京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
!extend:on:vvvvvv:1000:512
を2行冒頭に書いて下さい(1行分は消えて表示されません)
妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
関連リンク
●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
前スレ
京極夏彦 Part.87
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1462102412/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured 鍵3つで一万円かよアホらし
この新作短編が書籍化するのはいつになるのやら いささか抱き合わせ商法めいてるな
3作の中じゃ鉄鼠だけ売れ行き落ちそうだからオマケ付けてついでに他の新作も、みたいなセコさ
ヒトごろしは土方が主役なので京極ファンはもちろん歴史好きや新選組マニアも手を出しそうだ
虚談も紹介文見ただけでもいかにも京極らしく購買意欲をそそるが中身変わらず装丁豪華にしただけの鉄鼠はなぁ… >>421
>中身変わらず装丁豪華にしただけの鉄鼠はなぁ
だからこそのこの企画なんでしょw
他の二作は何もしなくてもそこそこ売れる
鉄鼠は流石売れそうにない
「先生、なにか一本ちょろっとお願いしますよ」 >>423
たしか無かったと思う
どれもそんなに長くない話ばかりだから登場人物も極力絞りこんでるみたい>薔薇十字叢書 >>421
そもそもコレクターズアイテムとしての刊行で
三千部しか刷ってないとかじゃない?
京極夏彦的には「持ってなきゃ気が済まないでしょ?」
なんだろうけど、一般の消費者にはどうでもいい的な。 京極堂もののペダンティックさが大好きなのですが、衒学多めの小説あったら教えてく
れませんか?
できればミステリ関係で。 >>426
ベタですまんが
オイディプス症候群
ナイン・テイラーズ
黒死館殺人事件
虚無への供物
薔薇の名前
帝都物語
月長石
奇遇
一文字の衒学的な作品が思いつかなかったスマン 完成してて原稿は講談社が持ってるんじゃなかった?
講談社と揉めたらしくまだ出てないが >>431
そうなんだ ありがとう
でもこれだけ間隔があくと無理っぽい気もする >>431
なるほど。
それでいつ出るんですか?という質問への返答が
「内容を忘れました」から「版元に言って下さい」に変化したし、
プロの作家連中が公の場でおおっぴらに
「いつ?」と
つっこむようになってきたのか。 きょうび仮面ライダーですら誰が良い誰が悪いで片付く話はないというのに お約束の展開に草
鵺の話になるといつも必ずモメサ風が出るけどと思ったら案の定
最初は普通にレス交わしてる所へ嫌みったらしい書き方しながらageてくるのな 土方好きだから新作楽しみやけど、
京極のノンシリーズってつまんないんだよな 鵺は完成もしてないのに講談社が勝手に刊行予定ぶちあげて
肉彦ブチキレ
以後講談社と疎遠
そのままシリーズとも疎遠
みたいな流れじゃなかったか >>427
ありがとう。
虚無への供物ってなっちが帯コメント書いてたやつだね。
帝都は昔読んだ。ミステリじゃないよね!? >>435
別に誰も悪くねえよ
現時点じゃ情報が少なすぎてどんな見方も憶測でしかない
講談社ノベルスのイメージに合わなくなったとして百鬼夜行の版権引き上げ
(太田との確執は飽くまでファンの勝手な憶測)
↓
文藝春秋社からシリーズ新作短編集刊行
ただその後文春文庫で出たのは百鬼夜行二部作のみ
↓
なぜか講談社ノベルスで百鬼夜行二部作刊行、講談社文庫版も新装
しかしツイッターでは「講談社で新作は出ない」と発言
↓
10年以上ぶりに講談社でのシリーズハードカバー化再開
特設サイトでの新作発表
ただまあ明らかに駆け引きはしてるよな、完全に読者置いてきぼりでw
出版社としちゃ鉄鼠で採算取れないから苦肉の策なんだろうけど
あんな企画立てる奴も受け容れる作家も終わってる
このグダグダな過程で出る作品も面白いわけねえよな >>440
加藤保徳の正体がある意味凄く意外な犯人といえる >>441
よくわかったよ
ありがとう
早く日光の事件とやらを読みたいわ 鵺エピソード・ゼロ。
邪魅の雫が2006年に発売されて以降、最新作がでない百鬼夜行。
(ただし正確には百鬼夜行陽が2012年に出版)
邪魅の雫に、次巻として鵺の碑と記されていた為、ファンはいまかいまかと待ちわび
ているが、10年以上経過した今、出版される気配はない。
これまでの刊行ペースは、波はあるが概ね3年以内には次巻が発売されていたにも
関わらずである。
ぬえ推移
2007年、講演にて鵺の碑の発売について聞かれ、8割方はできていると発言。
2008年、インタビューにて、百鬼夜行シリーズはこれまでの講談社ではなく、別の
出版社から出ると京極本人が発言。
2009年、公式サイトにて鵺の碑の登場人物が明かされる。近日発売と記される。
2012年、百鬼夜行陽の一編の登場人物が鵺の碑の登場人物であった事から、おおいに
ファンは喜んだが、ぬか喜びであった。
同年、トークショウにてファンからの質問に年内に出すと発言。ファンは喜んだが、再びぬか喜びに終わる。
2013年、言葉狩りがあるのではないか?との趣旨の発言をし、ここから東北震災や
原発にまつわる物語ゆえに出版されないとのデマが流布。
2014年、京極がトークショウにてデマを否定。
以降、別のシリーズが突然始まったり、遠野物語をリミックスしたりと、まるで
鵺の琴など無かったようにふるまう京極。
挙句の果て、鉄鼠の檻が永久保存版なる豪華仕様にて発売。
そしてついに!なんでか新撰組を扱ったひとごろしなる新作が今年、発表されたので
あった。めでたしめでたし。 もう、発表前から散佚文学扱いでいいかと。
と、一方で「鵺の琴」っていいなと思う(笑)。
「悪魔が来たりて…」のフルートみたいな。
そんな話を書いてくれないかな。 塗仏で、完結させてればね。
虚実百物語読んで、もう枯れてるのが
分かった あとはオジいサンになるのみ…って言ったら本人喜んじゃうじゃん。
それではダメなんだよー! 鵺が出たとしても瑕と雫の出来を見る限る
全盛期の匣や檻レベルは期待出来ない
結論
出さなくていい オジいサンになるまで生きてられるかね
もともと睡眠時間が短い上に、異常な肥満で運動もしない
下手すりゃ兄弟子の荒俣宏より先に死ぬんじゃないか
でも今年でもう55だし、昔の感覚なら充分ジジイか
平均寿命は上がってもこの年齢で傑作書く作家なんて滅多にいない
今回のアコギな商法で最後の望みも絶たれた感じだわ
あんな脅迫じみたやり方して平気な人にはもう何にも期待できない ネガティブな思考はあなたの人生を不幸にするよ。
何よりネガティブな発言は相手を不快にさせるから止した方がいいよ。
あなたが嫌われちゃうからね。 陰摩羅鬼から実験作になってきたから、ぬゑもそうなるだろう。
・中善寺が電話のむこうにしか出てこない、代わりに敦子が活躍
・ハコを失った雨宮がシリアルキラーになって出てくる
・エノ兄が新レギュラー。特殊聴力を持つエスパー
・平山夢明みたいな刑事が!?
・リアル水木しげるが登場 堂島とか藍童子とかとの勝負をみたい
それとお潤さんだしてぇ
猫目洞に行きたい 格が違いすぎて京極堂とでは話にならないが一度どこかで痛い目にあって
自分を見つめなおす機会があった方がいいとは思う>藍童子
内藤を手駒にしてたが己自身としっかり向き合ってないことにかけては実は藍童子も同じ
あのままだと尾国の二の舞でいずれ堂島に使い捨てにされかねない ヒトごろし、幕末の英雄をボロクソに言ってるなw
まさか沖田総司をドブ鼠呼ばわりとはww
しかし京極の芹沢鴨に関する説は驚いた。
「こいつ天狗党でもなく水戸藩士でもなくただの強請屋じゃね?
強請屋が武士騙ってるだけじゃね??」
…一瞬まさかと思ったけど、凄く納得してしまった。 堂島みたいなラスボスとか要らないな
むしろ次回作であっけなく○されてもかまわない
京極堂にはあくまでも謎解き(憑き物落とし)に専念してもらいたい 金田一少年でも思ったけど、別に高遠みたいなラスボスいらんねん
しかも、京極の場合は新作全然出ないのに堂島出してどうすんだよ
塗仏から出番無いし 堂島はキャラそのものより前作によく似た黒幕なのが興ざめだった
自らはけっして手を汚さないところといい絡新婦に続き宴と実質2作連続で逃げられるボスかよと
間にきちんとケリがつく従来型の作品をせめて1作は挟まないと変化球も逆にマンネリになる わしが務めていた財団の事務局長が
絶対、名前に局長ってつけて呼ばないでね。なんか悪い人みたいでイヤ。
と言ってたのを思い出している…。 あ、そう?
虚実おれは楽しかったよ?
怪を漏らさず読んでる人は面白いはず。ラジオもね。 >>465
知らずにいるともったいないってことだよ。
作者があちこちに伏線や小ネタを仕込んでるから。
森博嗣なんかも同様。知れば知るほど面白い仕掛けになってる。 うーん
周辺情報を作品の補完に使う内輪受けのノリはあまり好きじゃないなあ
どすこいとかならまあわかるんだが >>467
補完なんかじゃないよ。本来必要とされていない派生情報。
いわばマニア向けのおまけ。
だから知らなくても全然問題なく物語は完結するし
その方が美しいとも云えると思う。
気にすんな。 >>466
森博嗣は、ほぼ全ての作品が繋がってるのは凄いよな。
特に、Vシリーズのあの人がSMシリーズのあの人だと判明した時は驚いた。
上遠野浩平も色々繋がってるな。 ヒトごろしは燃えよ剣以前の温故知新的な土方歳三像が一周回って新鮮味感じさせる
司馬遼太郎の影響で土方ヒーロー化が広まる前の新選組=狂気の人斬り集団
その代表格・土方歳三を現代風に蘇らせた印象を受けた
志士が主役の講談でも局長近藤は良く書かれることもあったが土方は例の古高拷問のせいか
陰湿な汚れ役オンリーで新選組の暗部を一手に担う役どころだった
今回はそっちの土方を突き詰めた感じで知る人ぞ知る日野の事件も交えて京極ならではの土方に仕上がってた そういや手塚治虫の新選組の土方も完全なキチガイだったな へー土方歳三って、もともとあんなんだったんだ。
なんか幕府側の人間って、なっちにかかると皆「莫迦」になっちゃうね。
なぜか勝海舟だけ凄い人物に描かれていたが。 もともとあんなんというか歴史の流れから見れば負け組
古い創作的にはいわば忠臣蔵の吉良みたいなものだからねえ>土方歳三
史実の土方は気のいいあんちゃんだったり気配りできる実務型だったりしたようだが 文豪ナンチャラっていう漫画のスピンオフで本人でてるが
帯の推薦文やら書く前にシリーズ完結させてくれよ いや、あのシリーズは基本名前だけ借りてくるスタイルだから
ちなみにスピンオフの小説に出てるのは京極という名の堂島(ラスボス)っすよ 帯の推薦文をなっち書いていたの?
ちなみになんて書いてた? こうやって好きな小説家の仕事やその周辺の情報や意見を交換するのは楽しいやな。
一方でなんでもかんでもネットから情報仕入れようとする
怠惰な消費者にはガッカリするわー。 >あのマンガはガッカリだよ。
小説は割と楽しめたんだけど、そんな私でもガカーリ? なっちの中ではヒーローの勝海舟が、小説の中で触れてるけど、なっちって攘夷思想を
割と肯定してるフシがあるな。
アカに共感してる人なのに。 >>480
俺は小説版を読んでないので比較できない。
少なくともマンガは、
文豪の名前を借りてるだけの能力バトルものだったので、そっと本を閉じた。
ちゃんと読めば違ったかもしれないけど。 アニメ見ただけだけど、あれ能力バトルっつーよりも根性バトルものじゃね?
聖闘士聖矢とかと同じ方向性に見える。 新刊出すならシリーズの続きだろとは思った。なんでいきなり新撰組だよという シリーズどれもこれも作者だいぶ行き詰まってる感じがするんだよな
鵺が無理なら原案小説で福神ながしとか読んでみたいのに
新選組の方は例によって分厚く高いぶん気軽に手出せないのも響いてるのかもしれない えのさんの扱いに困ったなら、外国に飛ばしてしまえば良いさ あー!豆腐小僧、幕末だったね。
そうだよね。妖怪小説が読みたいんだよなァ。
京極、歴史小説にチャレンジしたかったのかもしれんが、妖怪が絡まないなら、あの厚さを読むモチベーションが保てないわ。
ヒトごろしは、徳川慶喜あたりに何か憑いていたらと思う。ただ「遁げたんだよ!」
じゃ、凡百の幕末小説と変わらないじゃん? 柳田國男や井上円了には京極が書く必然性があったんだけどな
編集の書いてみませんかって勧めに乗っただけなのかね
百鬼夜行はもちろん、怪談も思い入れが強すぎて水木全集の片手間じゃ難しい
だから取り敢えず土方でお茶濁してみました感が半端ない
あの路線で幕末ものなら鳥居耀蔵でも書いた方がまだ良かったわ、妖怪だし 関センセじゃん。むかしからそうなのかな。いまも。
引用>
こういうネタは週刊新潮が得意で、「黒の報告書」という記事があるんだが、アレを執筆しているのは、実は名だたる純文学の作家たちで、物書きが生きるのは大変だw 文春も上手な小説家はたくさん抱えているわけで、本が売れない時代、小説家の小遣い稼ぎという側面もあるw
http://my.shadowcity.jp/2018/02/post-12666.html 週刊新潮のは「黒い報告書」だね
「黒の報告書」だと佐賀潜原作「華やかな死体」の映画の名前
純文学の作家だけじゃなく画家でもそういうことあるらしいね
帝銀事件の故平沢死刑囚もテンペラ画だけじゃ食っていけなくて春画を描いてた
所持していた出所不明の金はその手間賃
だがプライドが邪魔して告白できず不利を招いたという松本清張らの説を思い出した なんかさ、みんな雑誌掲載(連載時)から読んだりしないんだな。 >>490
>えのさんの扱いに困ったなら、外国に飛ばしてしまえば良いさ
えのさんの扱いに困ったから、外国に飛ばしたな
と思われるのが嫌なのでは…
堂島出した時も「対決ものにするのかと思う人がいると思うが違いまーす」とかむきになってた気がする 堂島出して対決しないなら、堂島出す意味あんま無いと思うんだけどな そうかな
堂島出てきていろいろ醒めたんだが>塗仏
まあ塗仏は堂島以前に
ミステリを「大長編」がだいたい陥る
だらだら長いわりにたいした真相じゃない状態になってたけど
くんほう様の正体とかも原作版ナウシカかよと 塗仏それなりに楽しめたクチだけど
支度ラストの盛り上がりに比べれば始末の満足度が落ちたのは否めない ミステリ的にはホワイダニットで
動機が肝のシリーズだと思って読んでたから
暗示かけられてた人達には動機も何もないし
かけてた連中は大半がただ悪趣味なだけで残念だった >>506
すごい端的な説明。
自分は作者の心の黒い部分を凝り固めて見せつけてるような露悪的な作品と思った。
わざとやってんなー、みたいな。 端的も何もただネタばらしてるだけじゃねーかw
大体作中でも「動機は後付けでどうでも言える」って強調してるじゃん
実際動機なんてまともに描かれなくて、大抵「衝動」だろ
塗仏はスケールのでかい話と思わせて、実際には身内の小競り合いだった
本格ミステリー的な謎解きも完全なるルール違反で肩透かし
露悪的というかわざと外してるのは確かだろうな
成功はしてないけど 京極って本格か?
壮大な話を楽しむ作品だと思うんだけど。
姑穫鳥のあれが見えないとか推理として無しじゃない
逆に骨とか瑕はどうやっては分かり易くして何故に力入れてるし
塗仏に至っては推理させる気を感じなかった まず小説として面白いかどうかって乱歩賞審査員の時に言ってたな 京極=本格って読者が勝手にそう思い込んで言ってるだけじゃないの
キャッチフレーズってか分類紹介もどんどん変わっていったしさ
うろ覚えだがうぶめの頃は新本格推理ルネッサンスとか何とか仰々しかった
徐々に端的になって鉄鼠辺りじゃただの小説になってなかったか
これって作者はむろん出版社も京極の本を本格で売ってるつもりはないって事でしょ >>513
その変遷については本人が一番詳しくてさ、
トークイベントなんかで定番のネタなんだよね(笑)。 鉄鼠の檻面白かったよ。
女郎蜘蛛も久しぶりに読み返してみようと思ったけど、
講談社ノベルスの古い本はもうばらばらに壊れてしまっていて…あの厚さではさすがにw
また新しく買わないとなあと思ってるよ。今の単行本サイズの本は写真とか綺麗 平昌の人面鳥について京極堂の民俗学的考察を聞きたいところだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています