マジで「やられた!」ミステリ 第三十一巻 [無断転載禁止]©2ch.net
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国内・海外、長編・短編問いませぬ。
古今東西「叙述トリックの名作」や「マジでやられた!」と思ったミステリを語りませう。
【大嵐】マジで「やられた!」ミステリ 第三十〇巻 [転載禁止]©2ch.net
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1442918199/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 作家の好き嫌いは「話題」だが、個人の好き嫌いは「中傷」だな
スレの話題として不適切だぞ ふう
面白いミステリに出会わなくなってきた
いったん休憩すっかな 去年話題になった『許されようとは思いません』の表題作と「絵の中の男」は
ホワイダニットでやられるタイプの作品で、連城みたいなやつ好きなので結構楽しめた 拾った女読みました。結構面白かった。そうかこういう手があったか。 2chって久しぶりに来たふりをして中傷する奴が多いよなw 青崎って駄目?体育館の殺人よく出来てると思ったんだけど 00殺人事件読んだ。
こりゃ、メフィストらしいおバカミスだなぁ。
怒る人もいるだろねぇ。
ところで、わしゃマジで、あ〜いう、孤島に迷い込んだことがある。
オーストラリアの無人島ツアーだったんだが、全く知らなかったので
喉からチンコがとびでるぐらい驚いたもんだわ。 「密閉教室」
刑事が童貞っぽい生徒に探偵役を頼むとか、
どうにでも細工が出来る状況で密室とか・・・
机が消えるのが大謎で楽しむポイントだよね。
それとも、意外な犯人にやられたということ?
ほろ苦いけど懐かしい作品というのならわかるけど、
何でここのテンプレに入ってるの? テンプレは過去の遺物
誰が入れたのか何故入れたのかすらわからない
多分みんな改訂したい これでもひところに比べたらだいぶテンプレ整理されてるんだけどな
追加削除はもめることになるし取りまとめるのめんどくさいから誰もやりたがらないし遺物化するのはしゃーない 密閉教室は(メ欄)が俺的には序盤で提示された謎以上に謎で嫌だったわ。
あれを最初に読むのはやめといて欲しい。 宮部みゆきの短編、俺はやられた
「サボテンの花」我らが隣人の犯罪より
「マサの弁明」心とろかすような マサの事件簿より 殺したのは自分じゃなくてあの男で
自分は被害者に手も触れてないからって許されると思ってるの?
もとはといえばお前が後先考えずに子供作って金がないからどうしようって
ところから始まって強盗しようってなってしまったのに
女ってホントに身勝手でどうしようもない人種だわ 『過ぎ行く風はみどり色』1995年、倉知淳
邪険な扱いしかしなかった亡き妻に謝罪したい。一代で財を成した傑物・方城兵馬の願いを
叶えるため、長男の直嗣が連れてきたのはなんと霊媒師。自宅で降霊会を開いて亡妻の霊魂
を呼び寄せようというのだ。霊媒のインチキを暴こうとする超常現象の研究者までもが
やって来て、方城家に騒然とした空気が広がる中、兵馬が密室状態の離れで撲殺されてしまう。霊媒は方城家に悪霊が立ち籠めていると主張、かくて調伏のための降霊会が開かれるが、その席上で第二の惨劇が起きた。方城家を襲う奇怪な連続不可能殺人に挑むのは、飄々とし
た名探偵・猫丸先輩!本格探偵小説の雄編。
これは素直にやられた
見事な【目欄】だね
【目欄】のお手本のような作品だ
まったく読めなかったわ
著者の『星降り山荘の殺人』がつまらなかったので期待してなかったがこれは当たり
ネットでもトリックが読めたという人をあまり見ない
兵馬の孫で、いとこ同士の成一と左枝子
成一の一人称視点と、左枝子のモノローグが交互に語られる構成
この二人は内心の描写があるので犯人ではないということがわかる
以前にも書いたが、視点交代は【目欄】によく使われる構成
視点間の何らかのずれを利用してトリックを仕掛ける
左枝子のモノローグに何か違和感があるとは誰でも感じるだろう
猫丸先輩は、成一の大学時代の先輩で、事件に絡んでくる
最初の兵馬殺しは密室トリック
殺された時間帯に、現場の離れは監視下に置かれていた
関係者全員にアリバイがあるという不可能殺人
二番目は真っ暗な降霊会の部屋の中での殺人で、犯人は参加者に限定されるが
全員が輪になって互いの小指を接しておりこれも不可能殺人 物語は、穴山慈雲斎という霊媒による降霊会を軸にして展開される
殺人のトリックとは別に、霊媒師が、いかにも霊が降りてきているかのように
参加者を欺くトリックの解明が盛り込まれていてサービス満点
海外ミステリだと、降霊会の席上で殺人が起きるというのは、不気味な雰囲気で格調高くなるが、
著者は何を書いても俗っぽくなって格調高くならない
特に、霊媒のトリックと第二の殺人の方法である【目欄】はバカミスと言えるくらいアホらしくて笑えるw
恋愛要素があるのはプラス評価
左枝子が恋をして、ハッピーエンドになるのでさらに評価上がる
英語の表題が"GONE WITH THE GREEN WIND"となっているが
『風と共に去りぬ』とは特に関係が無い
だいたい誰も風と共に去ってない
風が吹き去っているだけ
20年以上前の作品だが古びていない
『星降り山荘』でもそうだが、著者の作るキャラからは日本的な香りが薄い
海外ミステリのキャラのような印象を受ける
探偵含め、キャラが類型的で、日本的な生活感が希薄なのだ
舞台装置も、高級住宅地に広い敷地を持つ邸宅での降霊会などという欧州の中産以上階級っぽい
そのあたりが、作品が古びない原因の一つだと思うが
舞台装置やキャラ設定が海外作品っぽい一方で、文体や台詞回しが日本的で俗っぽく隙だらけなのがミスマッチ
この点が、著者の作品から受けるもっさり感につながっている
文章が格調高くて隙がないのは殊能将之だが
『星降り山荘』でもUFO研究家が出てきた
著者はオカルトに興味があるのだろうか
成一の妹の美亜に関して、長い脚という描写が何回も出てくる
著者はロリコンで脚フェチなのだろうか 文庫で587ページとかなり長い
最初の殺人が起きるのが20%くらい進んだところなので決して遅くはない
長くなっているのは、60%くらい進んだところで降霊会の描写が入るため
降霊会関係や、心霊科学関係の描写にページが割かれているためで、冗長というほどではない
しかし文章力があまり高くないので中盤までは読むのにストレスがある
降霊会の描写は迫力があり、そこからは猫丸先輩が登場してとんとん拍子に解明まで進むのは良い
一応メイントリックを書いておくと、【目欄】していることにより、 ミステリー板は天国だな
目欄とはいえ、堂々とネタバレが書ける
amazonレビューだとこうはいかないからな オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士(深夜自宅に押し込まれ一家皆殺し)が住んでいた団地の他の住人(7世帯)は、
全員事件の起こる半年前より後に越してきた人達だった。
そのうち五世帯が創価の会員世帯。
神奈川県警は初動捜査の段階で、この住人達全員に行動確認をかけていた。
その矢先に城内康光県警本部長の婦警へのセクハラ疑惑や
生活安全課の警視がノミ屋(もぐりの馬券売り場)を開帳していた疑惑が突然次々と出始めて、
行確をはずしたら、マスコミからの疑惑追及は止まった。
それで勢いの付いたオウムは脱会信者の家族らを次々とVXガス(今度の金正男殺害で使われたのと同じもの)で襲撃。
当時の官房長官だった野中広務は
北朝鮮詣でから帰ると出所不明の大量の金を政界にばらまき始めて、自民党の実質的な党首におさまり
公明党を政権内に引き入れた。
ネトウヨもいないし、韓流ブームもまだ無い頃だったけど、あの頃から俺達の国はもうおかしかった。 ここでいう「やられた!」とは意味が違うかもしれないが
島田荘司の『写楽 閉じた国』を読んだ後で
芦辺拓の『三百年の謎匣』を読んだ時のヤラレタ感といったらもう……
「やられた!」というか
「島荘やりやがった! ズルしてやがった!」だけど。 今時はみんなスマホやって時間潰してるんだよ
ミステリー小説は消滅するかもしらんね さみしいね。
スマホアプリは既存のコンテンツを使いまわしてるだけで、何も新しい物を生み出さないからね。 >>480
「マサの弁明
どのへんにヤラレタのかよく分からないんだが? >>496
正確にはマジカヨからのヤラレタ
このスレで挙げられるような叙述ミステリー群に紛れ込んでいたら
さらに光る作品だと思ってあえて紹介した次第 なるほど
ホラーテイストな真相で意外だった
でもこういう話って実際にありそう 薬丸岳「天使のナイフ」読了
決してつまらなかったわけではないけど、
今までで一番テンプレ入りしてる事が不可解な作品だった。。
どうでもいいけど駅の事件に関しては普通に考えてアイツ疑うしかないよなあ。。。 ミステリー読んでるよりソシャゲやってる方が有意義になってきたな >>493
余所に行ったんだろ
荒しが常駐してるスレを我慢しながら使う理由がない
俺も余所で読者談義してるわ いまさらレビューくんいなくなったのか
連続してじゃなくて細々と続ければウザがられないのに あれはレビューじゃなくて話の序盤からクライマックス直前までの「解説」だったからな
作家や出版社からクレームつけられても仕方無いレベル
俺が未読な本の解説始めやがった時点であぼんに放り込んだ 荒そうとしてるんじゃなくて自分なりにスレ参加しようとしてあれなんだから終わってるわ >>499
それと13階段は消して欲しいなあ
良作社会派なのにやられた期待して読んで肩透かしとか不幸な出会いとしか言いようがない 米澤ほのぶっていつもランク上位にきてるのにここ入ってないけどあんまやられた感はないの? >>510
米澤穂信はどんでん返しより推理がメインなイメージだからここにはあんまり出ないような 今片端からリストの作品読んでるけど、最近の作品で「やられた!」ってやつないの?
まだまだ未読残ってるからいいんだけどさ ラノベっぽいけど、真夏の日の夢まあまあ良かったよ。
少しずつ違和感が蓄積されていくんだけど、ネタバレまで結局気付けなかった。 >>512
テンプレに手をつけようとするとすぐスレが荒れるんだよな
既にテンプレが長すぎて連投制限に引っ掛かるってのもあるし >>513-514 ありがとう
テンプレ変えるの難しいんだな...
叙述以外でもルール破りスレスレみたいな目新しい作品読みたいんだけど 麻耶雄嵩の「こうもり」読んだが、
凄いなこの人ww
「え、だってそういうルールでしょ?」って半笑いで言ってそう
月9で映像化されるのかこのエピソード??? 月9の次回作は神様シリーズで決まり
主演小学生には 大野か二宮あたりが妥当 違和感なし 本当最近だと双蛇密室はやられた、色んなとこで評価は上々だしありなんじゃね 蘇部健一「六とん」のイラストオチってラストのドンデン返しなわけで、
そう考えるとやられたミステリーの宝庫だったりして。 ハサミ男=主人公が二重人格で男と見せかけて女 評価A
殺戮にいたる病=犯人が息子(剥製)と見せかけてその父(大学教授) 評価B
ひまわりの咲かない夏=妹がトカゲであとは主人公の妄想(一人演技) 評価ごみ
葉桜の季節に君を想うということ=主人公が70過ぎの爺さん 評価B
十角館の殺人=そして誰もいなくなったのパクリ 評価ごみ
参考にして頂ければ幸いです アホにネタバレされるから有名タイトルはとっとと読めってことだな
麻耶の蛍読了した
自分は結末含め伏線の張り方も巧妙でヤラレタ感あったんだが、感想サイト見ると評価低めで驚いたわ
イニシエなんかより余程推されて良い作品だと思うんだが 螢のトリック明かされるシーンは感動したんだけどね
あの手のトリックが好きじゃない人にはだから何?なんだよ
そんな人でも十角館や殺戮はある程度評価してるみたいだけど 螢はむしろ麻耶にしてはオーソドックスなトリック使ってきたなという印象
叙述もの沢山読んだ人ならなんとなく展開読めたんじゃないかな
ラストはちょっと気持ちがザワついたけど 摩耶の叙述トリックはだから何?というか作品つか事件にあまり関係なく
「ほら実はこうだったんだよ、ビックリした?」ってだけなのが多いイメージ このスレちゃんと人いたんだなぁ
螢は仕掛けには驚いたけど殺人に関するトリック自体が弱いと思った
密室殺人ゲームなんかはトリック自体も凝ってたし、叙述のみで終始しないミステリが読みたいんだけど少ないよね >>528
叙述は嫌いじゃないけどイニラブだけはだから何?って激しく言いたい >>518
バカミスだけど私もやられた。よくこんなトリック思いついたなと感心した。リアリティー云々なんて議論が馬鹿馬鹿しくなる。 >>534
まあ乾くるみってそういうニッチなところというか
ニーズが合う読者がかなり少なそうだけど本人が好きでやりたかったから突っ走った、みたいなの
けっこうあるからなー
ミステリかと思わせて実は最後の最後でミステリじゃないJの神話やハコの中は
個人的には性に合ったけど なにげにJも匣ほど徹底的じゃないものの竹本オマージュ >>534
あれのオチが「だから何?」なら登場人物たちが一喜一憂してる事柄全部興味無くない? >>539
横レスだけど、イニラブにおけるあのトリックって本当に読者を騙すしか意味なくて、登場人物たちにとってはただのラブストーリーだから「で?何がしたいの?」ってなるのは分かる
説明分かりにくかったらすまん 本編はあえてつまらなく書いた、は作者談だけど、なら面白くも書けたんだろ?と突っ込みたくはなるよな 要は叙述だと聞かされていたせいで犯罪に関する秘密が隠されていることを期待していたって事かな?
叙述トリックはどれも読者を騙す意味しか持ちようが無いし、
他の多くの叙述トリック作品が犯罪行為に関する誰かの秘密を別の角度から覆い隠すものである様に、
イニシエの叙述トリックも明らかにある人物が秘密にしている事実
(そして少なくとも秘密にされている側の人物にとっては極めて重要な事実)を覆い隠してるからなあ。
騙されてる方の人物にちっとも感情移入出来ないまま我慢して読み進めていればそういう感想になるかも知れんが。。 イニラブ、もともとティーンズハート読者だった自分は
序盤の呼び名のところで「これは…?」ってなったのに、その後の展開に魅了されてその違和感を忘れてしまって、結局騙された >>542
>叙述トリックはどれも読者を騙す意味しか持ちようが無いし、
その通りなんだけど、出来のいい叙述は読者を騙した上で一捻り加えてくるだろ?
葉桜や螢は複数の叙述トリックがあるし
好みの問題といえばそうだけど、イニシエは有名な割に捻りもない単純な叙述なのが肩透かしだった イニシエはあの程度のオチ読ませるためだけにグダグダと長編にしちゃうのが間違いなんだよな
クールキャンデーくらいのページ数でまとめて一気に読ませてたらもう少し評価違ってたと思う 叙述トリックが作中人物にも影響与えるのってないかな?
少し違うけど麻耶雄嵩のこうもりしか思いつかない >>546
容疑者Xの献身とか、神のロジック人間のマジックとか
叙述は種明かしすることによって事件の全容が解明されるぐらい内容に絡めてくれてないと面白かったとは思えないよね >>546
依井貴裕の夜想曲とか
登場人物が作中作を読む形式だし
折原一の倒錯のロンド読んだんだけど、語り手が(メ欄)すぎてそんなんありかよってなってしまった
あれはここ的には評価高いの? >>546
登場人物はなんとも思わず淡々と物語が進行していたところへ読者だけが「!!!!」となるその落差が醍醐味だからなぁ イニラブは女に同情すべき点があるせいで真相知ってもいまいち感動ない
いっそ悪女にしてしまえばよかったのでは いや主要人物全員クズだろあれ
どんだけフェミニストなんだよ イニシエは叙述としてはアンフェアの類じゃないの
読んでてもしかしてって思ったけど、「いやこれがあるから違うか」と否定したのに
結局そのままで、自分が引っかかったところは単なる偶然にされてしまった 殺人鬼フジコの衝動読了
終盤のどんでん返しは確かに上手いけど、そこに至るまでが胸糞すぎてしんどかった
続編も読んだ方がいいだろうか... 動画だが、【ナイツの寿限無】はヤラレました
前半のくだらない話の謎が解けた時の感動
二度読みならぬ二度見必見です 早坂吝の誰も僕を裁けないはどうでしょうか。このスレッド向きの作品だと思うのですが。 叙述じゃないけど
映画の去年の「ザギフト」は
ヤラレタ風味があって面白かった。
後味の悪さもフジコより上だったし
本に飽きたらチロッとみてほしいわ。 叙述映画ならメ欄とかあるけど
ここの住人が前情報ありで観たら即気づくだろうな
偶然見るような作品でもないしどう薦めたもんか 叙述映画って結構あるのか、小説だけの特権かと思ってた
今更ながら麻耶の「こうもり」読んだ
割と凡作だらけの貴族探偵の中にあるからより光ってるな
アリスミラーの作者に読ませたいわ >>557
ギフトはオチが黒いよね
水中眼鏡の女
綺麗に騙された
同種のトリックは、散々体験済みなのに
情けなや ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています