ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
後、期待する新訳は「曲がった蝶番」。「猫と鼠の殺人」かなぁ。 まだ文庫化してないシリーズ作品は五つの箱の死と悪魔のひじの家ぐらい? >>485
「曲がった蝶番」をなにと間違えましたか? >>487
失礼しました。新訳でてましたね。
めぼしいところでは「猫と鼠の殺人」くらいかな。
「五つの箱の死」は傑作になり損ねた惜しい作品。最後の着地に失敗した。 >>488
やっぱりド忘れでしたか。
何か大きな不満があるのかと思いました。 新訳を度忘れしていたのならなぜ曲がったと表記したのか
気になる >>486
五つの箱の死は
>>454
から出るから文庫化はだいぶ先だろうか 死時計の新訳希望。
フェル博士の手がけた最大の事件て言われてるくらいだからね。 死時計は自分の読解力不足のせいか状況がよくわからなかった… >>493
吉田誠一さんの?
トリックは藤原宰太郎にバラされてたので
買うには買ったが積んで数十年 そろいもそろって嫌な人間ばかりの小説だったな
異論もあるだろうがあんまり面白くない >>492
『死時計』はまあまあ面白い作品だったけど
地味な作品っていう印象であまり最大の事件って感じはしなかったなぁ 幽霊屋敷黄泉オタワ
もっと発砲回数があってもおかしくないんじゃね? 『死者はよみがえる』
たしかに壁に投げつける人がいても、止めないw
フェル博士がたくさんのメモを抱えて全体像を捉えようと
していると複数個所出て来るように、読者にそれを促して
いるんだろう
そうすると犯人の条件が絞り込まれ、決定的なヒントも
出してあると でもねぇ・・・ 「死者はよみがえる」は普通にアンフェアだって言いたくなるよなw
それはそれとして腹が立つより何故か笑ってしまう不思議な面白い作品だと思う 新訳はkindleを出さない 何か営業的な目論見があるのかな 創元推理文庫の電子書籍は、表紙や解説がしっかり収録されているうえ、注記もポップアップ表示するていねいな作りになっているため、もっと増えてほしいんだけど、創元は電子化をあまりやる気ないのが残念。 「死者はよみがえる」は脱線が少なくかなり読みやすい
から好きだね 『猫と鼠の殺人』
Y氏ご推薦に従い読んだ 面白かった
カーは15作くらいしか読んでないけど、上位評価されても
おかしくないのでは
大人の鑑賞に堪える作品、ミステリ枠に興味が無い方でも
じっくり楽しめそう
あの娘の厚化粧と判事の堅物ぶりの対照、収入以上の生活
ぶり、嫁さん選びの時に無理したんだろうか 幽霊屋敷に部屋の見取り図のせなかったってバカじゃないかと 「五つの箱の死」
第一期12巻の客寄せのために、最後に出すのかと思ってたら出てたな
刊行ペースが間隔空くようになったが、売れ行き悪いのかな
第二期でもカーの未訳分が入るといってたが、どうなるんだろ 「猫と鼠の殺人」は大好きだ。カーにしか許されないトリックだな。
犯人の隠し方はいつものパターンだけど。 「五つの箱の死」は基本は失敗作だと思うが、狙ったところがすごい。
中期のカーが繰り返していた、犯人の隠し方の究極を繰り出している。
ただ、あまりにも先鋭すぎて、鉄棒でいうとウルトラDで着地こけて大失敗
という感じ。惜しい作品。 >>510
ポケミス版を持っているから・・・・・・
(文庫化待ち) 五つの箱の死
途中だけど、例の警部が語る
まともな事件にあたった、密室や、雪の中に死体だけあるとかではなく
これってカー自身の科白なのかな?
ひょっとして、自作への評価の対象がトリックに偏重していてそれが
嫌だったとか?
フーダニットとして優れてるとの声は聞こえてこない
それで有り得ない犯人を書きましたと (結末はもちろん知らないけど) 秋になるとカー、クロフツ、シムノンの季節だ。夜歩く読み返すか シムノン「サンフォリアン教会の首つり男」の新訳は買ったぞ。初読だから楽しみ。
雰囲気は同じ時代のパリなので、カーのバンコラン物と似ているのではないかと期待している。
カー、クロフツ、シムノンには秋が似合う。 「五つの箱の死」
旧訳は読んでいません
・アンフェアか否か
新訳ではどこがアンフェアとされるのか分からない
但しある点で、そう言いたくなる人がいてもおかしくは
ないとは思う
でもそれで本書全体がもし否定されるなら、それは過剰批判
ではと感じる
・トリック
当時は新規性・独創性があったのだろうか?
そこの評価が分からないと、2023年においては…
ただ違う面である効果をもたらしているのは見逃せない >>519
ありがとうございます 先例があったのですね
白々しくモロなパクリをしたとは思いたくないですが
(根拠のないひいき目w)
全体としては、山口氏の冒頭の演説にあるような狙い通りなの
でしょうけれど、私のような上級者にはほど遠い者には
それがかえって、何を追っかけて読んでいけばよいのか?
ぼやけた感じなんですね。
謎の提示の舞台設定にキレが無いように映ってしまうんです
マニア向け作品なのでしよう 「サン=フォリアン教会の首吊り男」は作品の空気感は少しカーに通ずるところがあるけど
作品の内容は全然カーとは違うものだと思う
シムノン作品は基本、トリックとかがあるミステリーじゃないし 「サン=フォリアン教会の首吊り男」は作品の空気感は少しカーに通ずるところがあるけど
作品の内容は全然カーとは違うものだと思う
シムノン作品は基本、トリックとかがあるミステリーじゃないし 「サン=フォリアン教会の首吊り男」ようやく読了。
1931年の作品なので、怪しいパリの雰囲気はバンコランものと通じるものがある。
ただ、それだけ。あとは似ても似つかない作品。メグレものはこんなのばっかりなのかな。
カーマニアは特に読む必要はないだろう。 シムノンのメグレものはカーとはある意味対極に位置するミステリーだと思う
ミステリーとしての仕掛けよりも登場人物の心理描写や文学的表現などを堪能するミステリー作品が多い ニューオリンズ3部作より、初期のパリが舞台のほうがいいね。
雰囲気がある。 同じミステリーでも探偵物と刑事物では
面白さのベクトルが違うよ オレもメグレの新訳の別の作品を読んでみた
世界的にクリスティの次に人気の有る作家だからどんなものかと思ったら
最後の方で意外な犯人が逮捕され
その後読者の知る由もない真相を次々と公表して
チャンチャンだった
これは駄作かと思ったら解説読んだら著者の中期の
代表作らしい
たしかに文章は洒落てて読みやすくカーより遥かに上手い
物語の大半はメグレの視線で語られ、彼と一緒に捜査している
気分になれて結構楽しい
但しヴァンダインの二十則やノックスの十戒の範疇の作品ではない メグレは雰囲気小説というところか。
日本ではカーの人気には及ぶまい。ただ新訳がでているということは、
カーと同じく岩盤支持層が5000人くらいいるのかな。 シムノンは犯罪を通して人間の愚かさや悲劇を豊かな筆致で描いてるから
謎解きやサスペンスだけがミステリーと思ってる人たちには面白さが理解出来ないでしょう
バルザックやチェーホフやモームが好きならこのニュアンスが解ると思う カーのヒロインはいつも一緒で、ロマンスのパターンも一緒。
名前入れ替えてもわからんからな。
ま、俺はそこをカーに求めているのではないので。 シムノンよりクロフツの方が同じ刑事物でも
正統派ミステリーぽいね
ただしフレンチ警部がワトソンレベルの知能なので
事件の難易度も低い >>531
映像化たくさんされてる点を考えると世界的な人気はシムノン>カーだろうな >>534
「ホックズ・バックの怪事件」とか読んでると
とてもじゃないが事件の難易度低いとは思えんぞ
あんな複雑でやることが多すぎるトリック、よく犯人も実行できたな、よくフレンチ警部も推理できたなって感心するわ >>535
カー信奉者は日本が一番多いのかもな。まだ新訳が出続けるというのが驚異的。
そういう意味ではクロフツ、シムノンも復刻ででるから日本は飛びぬけてる。 メグレ物は数年前にローワンワトキンソン主演で
ドラマ化されて高視聴率を稼いだし、今年は仏版の
映画が日本でも公開された
欧米ではカーはマニアしか知らないだろう
クロフツはもう忘れられてる。優秀な刑事物他に
いっぱい有るし >>538
カーは欧米の書店でも普通に置かれているというし、マニアしか知らないといっても日本だってカーを知っているのはマニアだけだ
したがって、日本とそんなに変わらないのではないか? カーは来日したことないよな。クリスティもか。クイーンは来日したことは知っているが。 カーも映像化されてたらもっと知名度あったのかもな
…ふと、もしかしたら映像化してるんじゃないかと気になって調べてみたら
「火刑法廷」と「皇帝のかぎ煙草入れ」は映画化されてる事を知ったわ >>538
wikiで調べたらクロフツの全集が2000年に発売されて
るみたいだから忘れていないだろ クロフツは書棚に今年の復刊に「シグニット号の死」が待機している。
クロフツを称して「企業ミステリの先駆者」という煽りがすごい。
そりゃ、カーとは共通点ないわな。 意外な感じだけど、麻耶はクロフツがフェイバリットらしい、黄金時代の巨匠の中では。何度も読み返してるって昔講演会で言ってた。 >>543
「企業ミステリの先駆者」という謳い文句や「樽」などの代表作のおかげで
クロフツはお堅いイメージがあるけど
意外とエンタメしててライトなファンでも楽しめると思うんだよな
カーのようなオカルトとかは全然無いしカーほどケレン味は無いけど クロフツは数年前から順番に刊行され続けて今年二重の悲劇まできた
カーより人気あるかもしれない アメリカでは最高のミステリー作家の一人とされる
ダシールハメットは日本じゃ全然人気無いな
ハードボイルド物はダメか クロフツ、カーは日本ミステリー界に与えた影響力が決定的に強い。
ハメットは個人的には血の収穫なんか好きなんだけど、やはりチャンドラーになってしまう。
あと意外と見逃せないのはE。Sガードナーの影響力だと思う。
日本は法廷もの好きだから。 >>548
ハードボイルドはチャンドラーが今でも日本で人気があるな ドライなハメットよりセンチメンタルなチャンドラーの方が日本人受けはいいよね
本格好きならロス・マクドナルドだし 昔あった何かのアンケートでも、
御三家の中ではチャンドラーが圧倒的に人気で
その次がロスマク、最後がハメットだった気がする >>551
ロスマクは、案外本格してるんだよね、ウィチャリー家の女なんかラストびっくりしたもんな。 『さむけ』ほどではないけど、『ウィチャリー家の女』も有名だよ
ちなみに東西ベストミステリー100の海外ランキングでは、
前者が15位、後者が57位にランクインしてる >>548
黒澤明『用心棒』のネタ元がハメット『血の収穫』
一時期はハヤカワ、創元以外にも新潮、中公、講談社の文庫から出てた
『マルタの鷹』は児童用にリライトされていたものが三社位出てたと思う リアルタイムで読んでいた世代の間では
ウィチャリー家の方が評価は高かった
夜明けの睡魔でさむけを称揚したあたりから逆転した とりあえずとんでもない値段になってるハイチムニー荘を旧訳でも良いから読みたい カーやシムノンはコレクターズアイテムだからなあ
数社にまたがらないと揃わないところが収集欲をそそるわけで
持ってはいるけど読んでないなんて奴も多い 「ハイチムニー荘の醜聞」文庫もってるけど、なーんにも覚えてない。 >>562 面白くない?赤い鎧戸より酷かったりするか? すまん。「ハイチムニー荘の醜聞」なんにも覚えていないのよ。
ただ、「赤い鎧戸のかげで」はカーの作品のなかでも屈指の駄作だから、
それよりはよかったんじゃないかな。 エドマンドゴドフリー卿殺害事件つまんない
半分ちょい読んだけどつまんない いや面白いけど描写がなくて祖述だから
受け付けない人がいるのはしょうがない 実は俺も1/3読んでgive upした。今まで読んだカー作品で唯一挫折した作品。 海外クラシックスレによると「悪魔のひじの家」が文庫化らしい 出てくる女キャラがひたすらギャーギャーうるさい印象しかない 「猫と鼠の殺人」新訳望む。もう今の訳は相当旧いし、作品自体も佳作。 あずまんがつべの最新動画でミステリーについたも語ってる部分があって、カーは技巧的過ぎるのかあまり印象に残ってないそうだ。
ちなみにクイーンは九尾の猫が好きだと。 >>576
おもしろそうな本だね。
髑髏城は新訳が好きじゃないので原文で読むしかないんだよなぁ.... 「見知らぬ部屋の犯罪」が読めなくなったまま放置状態。
『短編全集』を再編集して、
マーチ大佐全短編+ノンシリーズ
フェル博士全短編+ノンシリーズ
ヘンリー卿全短編+ノンシリーズ
とかに出来ないものかねぇ。 なぜ「不可能犯罪捜査課」、「妖魔の森の家」以外の短編集は手に入れづらいんだろう >>579
バンコランも一纏めに
理想はグランギニョールと幻を追う男、その他アンソロ収録作品も含めて新訳
複数のシリーズ探偵のいるクリスティでもまとめて欲しい
最大のチャンスだったクリスティ文庫創刊時にされなかったからもう無理だろうが 売れないから
文庫だと値段はおさえなくちゃいけないし もう「初文庫化」じゃなけりゃダメかあ
残ってるのは『ブードゥーの悪魔』『グラン・ギニョール』くらい?