【金字塔】横溝正史 第参章 [無断転載禁止]©2ch.net
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お孫さんが何人いるかは知らないが
少なくともお子さん三人授かったんだから
小説並みの呪われた一族的悲劇にでも見舞われない限り横溝家自体はそうそう絶えないのでは >>455
迎えていない
横溝の血筋が絶えたわけではないが、横溝正史を本家とする横溝家は絶えたことになる 女性は嫁ぐと名字が変わるから、横溝姓の人がいなくなる。 孫でも曾孫でも、作家になる時にはシェリー・ディクスン・カーみたく横溝姓を使ってほしい >>459
スティーヴン・キングの息子のジョー・ヒルのように
自ら恃む所すこぶる厚い人であれば、そんなことはしないだろうな
三船美佳のような人なら、いそいそと横溝をペンネームにしそうだけど >>324
>横溝正史研究の桜部落特集読むと、当時の作品の
>登場人物の名前はほとんどご近所の住人で済ませてる
御大は桜部落の人情味溢れる人々と本当に仲良くなって
東京帰るのを残念がったぐらいだから >>453
>さすがに今読むとくどいね上巻
下巻はもっとグダグダだけどなw
初読時の「御大衰えたり!」の失望感は大きかったよ(´・ω・`) >>460
ジョー・ヒルの場合、お父さんがまだ現役でいるから、さすがキング名は使いづらい
幸田文も森茉莉も田中光二も、ものを書き始める時すでに父親は亡くなっていたからね >>463
ジョー・ヒルは親が現役かどうかでなく、親の名でなく自分の力で認められたかったからと言ってるよ
作家に限らず、親の現役中に本名デビューの方が普通でしょ
本名ならあえて変えるのはジョー・ヒルのような心持ちだろうけど
姓が違うのに、有名な親や祖父の性を使うなんて、普通は恥ずかしいんじゃないか 横溝というと他には、レーサーと有名ケーキ屋がいるな、偶然だが両方神奈川。 >>465
> ジョー・ヒルは――親の名でなく自分の力で認められたかったから
正直なところ、そういったコンプレックスを抱えたまま父親とおなじホラー小説のジャンルに
進出するというのは、私の見方では、逆に、「人間が小さいなぁ・・・」と思ってしまうけどね
(ある意味、父親と比較されることから逃げた、とも言えるわけだからね)
むしろ、Joseph King Jr. といったペンネームを使ってくれた方が、名は体を表わすのとおり、
読者は作者の正体や実力を把握しやすいし、父親の作品と比べながら読める楽しさもある
仮に横溝姓を使いミステリーを書いたとしたら、当然、横溝正史と比較されるのは明らかだし、
七光りと同程度の厳しい目も注がれることになるはずだから、そういった諸々のことをすべて
引き受ける覚悟も必要になるはずなんだよね
そんな横溝姓の子孫が現われたとしたら、自分なら興味津々で作品を手に取ってしまうなぁ それくらいのことで人間が小さいだなんて思う人の方が人間小さいのでは いやあ、やっぱりジョー・ヒルみたいな方が好きだな
横溝の孫でミステリ作家でデビューでーすみたいなのが出てきても
本名ならいいと思うけどね >>468-469
ごめん、なんか傷つけちゃったみたいだね 何で>>467へのレスを自分へのレスと勘違いしたのだろう?ああ勘違いじゃないのか >>471
468と469はお前にレスつけてない思うが ああ 俺も勘違いしたわ
ちょっとした叙述トリックに引っかかった気分 >>447
横溝正史の生い立ち、知ってる?
「悪魔の手毬唄」が事実をもとにしたフィクションだってこと、知ってる?
もちろんあんな凄惨な連続殺人事件は現実には起きなかった(当たり前だ!)
でも「手毬唄」は正史の一族をモデルにして創作されたものなんだよ
「手毬唄」の主な登場人物にはすべてモデルがいる
名前は変えてるけどね
でもある登場人物には実在の人物の名前をそのまま使ってる
歌名雄っていう変わった名前の登場人物が出てきたでしょ
あれは正史の異母兄の名前なんだよ
「手毬唄」に限らず、正史が、
不倫の恋が惨劇を引き起こすっていう物語をいくつも創作したのはなぜか?
正史の両親の不倫の恋がもとになってるんだよ
正史は「罪悪感を抱いて生きてきた」と語ってる
もちろん正史自身にはなんの罪もない
でも両親の道ならぬ恋によって悲劇が起こったんだ
「手毬唄」ではなんの罪もない人(たち)が殺されるけど
あれは正史の罪悪感の表れなんだろうね
殺されてる人たちのモデルは正史(と弟たち)だからね
正史は言葉を濁してたが、実在の異母兄の歌名雄さんも不幸になったらしい
「手毬唄」ではラスト、ある人物が歌名雄に「強く生きてください」と語ってた
あれこそ正史の心からの願いだったんだろう
でも実在の歌名雄さんはどうなったか、正史は「語りたくない」と… 横溝の両親は今風に言うとダブル不倫だよね、それで岡山から駆け落ちして
神戸に居ついた。
歌名雄は脚気で死んだ。 「私生児」を描き続けた作家だと言える。
純文学の作家なら正当に評価されるのに、基本的に軽く見られるミステリー作家
だから無視されて来た。
それから、当時のミステリーでは、私生児は、家の秩序を乱す悪役として描かれることが
多かったけど、横溝の作品では、いくつかの例外を除けば、同情的に描いて
犯人にするにして周囲が悪いように書いた。
最近のサスペンスでは、犯人を善人に描くものが多いけど、そうした作品の元祖でもある。 >>478
大変熱くなられているようだがひけらかしている情報は大方既出のものだし
そこで言われている幸福というのは
晩年に向かい本人の力によって得た幸福を指しているのではなかろか 私は、>>478 を興味深く読ませてもらった
横溝正史の両親の生い立ちから結婚、その後の不倫に至った事情、さらには
異母異父までふくめた兄弟姉妹の構成まで、そのあたりの事情に詳しい人は、
ここで大いに知識をひけらかし、そのあたりの話をもっと色々教えてほしい 横溝小説は、直接なトリック以外だと、やたらに近親相姦が出てくるイメージあるなあ。 >>483
本当に興味があるのならエッセイ読めばいいのに >>485
興味あるなら関連本読めじゃ、こういった掲示板を利用して誰かと話をする意味ないじゃん
あと、ボケ防止の為にも、できるだけ生きている人間と会話を楽しんだ方が頭の体操になる
もちろん、どんな本が参考になるのか、具体的に書名を教えてくれるのでも結構 入手以来20年近く何度も読み始めてはノらなくて数ページでやめている3冊
「迷路の花嫁」「女が見ていた」「びっくり箱殺人事件」のうち、
迷路の花嫁をついに読了! 読み始めの印象より面白かった。
大人向け金田一モノで普通に入手できる作品は、やっと全部読んだかな?? うちにあった「迷路の花嫁」の文庫本は乱丁本で、いきなりクライマックスから
始まってたのをうっかり読んでしまったww >>486
『横溝正史自伝的随筆集』
歌名雄の件は、その解説で指摘されている。 >>487自己レス
「女が見ていた」もついに読了!
なんか唐突な終わり方。 >>489
> 『横溝正史自伝的随筆集』
ありがとう、地元の図書館に収蔵していることが分かったのでそのうち目を通してみます
一方、電子書籍でも 『探偵小説昔話』 と 『探偵小説五十年』 が出ているのでそちらも購入予定
(ただし講談社の値引セール待ちですね)
クリスティーやカーの作品を積んだままなので、しばらくはそちらの消化に専念しますが.... 『迷路の花嫁』 は、冒頭の事件があったのち次々と登場人物が加わり場面が入れ替わっていくため、
最初は話を追っていくのが大変なんだけど、やがて各人の人間関係が明らかになってくると、一気に
全体が見渡せるようになり、そこから後は、女性たちが不遇な環境から脱出しようとする早い展開が
待っており、どんどん読み進めてしまう
この作品では、めずらしく金田一もなかなか良い仕事をしていると思う
「びっくり箱」 の方は、文章全体が軽いノリでふざけた調子なのでトリックも適当かなと思っていたら、
最後まで読み終えると全体の構成が予想外にしっかりしていたことに逆に驚かされた
あと角川文庫版の場合、評判の高い短編 「蜃気楼島の情熱」 も併録されているので、まずはこちら
の作品だけでも読んでみる価値はあると思う びっくり箱は面白かったよ
都会的な横溝ワールドが楽しめた
蝶々や呪いの塔の東京編や黒蘭姫に幽霊座の雰囲気が近いかな >>493
> 最初は話を追っていくのが大変なんだけど、(中略)
> どんどん読み進めてしまう
本当にそんな感じで、途中からは何度となく挫折してたのがウソのようにサクサク読めたw
まだ事例を追加できるし、泣かしの要素も強いので、案外連続テレビドラマ向きかも。
> 「蜃気楼島の情熱」 も併録されているので、まずはこちらの作品だけでも
ありがとう。実は「蜃気楼島」のほうだけ先に読んである。
「人面瘡」と一緒になってるほうの文庫でも持ってるし。
「びっくり箱」の文庫、どっかしまいこんじゃってて、すぐに読めないorz
>>494
「呪いの塔」もなかなかはまらなくて、途中、飛ばし読みのままだから、これも課題。
まあ、ジュベナイルと時代小説もまだ大部分積ん読状態なんだけどw 迷路の花嫁は、女性の描き方が少し古い(昭和30年ごろの作品)のが気に入らない
女性読者もいるかもしれないけれど、それさえ我慢すれば結構楽しめる。
特に女性蔑視の印象もないし。
主人公の作家がだんだん大人物になっていくのが楽しいので、どちらかと言えば男性向き。
あと、迷路の花嫁は、冒頭の花嫁ではなく、彼女の異母妹のような。それとも、連載当初は、
冒頭の花嫁をメインにするつもりだったけど予定が変わった?
「迷宮の扉」に載っている短編「動かぬ時計」
多分、戦前の作品を角川文庫に入れたと思うけど、父親と2人暮らしの少女に「実の母親」
(華族か大金持ちの奥様)から毎年プレゼントが届けられるものだけど、「父親」(どちらかと言えば
貧乏人)は、少女の実の父親?
お屋敷の下男がお嬢様を妊娠させたことも考えられるけど、それでも、下男に押付けるなんて
少しあり得ないし(親戚に預けるのが普通?)。普通に里子に出すにしても、両親が揃った家に預けるし。
ちなみに、少女は、「白と黒」の小夜子の原型。 ミステリーを愛する皆さんにお知らせ
日産自動車栃木工場上三川寮
管理人は合鍵を使い従業員の部屋に無断で侵入。
抜き打ちで従業員の私物を全て調べるブラックの中のブラック企業。
ブラック企業。
期間工に不審な攻撃を加えたとされる悪の一味。
主な悪人は日産栃木工場塗装課の長谷川、宮崎、瀬尾、照井、柏倉。
このコピペによる日産の悪事の拡散は日産正社員の断固たる要望である。自分は不自然に感じている。
一連の騒動になぜか「押川定和」が関与している。
押川がどんな自分かは検索すれば無数に出てくる。 紀行ミステリーの走りみたいな作家さんになるのかな
出だしの舞台となるその土地の紹介で何か惹きつけられる 幽霊男、読み終わったけど、何だかなぁ。
ところで三ぶはなんて読むんだ?みぶ?サブ? 読み方で思い出したが
にょかい なのか
じょかい なのか
どっちなんだろう
どちらでも良く特に決まってないとか書かれているのを
以前どこかで読んだような気がするんだが
そんなことあるんだろうか
モヤモヤする 九十九と書いてつくもと読む!
降誕祭と書いてChristmasと読む! 作者はタイトルにルビ振ってないんだから「こうたんさい」でいいと思うよ 電子版の奥付には、本のタイトルに「こうたんさい」とルビが振ってあるよ 本気と書いてマジみたいなもんか
降誕祭と書いてクリスマス そもそも処女作が「恐ろしき四月馬鹿(エイプリルフール)」 >>512
どうしてそういうタイトルになったかは中島河太郎の解説に書かれている そうだった
そもそも四月馬鹿だ
話は変わるけど
いくつか江戸川乱歩名義で発表した作品があるのを昨日知った
そしてそれが後に横溝正史の作品として改めて本になってるとか
どういう経緯でそうなったんだよと
何かよく分からないけど笑ってしまった >>509-510が「こうたんさい」とルビがあることに言及してるのに>>511-512はどうしてそれをスルーして「クリスマス」だと言い張ってるのか 悪魔が来りて笛(フルート)を吹く
犬神家の一族(ヤツラ)
ト モ コ
女王蜂 >>515
いや自分は半ば冗談というか
一連の全部軽いノリの戯れだと思うんだけど…
クリスマスだと思ってた方が少数且つただのうっかりだろう 失礼。
>>503を「降誕祭って、クリスマスという『意味』だよね?」と解釈した>>504が、
ツンデレ風味に回答したところ、>>505で「読み方」を尋ねていた事が分かり、
後はネタ合戦というありふれた流れだと思われる。 書籍では、こうたんさい
カセット文庫では、クリスマス もし、原作の登場人物の役になれるとしたら
誰になりたい?
俺は、悪霊島の藤田刑事か霧の山荘のアロハシャツ男かな 仮面舞踏会読了。
通勤時に文庫を持ち歩くのに重くて苦労し、内容も和製マープル登場あたりから辟易してしまった。
でもエピローグが読み応えがあったので少し立ち直りました。
>>523
Y先生 当然、辰也。
「魔法科高校の劣等生」のアニメに登場する美幸の「お兄様」という
声を聴いていると典子を思い出してしまう。
美幸は10代だけど。
でも、典子も思い切って10代にすれば萌え度が増したのに
20代後半にしたのは、戦前に起こった要蔵の事件に年齢を合わせる必要があるからかな。
あと、典子も多治見家の末娘にすればよかったのに。 ん? 辰弥?
ということは、まずは、体中むちゃくちゃに火箸を当てがった跡が必要ですね.... 手毬唄の是哉のポジションが美味しい気がする
何だかんだ自分も家族(になる予定)も被害に遭ってないし
アイドルプロデュースして成功して
年の近いその母親と結婚とか今も未来も明るすぎ
もし源次郎が生きているならと結婚を躊躇う千恵子に胸熱くして惚れ直すおおらかさも何か良いわ
仕事や経歴から胡散臭さもあるけど根は良い奴そう
あの三人のやり取りの場面結構好き
是哉への疑惑が肩透かしに終わって内心がっかりする二人との温度差込みで好き 女王蜂好きなので、ギリシャ彫刻のような肉体美を持つ多門連太郎がいいな 吉太郎に1票
巴御寮人と10年間毎晩とか最高だわ! 上海氏に出て来る娘。
ウィリアムマイスターの修業時代
ゲゲゲの女房の中で水木しげるがゲーテを愛読していたと書いてあったが、
当時のゲーテがインテリの必読書だとしても、それなりに教養がなければ
読んで理解できないだろう。それを考えたら、金田一の教養の深さがわかる。
実の兄とは知らずに関係を持って不幸になる女性の名前は、ミニオン。
ミニオン→ミネコ
横溝正史が、ミニオンからヒロインの名前を取っていることも考えられるけど、
そうならば、犯人と関係を持って自殺した娘(小夜子?)の方を
ミネコとネーミングするはず。
だとしたら、ミネコは、椿子爵の実の娘でない「罪の子供」かもしれない。
また、別荘で生まれたとすれば、悪魔とは、犯人ではなくミネコ自身(ちなみに、
この作品では、「悪魔」とは、あくまで「出生に問題がある者」を指していて
悪人を指しているのではない)。
子爵は、娘のことを考えれば、告白したくてもできないから、せめて
それとなくメッセージを残しておいた。犯人を好きになって小夜子みたいに
なるなと。
金田一も見抜いていたが、ミネコの将来を考えて敢えて黙っていた?
横溝正史の作品は、いろいろな裏解釈が可能だから面白い。 シャーロキアンみたいなもんだな
俺は全く興味がないけれど、そういう楽しみ方もあってはいいと思う >>537
ウィリアムマイスターを昔から愛読していれば、わざわざ借りる必要はない。
読んでいないか昔少し読んだだけだから借りて読んだ。
難しい小説を仕事の合間に一読して、隠れた意味を読み取るなんて
相当頭が切れる。
「ジェーンエアは幸せになったか」(みすず書房)みたいに、作品の裏解釈を
研究するのがブームみたいになった時期もある。 >>541
金田一さん、あなたの推理は間違いだらけ
磯野家の謎
シャーロック・ホームズの生涯 あの手の本は、小説を書いたりできない奴等のルサンチマンが爆発してるとしか思えないw
まあ、読むとソコソコクスリとしちゃうんだけどね。 その時代一番面白かったのは、金田一〜間違いだらけに便乗した「森村誠一推理小説の間違い探し」
に、いちいち全部反論書いてた大人げない森村先生のエッセイ あれを大人気ないと思っちゃう人のほうが大人気ないと思うけどね 大人げないが誉めことばなら、>>546 も誉めてることになる 「大人げない」もそうだけど「いちいち」にいい印象持つ人はいないだろうな 一時は、彼のおかげで荒れた時期もあってが、途中から別人のように
真面目な投稿をするようになった。何があったのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています