アガサ・クリスティ30 [無断転載禁止]©2ch.net
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アガサ・クリスティ 29
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1453628910/
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クリスティー文庫を電子書籍でポツポツ買ってるよ
電子なら当分絶版にはならないだろうから、あわてて全巻買うこともないし
場所も取らないし、注文も1クリックですぐ読める クリスティー文庫の電子書籍なら年に1,2回半額セールをやるから、そうした機会を利用し
集めると安くそろえることができるよ
あとクリスティーの英語は、英語圏の小説の中ではかなりやさしいレベルということなので、
原書にチャレンジしてみるのもいいかも知れない
たとえば And Then There Were None は Lexile指数 570Lで、米国小学3年生の英語力でも
読めるレベルに指定されており、少年探偵ブラウンやジュディ・モードのシリーズとほぼ同様
の英語レベルに分類されている
https://www.amazon.co.jp/s/rh=n%3A52033011%2Cn%3A!2141348051%2Cn%3A!2141374051%2Cn%3A2480862051%2Cn%3A2569554051%2Cn%3A2483023051%2Cp_n_feature_browse-bin%3A2481067051 >>35
でも、電子書籍って解説が省かれてるんだよね。クリスティ文庫は特に作品によって解説のあたりはずれが大きいけど、はじめからあるのとないのでは大違いだよ。 解説ってあまり感心したことないけど、訳者あとがきがある場合はほしいな
クリスティー文庫は知らないけど、訳者あとがきは電子書籍にも収録されることがある
解説は著作権が違うから面倒なんだろうけど、電子化するなら一緒にしてほしいね 手許の電子書籍を調べてみたら、『愛の旋律』、『娘は娘』 には訳者あとがきが入っていた
電子書籍には解説が入っていないというわけではなくて、本によっては解説が収録されているものもある
学術系の本、講談社学術文庫、角川ソフィア文庫、平凡社ライブラリーなどには大抵あとがきや解説が入っている
ハヤカワ文庫の電子版は、表紙も解説も省略しているものが多い
(ただし、「南極点のピアピア動画」 みたく、なぜか表紙も解説も収録されている本もある)
一方、創元推理文庫は表紙が必ず入っているし、解説を収録した本も多い
またクリスティーの作品では、訳が古いものの、グーテンベルク21の電子書籍であれば解説が収録されている
自分は解説好きなので電子書籍にも解説はつけて欲しいものの、電子書籍になれてしまったら、小説なら解説は
とくになくてもかまわないという感じになってしまった
一方、やはり学術系の本には解説は必要だと思うし、出版社も同様に考えているため解説が入っているんだろうね >>39
調べてくれてありがとう
『春にして君を離れ』は昔紙の本で読んだけど
『愛の旋律』『娘は娘』は未読なので、電子書籍を買おう 中村妙子女史は訳者あとがきが好きでよく書いてたな。 中村妙子女史はもうすぐ94歳なんだけど、お元気なんだろうか? >>39
そうなんだ!先日の半額セールで買った『おしどり探偵小説』『暗い抱擁』『運命の裏木戸』『マン島の黄金』すべてに解説も訳者あとがきも入っていなくて、ググったら電子書籍には省いてるものがおおいとのことだったからないものだとばかり、、、 >>43
おしどり探偵小説ってなんだ?w自己ツッコミ。
しかし、全部訳者あとがきの入ってないのを選んだ私ってついてないなぁ ポアロが出てくる短編集を含む41冊の電子書籍は、訳者あとがき付きが一冊【ビッグ4】、解説付きが一冊【ポアロとグリーンショアの阿房宮】
ほとんど付いてないみたいだ >>41
中村妙子さん好きだけど、人によってはハナカワミステリ文庫の『火曜クラブ』のあとがきで壮大なネタバラシしたって怒ってる人もいる。 >>45
あっ!じゃあ私がハズレばっかりひいたって訳じゃないんだ!少しホッとした。ありがとう! >>39
クリスティじゃないんだけど
ハヤカワは「1984」のピンチョンの解説も省きやがって
ふざけんなと思った >>49
ほんと、がっかりだよね!購入をためらってしまうレベル。特におしどり探偵は色んな探偵のパロディなのでそれぞれの簡単でもいいから解説がほしかったんだよね〜 >>48
クリスティーの本は全冊電子書籍で出てるよ あと9年で著作権が切れるんだけど、ドイルのように
いろいろな出版社から発刊されたりするのかな。 その頃にはトランプももう辞めてるから、また貿易協定がらみで期間延長されそうだけどね >>52
日本ではイギリス人の著作権は戦時加算があるから10年ちょっと先になるはずだよ 曖昧な書き方してしまった
イギリスの著作権存続期間は権利者の死後70年、それに加えて戦時加算が10年くらいあるから、
1976年没のアガサ・クリスティ作品が日本でフリーになるのは2056年のはず。
(ドイルは1930年没なのでかなり日本でもフリー) 完全攻略どこにも売ってない…
講談社に問い合わせたら在庫切れだって 電子書籍版もあるよ
紙がいいなら古本さがすしかないかな(尼の古本はプレミアついてる) 戦時加算って戦後没の人にも適応されるのか?
ドイルは60年でフリーになったが。 文化庁の解説によると、戦時加算は開戦から終戦(平和条約締結)までの間に著作権があった著作物に適用されるとのこと
イギリスの場合3794日なのでおよそ10年延長
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07091009/006.htm
あと1995年にイギリスの著作権保護期間が70年に延長されて遡及適用されたので、アガサ・クリスティの著作権保護期間は70+10で80年のはず
アガサは第二次大戦をまたいで活動しているので、戦時加算がフルに適用される作品、一部適用される作品、まったく適用されない作品にわかれるけどね
で、95年以前の保護期間は50年だったので、ドイルが60年で切れたというのは50+10年のことだと思う 作家の本国で保護期間を延長しても日本に関係ないのでは
日本国内で著作物を利用(または侵害)することについては日本の法律が適用されるはず だとするといわゆるミッキーマウス保護法は日本では無効で、
1928年発表(業務著作だから発表時からのカウントになるはず)のミッキーマウスは日本では使い放題で、
中国のパクリも合法ってこと? ミッキーマウスは基本は商標法(国際条約もある)で守られているから、著作権切れても使い放題じゃないよ
商標権は著作権や特許権と違い、つかい続ける限りは永久的に権利は保護される なるほど。そうすると早川書房はしばらく独占状態なんだな。 >>56
案外売れたんだね。攻略途中でどんどんベストがかわっていくのが楽しい >>63
創元と新潮とか偕成社、角川から出てるのもあるけど、全作は早川だけだね 新潮文庫版の「ナイルに死す」を持っている
曖昧な頃に出版されたんだろうね
すぐに絶版になったようだ >>67
翻訳権独占は「ひらいたトランプ」以降のはずだから、
「ナイルに死す」は本来独占の中に入るよね。 素直に考えて独占と謳ってるからには以降も以前も翻訳権を取ってるんだろう 現在の話じゃないのかこれは失礼した
新潮文庫は早川書房の許可を得てクイーンやフェアを出していたから
クリスティも同じじゃないか
さらに昔講談社が許可なく出そうとしたときは抗議して結局出なかったし 翻訳は互いに切磋琢磨してこそいいものになるよね
一社独占はやっぱり望ましくはない >>72
講談社からは青い鳥文庫から出ていたよね? 短編集は「ヘラクレスの冒険」だけがなぜか翻訳権独占。 完全攻略手に入りました
ジュンク堂でお願いしたら関西にはどこにもないといわれてどこかから取り寄せてくれました
死の猟犬が評価高いのがびっくり… 自分の住む田舎の書店ではお目にかかったことがないのだけど、
東京創元社もけっこうクリスティの作品を出しているんだね
東京創元社のクリスティ作品
http://www.tsogen.co.jp/np/writer.html?writer_id=264&limit=30 >>77
おめー!ジュンク堂、親切やね!そうそう!意外な評価あるよね。予告殺人が低かったのが意外だった。
>>78
結構あるよ。最近のはカバーがひらいたかこってのも良いよね。ただ昔のはクリスチィ表記だったねw >>78
ナイチンゲール(うぐいす)荘って、クリスティ文庫なんかに載ってるのは主人公の
心理描写がかなり削られてる版のだけど、これのは削られていない版なんだよな >>80
そうなん?イギリス版とアメリカ版とテキストが違うのかな?私は新潮でうぐいす荘読んだけど、めちゃめちゃ怖かった。 ミスマガの特集が面白かったよ
ソフィー・ハナのパスティーシュの新作も夏に出るらしい 英推理作家アガサ・クリスティの代表作で、全世界で1億部以上を売り上げている「そして誰もいなくなった」が、仲間由紀恵(37)の主演で、日本で初めて映像化される。テレビ朝日が2夜連続ドラマとして今春放送する。みたいだけど、このスレ的にはどうなん 設定が相当変わっているっぽい。
アンソニー・マーストンの立ち位置がいないし。
医者は女性だし。 三谷版オリエント急行みたいになるのかな
そこまでは改変しないか 出演者の顔ぶれ見ると、誰から順番に殺されるかも
改変があるかもしれないな。
ヴェラの立ち位置が仲間由紀恵らしいが、ずいぶん
年齢に差があるな。 オリエント急行
昔、親戚の家で新潮版をみかけたなあ
映画の時期だったのか、カバーが映画の写真だったけど クリスティー文庫を集めてるんですが「そして誰もいなくなった」の表紙だけ
ほかの作品とは違う少し昔のバージョンの絵のデザインなのはどうしてでしょうか?
知っている方はいらっしゃいますか? しかも「そして誰もいなくなった」だけ新訳なんだよな。 『そして誰もいなくなった』だけでなく、クリスティー文庫の当初刊行のあと、10作くらいが新訳に変わっているよ。 >>89
生誕120周年の時に何冊か新訳出た時に、それらの表紙が機関限定で復刻表紙になった。
オリエント急行なんかはその復刻表紙の後また別の表紙になってるけど、他のはまだそのままだったり。 「そして誰もいなくなった」は、前の訳の方が良かった。 翻訳は初めて読んだのがすり込みみたいになるからね
「今までと違う」を乗り越えるのは難しい 前の訳者は大ベテランの清水俊二だからね、よほど力量のある訳者じゃないと
旧訳を超える訳文を書き上げるのは、なかなか難しいと思う 若島正が翻訳に問題があると言ったのは
清水訳だっけ? そして誰もいなくなったは「兵隊島」がダメすぎる
インディアン島、10人のインディアンのままでよかったのに
「現代だと差別的な表現もありますが作品のオリジナリティに忠実に〜」と入れとけば大丈夫 初読が新訳な人が旧訳を古臭くて読みにくいと言って、古参に袋叩きにされるところまで見える
>>97
田村さんの方じゃなかったっけ 旧版の訳者は清水であってる
清水訳は確かにほとんどの箇所で問題ないけど
クリスティが犯人を特定できるように記述している箇所を誤訳しているのが致命的
でもハヤカワは新訳を出す前に問題の箇所だけこっそり直してたんだよな >>99
10人の土方
10人の塗装工
10人の解体業
10人の高卒
10人の非正規
とかにした方が現代にマッチしてると思う >>102
> ハヤカワは新訳を出す前に問題の箇所だけこっそり直してた
むしろ新訳を出さないで、その修正だけで済ませても良かったんじゃないかな
清水訳のファンには、その誤訳修正版が欲しいという人もけっこういそう >>103
なんで職業なんだよw
被差別の象徴性より土俗的な伝統を感じさせる
10人の先住民
だろう そうそう
別に被差別のイメージに使われたわけじゃないと思う
インディアンが差別用語といっても、クリスティーの小説にはジプシーだって多用されてるんだし
いちいち検閲して別の語に置換されたらホントに作品のオリジナリティーはいずこへ、だわ >>94 新訳は元が児童書だから
https://honto.jp/netstore/pd-book_02952310.html?guid=ON&imId=C%2FMJUcowdivTc7bNjgvXAQA%3D&c2=9b268121e53007f000014d8fef9d7a77 >>108
致命的な誤訳だといわれているのは第13章第1節 旧訳も新訳もいろいろ問題はあるみたい
いっそオリジナルにすれば、という議論もあるみたいですね
ttp://fuhchin.blog27.fc2.com/blog-entry-383.html >>110
今、手元に本がないのだが、13章って真ん中あたりだっけ?
あとで確認してみる。 >>103
なんでわざわざ差別的にするんだよ、逆だろw >>110
昨夜清水訳を見たのだが、5人の心理状態を描写した場面のことか? 欧州はいまだに人種差別や階級差別がものすごいけど、
クリスティの時代は差別を差別とも思わずごくごく普通に差別してたんだから、
クリスティの作品から差別をなくそうとしたところでそれはナンセンス
最初から無理な相談です
そういう時代に書かれた作品なんだからね >>116
だよね。お屋敷を借りてる成金のご夫人に強気の態度をとりつづけて何の要望も受け付けない庭師の態度とか、笑える。 今の基準からすると色々問題点はあるけど、この時代にしてはクリスティ個人は比較的、公平な人という印象だな クリスティの偏見は下層階級や異人種に対するものより
アメリカ人はがさつとかそういうのが面白い
金持ちの英国おばちゃんに仮託して書いてるが作家本人も同じように思ってそう そうだねえ
イギリス人は昔も今もアメリカ嫌い多いよね
でもポアロにイギリス人は外国語がダメすぎると言わせてたり、クリスティは皮肉やユーモア好きなだけで
そんなに偏見の強い人だとは思わないんだよね
小説中でなに人の女性が魅力的か、みたいな会話も結局、自分の国の女性がよく見える(親しみやすい)みたいな結論で終わらせてたし 外国人に対する偏見は、ポワロが一番言われてるな
風変わりなフランス人とかw まあ、偏見は小説として欠点ってわけでもないからな
ポリティカル・コレクトネスとやらが完璧な小説など読みたくはない >>121
そこはポアロのキャラを描くと同時にイギリス人の島国気質をちょいとユーモアを入れて描いてるんだとおもう 誰もいなくなった、は死んだふりした人を運ぶシーンがあったと思う
普通ばれるだろ >>125
普通は死体を確認したがる人間などいない 死んだふりをした人間を運ぶさい、事前に協力者を用意しておいたよね
死んだふりがバレなかったのは、その協力者が死体を運ぶ一人だったため
あとは、状況が状況だけに疑う人間がいないという極限状況での人間心理も利用している プロの役者が死体のふりしてても運ぶなら気づく自信あるわ 詐欺は騙されない自身がある人程騙されやすいそうな。 じゃあ死体のふりしてバレない自信のある人間ほどバレやすいね まあ、いずれにしても、『そして誰もいなくなった』 の最後の手記を読み返してみれば、
死体であることがバレないようにする、事前の手続きと、その後の事情が分かるはず 自分も読んだときそれが気になったけど、
そこをクリアしないと成り立たない話では
あるからなあ。 ドラマは、スタッフ、キャストを見る限りテレ朝が最大限に力いれてると思うと思う。テレ朝でよかった。
今は、タイトルで検索すると、昨年の日テレ連ドラがヒットするので、アレだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています