ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
>>430
ネタバレ
↓
あんな方法で弾丸が発射するわけないでしょ
カーで云うところの連続自殺事件 >>431
するわけがないといわれてもその手の知識が皆無なので判断のしようがない
でもトリックの発想は面白いと思った
レビューサイトをみても実現性には疑問が残るが密室トリックとしてはユニークという風に評価している人が多い 海外の作品にも似たようなトリックがあったと思う
入れる場所は違うが実際にあった話というのも聞いたことがある
高木作品の場合は痕が残ってばればれだろう まあミステリの読者は文系も多いから
素直に感心してもしょうがないか 『ビロードの悪魔』『火よ燃えろ』『囁く影』復刻しないかな ディクカーの時とカーッディクの時と、どっちがHM卿でどっちがフェラ博士だったかすぐ忘れる >>433
海外の作品はどんなトリックなんだろう?
弾丸を高速で飛ばすには銃身が必要なんだが
(これが弾の動力、バネのような働きをする) >>439
銃身って弾丸が通り抜ける筒状の空洞部分でしょ
メ欄が銃身の代わりをするってことではダメなの? ダメだろうね
先ず下の部分に隙間がある
空気鉄砲を想像すれば解るが、筒がCの字に穴が空いていれば飛ばない
そして長さが全く足りない
長ければ長いほど初速が速くなる。
長いバネで弾くのと同じ
こんな単純な方法では前方への推進力が弱すぎるんだよ
このやり方で〇せるなら爆竹でも同じ事が出来るだろうね 短い筒に弾丸を入れて筒先を相手の頭に押し付け薬莢をはんだごてで
加熱するというアホらしい小説があったな >>435
『ビロードの悪魔』と『囁く影』なら電子書籍で読める。 クリスティ読み返してたんだけど、あらためてカーが好みにあうと確信しました カーはひとりよがりで鼻につくところがあるからクリスティのほうがすきかな クイーンを読んだ後はやっぱクイーンだわってなるしカーを読んだ後はやっぱカーだわってなる カーは5作くらい読んでから三つの棺を読みました。
「密室講義ばかり注目されるけど密室トリックも秀逸!」という書評を多く目にして期待したのですが、
個人的にメル欄のトリックがヽ(・ω・)/ズコーって感じでした。
私って少数派でしょうか? >>448
wikipedia三つの棺の作品の評価を参照すればわかる 新訳だと気が抜けるなぁ
やっぱり旧訳の方が全然いい
論理的な構成感がある 連続自殺事件の読者から要望が多かったのかな
フェル博士が家を燃やす話が読みたい 「幽霊屋敷」ってなんだ!?って思ったら「震えない男」のことなのね >>460
1959年の小林完太郎の旧訳のタイトルを踏襲 「震えない男」は壮大な屋敷トリックが、馬鹿馬鹿しく突き抜けており愉しい。 壮大なトリックなんてあったか?
メ欄だけじゃなかったか? あれを壮大という意見にはついていけん
メ欄も壮大なのか >>468
壮大=素晴らしいという意味ではないんだから別に壮大でもいいんでないの?
要するにここでいう壮大なトリックとは、大がかりなトリックという意味でしょ
確かに針と糸の密室なんかと比べると大がかりではある 何を言ってる
壮大という言葉は価値判断を含んでるぞ >>470
だから使い方を間違って大がかりという程度の意味でつかったのだろうってこと
そんな言葉の解釈間違いくらい察して流してやれよ
ぐだぐだと議論することでもないだろ 『青銅ランプの呪』読了
人間消失が話のメインなこともあってか死体が出てこないので少々緊迫感に欠けるところもあったが
HM卿のキャラの面白さと不可思議な出来事が何度も起きるストーリー展開のおかげで最後まで楽しめたな
人間消失のトリックはカーにしては、ありふれたネタなんだけどトリックの使い方がなかな巧みで
犯人もそこそこ意外性がありミステリーとしてなかなかの良作だったと思う
…と思ってたら最後の最後のオチでひっくり返してギャグみたいな作品になるとは…
元々ギャグ要素が割とある作品だったけど最後のオチが無かったら本格的なミステリーとして成立できてたのに
そこをひっくり返してギャグみたいな話になるんだからほんと良くも悪くもカーは凄いよなぁw >>473
雰囲気あって良いな
表紙買いしてしまいそうなほどだわ 『幽霊射手』所収の「第四の容疑者 アンリ・バンコラン氏の事件簿」読みました。
密室の謎自体は一読して理解できたのですが、登場人物の半数がスパイで裏の恋愛感情もあったりして、
「行動の動機」が今一つ理解できません。
頭の中でスンナリ、ストーリーが整合している方がいたら教えてください。
オライアダン(夫)がサン・マリー(妻)の名前が書かれた手巻きの煙草が焼失するの止めた、というシーンがあるます。
夫はもともとこの機密書類を欲しがっていたのだが、妻の名前が書かれていたので仕事より愛情を優先した、と語られていますが、
妻の立場を守る為だとしたら逆にそのまま焼失させる方が正解なんじゃないでしょうか?
また、最後にこの手巻き煙草がいつのまにかバンコラン(探偵)からヴィヨン伯(間抜けな依頼人)の手に渡って、
気づかぬままに自分で消滅させてしまうのですが、それまで持っていたのは夫だったのでしょうか?
持っていたとして仕事より愛情を優先する場合、「使い道がない」のに何故わざわざ持っていたのでしょうか? >>475
さづがに幽霊射手はストーリー忘れた。カー短編集5だっけか >>476
カー短編集4ですね。
全Z章の内のY章の探偵と夫婦の会話のところで手巻き煙草の話題が出てきます。
その他に探偵が「腹が立ってきた(地の分)」り「負けたのは、わたしのほうですよ。(セリフ)」と言ったりする箇所があるのですが、
これも自分の解釈で正しいのかなあ?・・・と。
腹が立ってきた→妻は夫を愛しているのかと思っていたら、実は浮気相手の方が本命だと臆面もなく言ったので腹が立った?
敗北宣言→最終的に探偵は真相を上司に伝えはするが、あまり熱心ではないようで他の容疑者の思い込みの自白が採用されるのをほぼ傍観している。
その理由は妻思いの夫(真犯人)を助けようとしているのだが、それがスパイである妻を助けることにもなるかなそのことを言っている?
いや、考えれば考える程よくわからん。
30ページくらいなので誰か読み返して解説してくれると嬉しいです。 未読だったエレヴェーター殺人事件が読めたのでこれで長編は全て読み終えた。
中学生の時に読みはじめてようやくコンプリ出来たので感無量です。 連続自殺事件をゲット、創元のカーのシリーズは表紙だ良くて気に入っている。 幽霊屋敷かなり読みやすくなってた
個人的にポケミスが読みづらかっただけかもしれないけど 「幽霊屋敷」読み終えた。
トリックは覚えていたが、最終盤の逆転、逆転は覚えてなかったな。
訳は定評のある三角氏だけあり、例のオゾンの訳もスムーズだった。
が、まぁ無理目の物理トリックで馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しい。
女性キャラもカーいつもの造形。
さすがに傑作とは言い難いが、私たちのようなカーマニアなら新訳みのがせないだろう。 まだ物理トリックの方がましじゃないか
「君だよ」のくだりはこれでいけると思っていたのかと呆れた 後、期待する新訳は「曲がった蝶番」。「猫と鼠の殺人」かなぁ。 まだ文庫化してないシリーズ作品は五つの箱の死と悪魔のひじの家ぐらい? >>485
「曲がった蝶番」をなにと間違えましたか? >>487
失礼しました。新訳でてましたね。
めぼしいところでは「猫と鼠の殺人」くらいかな。
「五つの箱の死」は傑作になり損ねた惜しい作品。最後の着地に失敗した。 >>488
やっぱりド忘れでしたか。
何か大きな不満があるのかと思いました。 新訳を度忘れしていたのならなぜ曲がったと表記したのか
気になる >>486
五つの箱の死は
>>454
から出るから文庫化はだいぶ先だろうか 死時計の新訳希望。
フェル博士の手がけた最大の事件て言われてるくらいだからね。 死時計は自分の読解力不足のせいか状況がよくわからなかった… >>493
吉田誠一さんの?
トリックは藤原宰太郎にバラされてたので
買うには買ったが積んで数十年 そろいもそろって嫌な人間ばかりの小説だったな
異論もあるだろうがあんまり面白くない >>492
『死時計』はまあまあ面白い作品だったけど
地味な作品っていう印象であまり最大の事件って感じはしなかったなぁ 幽霊屋敷黄泉オタワ
もっと発砲回数があってもおかしくないんじゃね? 『死者はよみがえる』
たしかに壁に投げつける人がいても、止めないw
フェル博士がたくさんのメモを抱えて全体像を捉えようと
していると複数個所出て来るように、読者にそれを促して
いるんだろう
そうすると犯人の条件が絞り込まれ、決定的なヒントも
出してあると でもねぇ・・・ 「死者はよみがえる」は普通にアンフェアだって言いたくなるよなw
それはそれとして腹が立つより何故か笑ってしまう不思議な面白い作品だと思う 新訳はkindleを出さない 何か営業的な目論見があるのかな 創元推理文庫の電子書籍は、表紙や解説がしっかり収録されているうえ、注記もポップアップ表示するていねいな作りになっているため、もっと増えてほしいんだけど、創元は電子化をあまりやる気ないのが残念。 「死者はよみがえる」は脱線が少なくかなり読みやすい
から好きだね 『猫と鼠の殺人』
Y氏ご推薦に従い読んだ 面白かった
カーは15作くらいしか読んでないけど、上位評価されても
おかしくないのでは
大人の鑑賞に堪える作品、ミステリ枠に興味が無い方でも
じっくり楽しめそう
あの娘の厚化粧と判事の堅物ぶりの対照、収入以上の生活
ぶり、嫁さん選びの時に無理したんだろうか 幽霊屋敷に部屋の見取り図のせなかったってバカじゃないかと 「五つの箱の死」
第一期12巻の客寄せのために、最後に出すのかと思ってたら出てたな
刊行ペースが間隔空くようになったが、売れ行き悪いのかな
第二期でもカーの未訳分が入るといってたが、どうなるんだろ 「猫と鼠の殺人」は大好きだ。カーにしか許されないトリックだな。
犯人の隠し方はいつものパターンだけど。 「五つの箱の死」は基本は失敗作だと思うが、狙ったところがすごい。
中期のカーが繰り返していた、犯人の隠し方の究極を繰り出している。
ただ、あまりにも先鋭すぎて、鉄棒でいうとウルトラDで着地こけて大失敗
という感じ。惜しい作品。 >>510
ポケミス版を持っているから・・・・・・
(文庫化待ち) 五つの箱の死
途中だけど、例の警部が語る
まともな事件にあたった、密室や、雪の中に死体だけあるとかではなく
これってカー自身の科白なのかな?
ひょっとして、自作への評価の対象がトリックに偏重していてそれが
嫌だったとか?
フーダニットとして優れてるとの声は聞こえてこない
それで有り得ない犯人を書きましたと (結末はもちろん知らないけど) 秋になるとカー、クロフツ、シムノンの季節だ。夜歩く読み返すか シムノン「サンフォリアン教会の首つり男」の新訳は買ったぞ。初読だから楽しみ。
雰囲気は同じ時代のパリなので、カーのバンコラン物と似ているのではないかと期待している。
カー、クロフツ、シムノンには秋が似合う。 「五つの箱の死」
旧訳は読んでいません
・アンフェアか否か
新訳ではどこがアンフェアとされるのか分からない
但しある点で、そう言いたくなる人がいてもおかしくは
ないとは思う
でもそれで本書全体がもし否定されるなら、それは過剰批判
ではと感じる
・トリック
当時は新規性・独創性があったのだろうか?
そこの評価が分からないと、2023年においては…
ただ違う面である効果をもたらしているのは見逃せない >>519
ありがとうございます 先例があったのですね
白々しくモロなパクリをしたとは思いたくないですが
(根拠のないひいき目w)
全体としては、山口氏の冒頭の演説にあるような狙い通りなの
でしょうけれど、私のような上級者にはほど遠い者には
それがかえって、何を追っかけて読んでいけばよいのか?
ぼやけた感じなんですね。
謎の提示の舞台設定にキレが無いように映ってしまうんです
マニア向け作品なのでしよう 「サン=フォリアン教会の首吊り男」は作品の空気感は少しカーに通ずるところがあるけど
作品の内容は全然カーとは違うものだと思う
シムノン作品は基本、トリックとかがあるミステリーじゃないし 「サン=フォリアン教会の首吊り男」は作品の空気感は少しカーに通ずるところがあるけど
作品の内容は全然カーとは違うものだと思う
シムノン作品は基本、トリックとかがあるミステリーじゃないし 「サン=フォリアン教会の首吊り男」ようやく読了。
1931年の作品なので、怪しいパリの雰囲気はバンコランものと通じるものがある。
ただ、それだけ。あとは似ても似つかない作品。メグレものはこんなのばっかりなのかな。
カーマニアは特に読む必要はないだろう。 シムノンのメグレものはカーとはある意味対極に位置するミステリーだと思う
ミステリーとしての仕掛けよりも登場人物の心理描写や文学的表現などを堪能するミステリー作品が多い ニューオリンズ3部作より、初期のパリが舞台のほうがいいね。
雰囲気がある。 同じミステリーでも探偵物と刑事物では
面白さのベクトルが違うよ オレもメグレの新訳の別の作品を読んでみた
世界的にクリスティの次に人気の有る作家だからどんなものかと思ったら
最後の方で意外な犯人が逮捕され
その後読者の知る由もない真相を次々と公表して
チャンチャンだった
これは駄作かと思ったら解説読んだら著者の中期の
代表作らしい
たしかに文章は洒落てて読みやすくカーより遥かに上手い
物語の大半はメグレの視線で語られ、彼と一緒に捜査している
気分になれて結構楽しい
但しヴァンダインの二十則やノックスの十戒の範疇の作品ではない メグレは雰囲気小説というところか。
日本ではカーの人気には及ぶまい。ただ新訳がでているということは、
カーと同じく岩盤支持層が5000人くらいいるのかな。