今年も終わるので最近の作品でやられたのをいくつか

・松本英哉『僕のアバターが斬殺ったのか』 ミステリの題材としてARゲームを扱った新機軸

・市川憂人『ジェリーフィッシュは凍らない』 シンプルかつ大胆な仕掛けで『そして誰もいなくなった』に挑んだ作品

・白井智之『おやすみ人面瘡』 全身に顔が発生する病気が流行っている世界の中で披露される、おそらく前例のなさそうなトリックの数々

・伊吹亜門「監獄舎の殺人」(短編) 法月にもあった死刑囚の毒殺ホワイダニットを扱った時代ミステリ。二転三転する解決が面白い