ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
>>127
本当だ
ただし内容は全く覚えていないけど 雪はすぐにやむだろうとか
ここまでした以上もうやめるわけには
わけにはいかないとか、
日本人にはなじみ深いキャラが
人気の一因かも カーの新訳のメリットて
新訳になることより文庫化再刊で
手に入りやすくなりくなるのがありがたい
個人的に旧訳が読み難いわけじゃないから 図書館や古本でもなかなか見つからないカー作品とかもあるもんなぁ 俺が一度も実物を目にしたことがない作品
「PA−PA−LAS」、「バトラー弁護に立つ」 バトラーはポケミス1600か2000記念の時に復刊されてたので
古本屋でちらほら見るような気もする
昔はカーって手に入りにくいのが多かったけど
今はだいたい読めるようになったよなー
逆にクロフツ集めるのが結構キツイ カーの作品で未だに手に入りにくいといえば『五つの箱の死』
1957年にポケミスで出たきりで未だに文庫化されていない
全盛期の作品なのに フェル博士とHMシリーズはいずれ全部文庫化してほしいな
多分あと3冊分かな? >>141
「五つの箱の死」は好きな作品なんだけど、やっぱり世間的にはダメな作品なんだろうな。
惜しい作品なんだけど。文庫化への道は険しい。 >>141
一度復刊してるぞ
毒のたわむれも恐怖は同じも復刊してるから、
早川のカーで初刊だけはないはず >>144
ああ、復刊していたのか
でも、訳は古いままなんだろ?
いずれにしても、新訳文庫で手軽に入手できるようになってほしいものだ カーは出来の良し悪しが極端だからな
つまらない作品を多く出すと
カー嫌いが増殖しそう クリスティはビッグ4ですら新品買えてしまうがディクスン文庫創刊、とかならんかな
JDC名義とCD名義全作品とついでにホームズの功績とかも含めて ダメそうな作品は帯に意欲作とか怪作とかの言葉を入れてうまく誤魔化そう 渾身の意欲作とかでいいんじゃないかな
五つの箱の死は >>147
カーも巨匠ではあるけれど、クリスティとは知名度と大衆人気に差がありすぎるから... >>150
知名度で負けちゃうんだよな。クリスティは原作は当然だが映像化で圧倒的。 こうなったらカバーをアニメ絵にしてラノベコーナーに並べてしまえ
HM卿なんて言動的にはそう違和感無いぞ
全巻購入特典でタロットバージョンカバー(新規デザイン込み)進呈 クリスティとカー作品をならべて勝負付けするといい勝負だと思うのは、ひいき目か。 トップ5すら各人でバラけるカーではまともに勝負できないのではないかと >>153
ミステリマニア対象なら良い勝負が出来るかもしれんが、一般層ならワンサイドゲームだろ
>>154
一応、カーのトップ5は、三つの棺、火刑法廷、皇帝のかぎ煙草入れ、ユダの窓、ビロードの悪魔(日本ではそうでもないが英米で一番人気)で固定されている
海外ミステリベスト100とかの企画をすれば大抵これらのタイトルが出てくる
あと短編なら妖魔の森が不動の一番 1-10位はクリスティに負けるだろうが、11-20位では層の厚さで、逆転するのではないかと思ったりする。 >>155
以前、ミステリ番組企画で3人にカーのトップ3選んでもらうのがあったのだが、出てきた作品が全員違うとかいう珍事が起きてたぞ
同じ企画のクリスティではそんなことはなかった マニアのクリスティの超有名作読んでない自慢?は何度か見たことある
ワザワザ読まんでもいいって気になっちゃうのもあるかな
ネタ自体はどこからとなく知っちゃうし
俺もオリエントとABC読まないままだわ 確かに俺もABCは子供向けの訳で読んだだけだし、オリエントも新旧映画とドラマで観ただけだわ
アクロイドは先に晩年のシリーズ外作品の方を先に読んで、なんて意外な結末だ!とすげー興奮したw 俺もアクロイドをちゃんと読んだのは大人になってかなり経ってからだな
貴婦人として死すの方が先に読んでたわ >>157
そりゃ、3人だけならバラけることもあるさ
俺もクリスティでトップ3を選ぶなら、そして誰もは不動だが、あとの2つは葬儀を終えてと、満潮に乗ってだし
100人単位でアンケートをとれば大体三つの棺、火刑法廷、皇帝のかぎ煙草入れ、ユダの窓あたりに固定されるよ 横綱:三つの棺 vs そして誰もいなくなった 引き分け >>162
いや、それは客観的に見てそして誰もの圧勝だろ
確かに、三つの棺も名作だが、相手は幾度となく映像化され、オールタイムベストのアンケートをすれば常にトップ争いをする化物だ 現代の読者にしてみると「そし誰」は元祖とはいえ(六死人もあるが)
もうあらゆる所で使い尽くされたネタなのであんまり評価高くないかもしれない >>164
2012年の東西ミステリーベスト100でそして誰もは1位をとっている
BBCのドラマが話題になったのが2015年だし、日本でも二夜連続ドラマスペシャルが2017年に放送されている >>164
自分でふっといて何だが、現代の作品につながる影響力があるという点では、「そして誰もいなくなった」は偉大だな。
「三つの棺」は単体では抜群におもしろいけど、後世に影響力や模倣作品があったかというと。。 影響を受けた中で一番有名なのはメ欄だな
メ欄をメ欄に置き換えただけ ブランドか。よく理解できないので、もう一回読むか。
むしろ、強烈な落ちが印象にのこっている。招かざる客たちのビッフェは傑作ぞろいだから。 >>166
>後世に影響力や模倣作品があったかというと。。
「そして誰もいなくなった」の影響力には及ぶべくもないけど、作中で密室講義を始める作品ならいくつかあるな 大関:火刑法廷 vs アクロイド殺し これはカーの勝ち 小説でも映画でも「そして誰もいなくなった」系はほんと多いから食傷気味ではある
使い方がうまい(ミスリーディングに使ったりとか)のもあるけど
「密室講義」の影響は確かに大きいかもなー
ミステリ作家なら一度はああいうのやりたいんだろうね 「そして系」てのは要するにクローズドサークルのこと?それとも〇〇〇〇はずの人物が××××展開のこと? >>170
それもやっぱアクロイドの方が勝ちだと思う…
アクロイドは後世への影響がデカすきる >>173
そして誰もとアクロイドは別格だよな
ちなみに、>>165の2012年の東西ミステリーベスト100によると
火刑法廷とオリエント急行なら10位と11位で互角の勝負している >>175
ぶっちゃけ「スミルノ博士の日記」は叙述トリックとしてはちっとも効果的ではない
それから、そして誰もの元ネタといわれている六死人にいたってはクローズドサークルですらない
ちなみに、クローズドサークルの原型となった作品なら、シャム双生児の秘密、八人の中の一人、ミステリ・ウィークエンドなど、そして誰も発表以前にいろいろある
また、ABC殺人事件も別に最初のミッシング・リンクものというわけではない
だけど、叙述トリック、クローズドサークル、ミッシング・リンクものをジャンルとして完成させたのはクリスティ
だから偉大なのだよ 「そして」と「Y」
今オールタイムベストを大々的にやったらどっちが上にくるんだろう アクロイドが叙述ミステリなのかどうか
昔我孫子と誰かが議論してたような気がする カーで後世の影響が一番大きい作品って実は「白い僧院の殺人」な気がする
おそらく足跡系不可能犯罪もの長編の元祖だろう ABCってミッシングリンクものかなあ
リンクは明白で理由が問題になってると
思うけど とりあえず2013年の文春の「東西ミステリーベスト」では
「そして」が「Y」に約200P差をつけて1位
たぶん現在も変わらないんじゃないかな
カーは10位の「火刑」が最高位 トップ3対決の
「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」
VS
「火刑法廷」「三つの棺」「皇帝のかぎ煙草入れ」
ではクリスティの圧勝
でもカーも4位以下の作品では負けていないから >>184
ワースト3対決
クリスティ
ビッグ4 複数の時計 運命の裏木戸
VS
カー
亡霊たちの真昼 血に飢えた悪鬼 死の館の謎 クリスティは年代順に読破しようとしたことあったけど
トップ3とかナイルのような有名作はネタ知ってるからと後回しにしてたら、
結局未読のままになってしまった >>185
うーむ。甲乙つけがたい。ビッグ4も相当だったから。。 >>188
あ、大事なのを忘れていた
クリスティ
ビッグ4 フランクフルトへの乗客 運命の裏木戸
VS
カー
亡霊たちの真昼 血に飢えた悪鬼 死の館の謎
うーん、これは好勝負 >>189
どちらも強力だが、カーには「死の館の謎」という致命傷があり、クリスティの勝ち。 ビッグ4は有名シリーズの初期作品なんで初心者が知らずに地雷踏む可能性高いのが
ノンシリーズやマイナー作品なら踏むのもマニアだけですむけど >>177
あと「見立て」もな
カーはロジックが弱いし、
文章も上手くないし人間も描けてるとは言い難い
でもインパクトは圧倒的にカーだな 昔面白いこと言ってる人がいた
クイーンよりカーの方がロジカルだし
カーよりクリスティの方が物理トリックが上手いし
クリスティよりクイーンの方が○○だ
○○はちょっと忘れたけど、面白い見方だと思ったね
全面的に賛成は出来ないけど >>192
見立て?
見立てを世に知らしめたのが「そして誰もいなくなった」だって話?
見立ての元祖はヴァン・ダインの『僧正殺人事件』だろ?
これは「スミルノ博士の日記」や「六死人」なんかと違って超有名作だ クリスティの「ABC殺人事件」はMissing Linkというよりは「あやつり」の元祖だよな。
カーは逆立ちしても書きそうもないけど、そこがまた魅力 >>196
「あやつり」の元祖はモーリス・ルブランの(メール欄)じゃね? 「メソポタミヤの殺人」のトリックなんか、カーっぽくて楽しかった。
あくまでトリックのみだけど。 >>194
ヴァンダインの見立ては僧正だけだな
しかも犯人がやりたかったというだけ
サイコサスペンスの面白さなんだよな おすすめを教えてほしいです
火刑法廷、かぎ煙草、赤後家、3つの棺、ユダの窓、蝶番、黒死荘、帽子、僧院、貴婦人
は読みました
トリックが荒くても不可能状況の見せ方と筋のあおり方が面白ければいいんですが、他にいいものありますか? その中でどれが面白くて
どれが面白くなかったですか 挙げたのは全部、展開と意外性がおもしろかったです
でも火刑法廷の祖先の話や蝶番の人形の話はちょっと辟易したかも
オカルトとか曰くつきの話が長いとあんまりです >>204
もう、好みの世界だけど因縁話がきついのであれば
「連続殺人事件」
「爬虫類館の殺人」
「囁く影」
が順当かな。ただラブコメがスパイスとしてはいってくるので、ダメな人はダメでょう。
思い切ってチャンバラにいくもよし。 「九人と死で十人だ」と「猫と鼠の殺人」は優先度は高くないけど佳作だと思うから機会があれば読むといいかな
あと短編の「妖魔の森の家」は必読 >>202
一角獣の殺人を推したい
かなり人を選ぶけど、ハマる人は凄くハマる作品だと思う >>205-207
オススメありがとうございます!
一つずつ読んでいきたいと思います >>206
「猫と鼠の殺人」は好きだなー。いかにもカーらしい作品。
この中堅どころのの層が、他作家に比べれば厚い。
絶版というのが惜しい。俺の1988年7版だもんな。。 >>202
面白さならトップクラスの「連続殺人事件」
トリックにも啞然とさせられる事うけあい 「見知らぬ部屋の犯罪」が読めなくなって放置されたまま
『カー短編集2,3』は元々原書そのままじゃない日本独自編集なんだから
キャラクターごとにまとめ直しちゃえばいいのに >>202
傑作の緑カプセルとビロードの悪魔が入ってないね
あと夜歩くも読んだほうがいい 『火刑法廷』新カバー
https://www.google.com/search?q=%E7%81%AB%E5%88%91%E6%B3%95%E5%BB%B7+%E6%96%B0%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC&client=tablet-android-om-lge&prmd=ivnx&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjA6raWjo3zAhUQG6YKHbdgCfIQ_AUoAXoECAIQAQ&biw=962&bih=601&dpr=1.33#imgrc=oRhDXUyEO4uUSM ハヤカワよ。新カバーもいいが、その前にやること色々あるでしょ。
差し当たり、囁く影の新訳を。 火刑法廷は何度も新カバーになっているのに囁く影はずっと古いままなん? 新訳じゃなくても手に入りにくい作品を増刷して欲しいな 囁く影は友人に貸したら、そのまま帰らぬ本となってしまったな…
今思わなくとも勿体ない事したわ >>202
『剣の八』『震えない男』『死者のノック』
『墓場貸します』『魔女が笑う夜』『赤い鎧戸のかげで』 火刑法廷は叔父の本棚にあった旧ポケミス版の表紙が怖すぎて、子供の頃は夢に出てきたりもした
中学生になって恐怖を克服しようと思い立ち、タロットカバーの文庫で読んだら、内容の方もやっぱり怖かったw
https://i.imgur.com/xreyjO5.jpg 「疑惑の影」はシリアスな本格ミステリーかなーと最初思ってたら
決闘とかあったりする冒険ミステリーになったのは驚いたな
まあ面白かったが、あんまり評価高くないのも分かる 「四つの凶器」の旧訳が読みたくなってきた
新訳は軽いのがどうも・・・
会話の始まりが「あのさ」とか「どうなってるの?」とか
雰囲気が出ない気がするけど
旧訳はどうなんだろう 「ホラ」「クソッ」「オーイ」「いいえ、いいえ、いいえ」 何年か前に復刊して「シャーロックホームズの功績」はよかった。
前半六作がカーだったかと思うが、短編としては最高水準。
パスティーシュと思われてか評価が不当に低い。 エラリークイーン パーフェクトガイドが発売されてうらやましい。
カーもだしてくれないかな。アガサ・クリスティー完全攻略本もあるこだし。 >>228
それの作者が今『カーを補助線にして本格ミステリーを斬る』みたいな本執筆中だって言ってたけど