0400名無しのオプ垢版 | 大砲2017/05/25(木) 02:44:22.29ID:xxcWAvU4 川岸の遠くでキャッチボールをする少年たちがいるのが見える。 人通りがないのを確かめ、河原の土手に重い腰を降ろして俺は首を抱えて悩んでいた。 あれは数日前に彼女に会えなくなってからだ。 いや、実際は会えているのかもしれないが、ここ数日は骨を折ることばかりだった。 そして今は此処へ足を運んだ。次はどうだ。 残りは腕次第だ。手を焼くことも、それで終る。 煙が昇る空を見上げ俺は思った。「さようなら」と。