どうせ貼るなら名作貼ればいいのに。
ちなみに、俺の作品じゃないけど俺が個人的に好きなの貼っとくよ。
読み終わってホッとして・・・、いやいや違う!って怖くなる感じが、意味怖の教科書的だと思う。

今日は朝から体調がおかしい
車通勤をやめ、フラフラしながらも残業を終えて、普段は乗らない電車で帰ることにした
切符売り場に行くと、ボロボロのジジイなのかババアなのかわからんホームレスが
「アンタもう持ってても意味ないんだから金を恵んでくれ」と言ってきた
無視すると「アンタ死ぬよ。それが運命だよ。予言してやろうか?」
腹が立ったが無視したまま改札を通ると
「1が4つ!2が4つ!3が4つ!4が4つ!それで終わりだよ。アンタ死ぬよ。ヒャッヒャッヒャッ」
ふと手元の切符を見ると切符の番号が「1111」
それを見た瞬間更に気分が悪くなったが、電車に乗り我慢していると最寄りの駅に着いた
スーパーにでも寄るかと思い時計を見ると22時22分
物凄く体が重く感じる
閉店前なので寿司が安いだろうと惣菜コーナーに向かうが寿司はほとんど残っておらず
でかでかと3割引きのシールが貼られた寿司が綺麗に4つ並んでいた
3が4つ・・・。頭が割れそうに痛い
俺はムシャクシャして寿司と酒とつまみを大量にカゴに入れ、フラフラになりながらレジに並び会計を待つ
小計が上がるごとに動悸がドンドンドンドン激しくなる
早くしてくれ、今にもぶっ倒れそうだ
あとひとつでスキャンが終わる・・・、そこで俺はハッとなり「ちょっと待った!」と叫んだ
「これを追加で先にスキャンしてくれ!」とレジの横にあった商品を店員に押し付けた
店員は不思議そうな顔をしながらスキャンし終え「5556円になります」と言った
何が予言だ、バカバカしい。運命なんて自分で変えられるんだよ
一万円札を出しながら俺は「とにかく明日は仕事を休んで病院に行こう、そしてゆっくりと休もう」と思った