば、忍者小説の後継者と言ってもいいかもしれないが
山田風太郎の後継者とは言わないだろうな 誰か、
柳生忍法帖のラストのように、女が敵に裸で捕まってしまう場面がある他の山風作品をご存知の方
短編でも構いませんのでどうか教えてください、片っ端から読みあさりたいです 魔界転生は半裸だけど全裸より恥ずかしいかっこにされる 養父市の記念館行ってみたいなあと思い続けて早10年 >>700
俺も
大阪だけど、そのためだけに行くとなると結構遠いし
本気で行こうと思えばいつでも行けるってのもある
あと柳生・伊賀・甲賀もそんな感じw 兵庫の北は関西ってより山陰だからな
方言も南の方とは結構違う
観光のついでにしても行きづらいし、採算取れてるのかね
それとも落合記念館みたいに一種の税金対策だったりするのか 観光ではないが、親戚の法事で広徳寺に行ったときは
柳生三代の墓が並んでいるのを見て、魔界転生のあのシーンを思い出して感無量だった 舞台「魔界転生」
12月25日(水) 19:00〜22:54
BS日テレ
収録日・収録場所
2018年11月13日/東京 明治座
https://www.bs4.jp/makaitensho/ >>704
ストーリーめちゃくちゃでギャグが寒かったが、殺陣はよかった
特に十兵衛・上川隆也と但馬守・松平健の決闘は素晴らしい
最後無刀取りなところは深作版オマージュなんだろう 佐伯俊男亡くなったんだな
角川文庫の表紙といえばこの人だった 坪内祐三も亡くなったな。山風の日記についてちょっとした文章も書いてたみたい >>706
山風表紙描く前から画集集めた位好きだったのに残念だなあ
75歳だから、80過ぎてもばりばり描く人も多い絵描きとしては早死にだ >>686
読者は吉川武蔵は読んでるという前提の章題だよなあ
実際、読んでる方が魔界転生は楽しめるのはたしか
なのでKindleで吉川英治全集(のうち既読の武蔵以外)を読んでる
電子書籍だとタダ同然なのがありがたい 元ネタ知らない人のために親切に解説してくれるリメイクを希望 >>710
リメイクてなんだ?
将来、註釈を入れた版は出るかもしれないなあ
芥川短編全集を読んだとき、註だらけで、こんなことまで入れないとわからないのかよというのがたくさんあった
活字離れを食い止めるためには、ラノベ以外はみなそうするぐらいは必要かもな 当時の流行りネタみたいなのもあれば
当時の一般教養や娯楽として当たり前に通じたものもあるだろうし
歴史などの知識を問われるものもある
そういうのとは別に作者についての情報を集めてるマニアだからこそ分かるような作者の個人的なネタもあるだろうし
線引きは難しいな
あるいは何でもないダジャレで言われれば分かるけど見逃してしまうようなものもけっこうあるが
いちいち気づかせるのは無粋だしな
逆に分かるとものすごく楽しいってのはある
室町お伽草紙なんかたたみかけるようにいろんなネタが混在してた 山[田風太]郎ではなく山[本周五]郎の柳橋物語を新装版で読んだけど註が充実してたなあ
荷葉飯とか三つばんとか書替役所とか前後関係でなんとなく読んじゃってた言葉もはっきりわかるのはよかった
「ひといろ=一種類」「しかつめらしく=まじめくさった」なんてのはここまで必要かと思ったけどw
若者に時代小説を読んでもらうのは大変だ モーニングスレのこの書き込みには頭抱えた↓
>「殺気立てる人心を和らげるは芸術に如かず」も
>意味がよくわからなかった
>殺気立つ人々の心をなぐさめることは芸術より劣る、ということ?
>そもそも柔らげるって漢字間違ってるし
これすら注釈が必要なのか?
しかも自信たっぷりに漢字間違ってるしってお前
複数即レスついて指摘されてたしここまでアレなのは少数派だと信じたいが 「和らげる」が「やわらげる」と読むことはわかっても間違ってると思い込むとは、
どういう思考回路なんだろw 「妖異金瓶梅」は山風作品個人的ベスト5に入るくらいなんだが
長らく重版未定状態なのなんとかならんかな?
新しめの角川文庫のベストコレクションの中でもこれだけ入手難で
オススメしづらいわ 忍法八犬伝のwikiの備考欄には
『忍法帖シリーズでは〜(必要ないと思うけどネタバレ防止のため)』
とあるけど…
本編のラスト1ページを見る限り違うと思うんだけど、どうなんだろう? >>716
電子書籍があるだろ
でもエロだらけで別の意味でお薦めしにくいと思うけど
>>717
そうか?
どっちでも取れるってほど曖昧な終わり方でもないような >>718
個人的には力尽きた描写に見えたのよね
きっと、そうなんだろうが
Wikiにそう書いてあるのは『明確にタヒんだと書かれていないから』だと解釈したんだけど 力尽きて死ぬほどの致命傷も負ってなかったでしょ
まあ好きに解釈したらいいんじゃない
それを他人に押し付けない限りは読者の解釈は自由
あの姿のまま生き続けるって虚しさの方がいいとは思うけど >>721
買ったぞい
連載開始の頃には誰も考えもしなかっただろうけど
今のコロナ騒動を巡る世相とちょっと重なる感もあってタイムリーだな
良漫画化 妖説太閤記、無茶苦茶面白いな。
数多ある太閤記の中で一番秀吉の実像に近いと思う。 吉川英治の新書太閤記と交互に読むと、あまりのギャップにトリップ感を味わえます 「テレビ特区」って深夜バラエティ番組の
番組側から事前に渡された課題本から早押しクイズを出題する
「ヤバイ本から出すクイズ」という企画で
3/27(金)深夜放送回のお題が人間臨終図鑑だったそうだが、見た人いる? 幼児性愛の部分はデフォルメしすぎだと思うけど
輿入れは早くても身体が成熟するまでは普通手を出さないでしょ
戦国時代だって10代前半の妊娠は珍しいんだし
側室の若さは単に秀吉の独占欲の強さの顕れだろう
でも史実はともかく秀吉の内面はあれに近かっただろうな
権力者ってのはいつの時代も誰でも、あれくらい醜悪で貪欲なもんだ 北朝鮮の将軍様みたいな世襲の権力者はともかく
一代で権力を手に入れた実力者は、貪欲さとともに人を惹きつける魅力も併せ持っていないとなれないわけで
妖説太閤記の秀吉もリアルな人間像だけど、柴田勝家を滅ぼす位までは魅力もちゃんと書かれてるとこがすごい
その後の老害ぶりはすさまじいが、吉川太閤記はそこに行く前に未完で終らせてるとこがずるいw 司馬遼太郎さんの太閤記もそうだな、家康上洛で終わってるから。
まあ晩年はどんな書き方しても、どうにもならないからなw
妖説太閤記は秀吉と半兵衛のコンビっぷりが本当にいい。
半兵衛も大概なのに、秀吉のお陰で清涼剤みたいになってるw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています