京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止]©2ch.net
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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京極夏彦 Part.87
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1462102412/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>787
>稀覯本として値上がり期待しつつ
どう考えても無理だろ
三大奇書クラスの名作ならともかく・・・ ゴホッゴホッ 儂に残された時間は少ないのじゃゴホッゴホッ >>793
鉄鼠は掛け値なしに傑作だろ
ファンの身贔屓抜きに考えても、たぶん50年後も普通に読まれてる
四大奇書は傑作・名作である以前に「変な作品」なんだよ
だから奇書だの読んだら発狂するだの、大仰な惹句付けないと売れない
小栗も夢野も中井もその一作以外ほぼ読まれてないしな
半世紀も経てば多少はプレミアが付くかも知れないけど、元が高いからね
本来気軽に手に入る作品の別版に六千円以上払うバカはなかなかいない
50年後にはむしろノベルス版の方が貴重で高くなってるんじゃないか 鉄鼠は京極堂シリーズの中で最も万人向きじゃないと思うけどな
知らん知識詳しく書かれんのは良いけど、狂骨の立川流ほど興味持たなかった >>796
百鬼夜行シリーズで「掛け値なしに傑作」といえるのは
魍魎ぐらいじゃないかな
鉄鼠は良い意味でも悪い意味でもシリーズ作って感じ
榎さんのキャラとか完全にもてあましててマンガで逃げてるし 姑獲鳥が万人うけには同意。
一般大衆に向けて売る作品として作者も意識して書いたのではないかと想像できる。
こんなの書きましたが商売ものになりますかねぇ、と本屋に持ち込んだんだからね。
魍魎はそこから一歩踏み込んで乱歩的怪奇で更に大衆の興味を惹きつけようとしたのかなと思うし、
狂骨であのように立川流を扱ったのは若い厨二諸君をざわつかせる為かと思ったよ。
それとは対極的にストイックな知的好奇心を刺激させるのが鉄鼠、と。 デビュー作が審査員や編集を意識して書かれたというのはよく聞く話
だから姑獲鳥もそういう部分があるかもしれないがそれ以外は甚だ疑問
京極夏彦の百鬼夜行の執筆動機はあくまで妖怪LOVE
つまり趣味と実益を兼ねてであって良くも悪くも読者の為なんかじゃないと思う 万人受けって意味じゃ今は徒然袋の方が良いかも。
本島は関口ほどめんどくさくないし、内容的にもわかりやすい勧善懲悪コメディだし >>801
魍魎以降は講談社の依頼で書いた。
つまり大衆向けに売れるものを書こうとして書いたと作者が明言してる。
むしろ姑獲鳥こそ趣味の産物だと考えるのが妥当かと思う。 車田正美が聖闘士星矢は売れる要素をつめこんで描いた、次の作品は自分の好きなものを描くとか言ったのを思い出した >>801
お稚いんですな。
嘆息するほど羨ましい。 >>800
>それとは対極的にストイックな知的好奇心を刺激させるのが鉄鼠、と。
わははははとか言って出てくる榎さんがストイックな知的好奇心を刺激するのか… 鵺をここまで匂わせたんだから今年中、いや来年でも良いから鵺を刊行してくれ コミック版鉄鼠三巻で京極堂が髪をかきあげて、どうぞ常信様って言うシーンは
まるで顔射される用意をするAV女優みたいだな 僕は女郎蜘蛛が一番おもしろかったです 最初と最後がつながるなんてすごいと思いました コミックス版は残念だったね。
まさか休刊になるとは。。 志水アキのコミカライズは概ね良い出来だと思っているが、絡新婦だけは駄目だったなあ。
そもそもあのシーンから始めない時点で、構成自体がテーマに沿っているのを放棄してない? 小説ならいいけど漫画だと服やシルエットで犯人バレるだろ
だから金田一少年やコナンの犯人は最初黒い人で描かれるわけで
ただ桜の花や枝で隠すとか誤魔化し方は幾らでもあったよな
少年漫画誌だから読者層を考えて学園もので始めたのかも知れないが
それでもまあ全体的に練り込み不足は否定できない
女だらけの話だから女性漫画家にはやる気出なかったのかね
逆に男だらけの鉄鼠は気合い入りまくってる その昔のスレで「映像化するならこう」っていうイメージを
とても上手に描写して賛同賛美共感を得たレスがあったじゃん。
似たような表現にならないように工夫したんじゃないかと
連載開始時から妄想してたよ正直。 額を割る京極堂もカットされてたよな
塗り仏で「怪我の具合はどうだ」と聞かれるのに、それもカットだな 最後に最初を読み直してねって構成だと
コミック派はいいけど雑誌読者はそこまで遡れないからついてけないし
最初と最後に2回同じやり取りを描くのも
最初から尺の短縮に四苦八苦してた連載みたいだから厳しかったんじゃないか 古本屋さんの言うことをみんなが信用しすぎだと思いました
なんとかになんとかと書いてある。というのであればまずその本を持ってきて示さなければ
出鱈目を言ってる可能性もあると思うんです 世の中って詐欺師嘘つきっていますよね >>821
真面目に答えると、そもそも正しい必要がないんだよ
事件が解決出来るなら別に嘘ついたって詐欺したって良い
名探偵はロジックの正しさには固執するけど、京極堂は憑き物落としだからな
京極堂の目的は「正しいことを言う」ってことではない
姑獲鳥でも明らかな嘘ついて関係者に呪いをかけたし
塗仏でもあの死体を徐福だって断言したけど証拠は一切ないでしょ >>813
映像化されないまま
次々と碧役候補が歳を取っていく 女郎蜘蛛の映像化は難しいね、過去にも原田知世とか、タレントの格で犯人がすぐわかっちゃったわけだから
織作あかね役はかなり格上のタレントがやらないといけない。そうすると途中までミスリード
してきたようなしょぼい役で終わるわけないって最初からわかっちまう わかってもいいと思うが
そもそも2時間なり3時間なりの話として面白い映画になるかというと疑問だ
雪の箱根で坊主祭な鉄鼠とかなら映画向けだけど
しかも監督どうするんだ実相寺さんいないんだぞ
原田はもう勘弁してつかあさい 本来なら古谷金田一みたいに連ドラでやる話でしょ?
でも今は地上波じゃ作れないよね
エログロ規制にキャスティングの横槍だの…
ネットのドラマに期待するしかないのかな?
ちゃんと作れば間違いなくドル箱コンテンツなのに勿体ないよな ドラマ化したらキャストがジャニーズまみれになりそう…… ようするに京極作品は小説が最適で最高っていうことだな 映画向きでは無いわな
映画よりアニメの方が断然面白かったから
尺の問題があるから、映画では無理だろうな
前後編とか三部作で映画作るならまだしも いや女郎蜘蛛の犯人はわかっちゃだめでしょ
俺なんか最後の一行までわからなかったもの 原作でもそこまで気付かないやつはレアケースな気がするが…
こと実写映画に関して真犯人バレって高確率で避けられないのよね
キャストの格で大体ばれちゃうってのもあるし(それを逆手に取ったのが例のオリエント急行)
有名原作なら知ってる人は既に多いし
市川昆の横溝シリーズなんて
犯人役の人が普通に公開前に「わたし犯人やるのよ」とかいっちゃってたらしいしw 百器徒然はアニメ化してほしいなー
志水アキさんの絵柄で。コミック版は京極堂とかを「イケメン」に描こうとしてないところがすごく好き 絡新婦はドラマWで6話くらいでまとめるのが
ちょうどいい尺だな 塗仏読んでるけど催眠術無双すぎないか
そんな誰でも掛かるわけないだろ もともと無理矢理なとこ多い作品だからしゃーない
故獲鳥で見えなかったり
魍魎はあれ全体で体の役割してます
狂骨はあれはあれだと思って生きてますとかだから
そういうもんだと思って楽しむのが吉 >>841
>魍魎はあれ全体で体の役割してます
それ以前に
あれがあれがない状態で寝ているのを見て「違和感があった」どころじゃないだろうとw
>>839
塗仏は堂島さんが完全に帝都物語からの出張キャラみたいなんだよなあ
あれは催眠術じゃなくて超能力 >あれがあれがない状態で寝ているのを見て「違和感があった」どころじゃないだろうとw
加奈子はギプスで○○や○○があるようにカムフラージュされてた訳だが >>843
部分的にはカモフラージュされてたみたいだけどまさに首から下の〇〇が無い状態だったって
あとで木場が回想してるんだよね
「だから違和感があった」と
今のバージョンだと改訂されてたりするの?
初読のとき「ようするに姑獲鳥のアレと実質同じやん」と思ったし 塗仏はもうちょっと本人の意思が誘導されてる雰囲気があれば呑み込めたんだけどな
家族はまるっと人格が入れ変わっちゃってるようだった 塗仏の後催眠は、今考えてみればあり得ない。催眠術は効かない人もいるので。
しかし最初は悪夢みたいな感覚だった。
「」談シリーズに近い。
あんなの加藤保憲だって無理だよw >>844
お前の読み方が雑なだけだよ
加奈子は「首から下がない」って状態じゃないぞ
頭だけだと思ってるんじゃねーのか
大体どこが姑獲鳥と同じなんだよ
木場が見たくないものが見えない状態ってこと?
関口みたいな因縁もないのに? もうりょうは、首だけ持ち出すわけだけど血管の縫合とかをそんなに何回もできるか?
元々死にかけてる上にあのあれでなんとか生きてるだけで相当弱ってるぞ >850
首だけってあなた……
流石に誤読が過ぎますやん 鬼は4回じゃ終わらなかったねw
俺的には長いのは大歓迎だけど 全五回みたいだけど、ちょっとしたラノベ一冊分はありますな >>852
部屋からあの変質者がクビだけを最低限生きられるらしい箱に入れて持ち出したでしょ
そう考えるとクビだけになったのはあの建物でおじいちゃん(お父さん)がクビだけにしたのと
変質者に持ち出された時の二回だけか 二回くらいなら耐えられるかな 日本人形のやうな顔だ。勿論善く出来た人形に違ひない。人形の胸から上だけが匣に入つているのだらう。
『匣の中の娘』より抜粋 先日のアメリカで発表された、豚を首だけで生かし続ける研究じゃないんだからw そういえば『飛頭蛮の館』とかいう百鬼夜行シリーズの没案があったけど、
なんかそれ思い出した 飛頭蛮といえばうしおととら思い出すわ
あれ漫画で読んだ時なかなか怖かった 魍魎は漫画の箱入り頼子の見開きが軽くトラウマ
生きながら四肢切断されたんだから当然とはいえ
自分が犯人だったらあの顔見た時点で匣の中の娘製作は断念する
それくらい凄まじい顔をしていた >>858
最近もそういう実験やってるのか
昔はよくやってたが >>862
蜘蛛の小夜子も酷かったよね。
志水アキの描く絶命時の表情は男女ともにすごくエグイ 今更なんですけど、魍魎の匣について。
臓器の構造は複雑でそれらすべてを機械化すると巨大なハコになるとのことですけど
脳だけ生きていればいいって話ですよね。脳に血が回って栄養がいきわたればいいんですよね。
なら消化器官とか生殖器とかいらないからそんなにバカでかいハコにはならないんじゃ?って思っちゃいました。
さんざん言われてることなんでしょうけど、ちょっと納得しがたいので・・・。 でもストーリー漫画としての画面構成とか進行が下手だよね。
鉄鼠でも謎の要のひとつである如来さまの場面を
あんなに雑にさっさと流してしまった。
わかる人には「これはおかしい」
わからん人には「なにか変なとこがあるの?」
と思わせなきゃならない場面じゃん。 >>865
時代を考えろ
当時はコンピュータも電話ボックス何台も並べたような形態だよ
しかもそれでガラケーレベルの機能しかない
まあ魍魎のは完全にハッタリなんで、そもそも深く考える必要もないけど
>>866
そこは単に伏線に対する意識の問題かな
伏線じゃなく布石に見えるくらいあからさまに描くか
それと気付かないようにさり気なく提示するか
漫画とは言え本格なんだから、後者の方が優れた表現だろうね
ただ漫画が上手くないって部分は同意だな
原作のアウトラインを無難に追うだけで手一杯になってる
原作は傑作だからそれだけで面白いのは当然だけど
小説にはない漫画ならではの面白味には乏しい >>865
多分その血液をどうこうするためにあの建物が必要なんじゃないかな >>865
京極堂が、理論も間違ってるしそんな設備は無いあんたの妄想だ的なことをいってなかったっけ?
美馬坂は天才だけど目標が高過ぎてワナビになってしまった可哀想な人として読んだけどな
だから大佐にも馬鹿にされてたんじゃないかなってね >>867
別作品の漫画化のときは漫画版独自の脚色が良いと評価高かった人だから
このシリーズに関しては方針として脚色入れない方向で描いてるんじゃないか 百鬼夜行の漫画化は妖怪の薀蓄はもちろんその時々で宗教の解説等も入れる必要がある
だからページとの兼ね合いでオリジナル要素を入れる余裕はないと思う
他にもミステリーという原作の性質上構成に下手に手を加えると色々台無しになりかねない
個人的には今のままで十分だ あの相撲の話しはちょっとふざけすぎだと思いました 面白くなかったし ひさしぶりにアニメ見返したら映画も見たくなり
そのまま漫画読んで、原作も・・・という感じで
先月から図書館で借りて読んでるんだけど
借りるだけじゃなくて手元に欲しくなった
そこで!文庫版とノベルズ版でとても迷う
表紙の絵柄は断然ノベルズ版がいいけど
読みやすさ(持ちやすさ)は文庫版がいい
しかし絡新婦の理の表紙が無理だ・・・蜘蛛・・・
ここにいる京極玄人の人達はノベルズ版と文庫版はどちらが好きですか?
よければ素人に教えて欲しいです ハードカバー版も一応選択肢に入れてあげて欲しい。入れても選ぶ人は少ないだろうが… 愛蔵、分冊も含めて全部持ってます。全部好きですね。
これから揃えるのなら、ノベルスはもう絶版で新品はなかなか手に入らないので、
一昨年デザインが新装された文庫版がおすすめかな。 分冊版って、オビが主人公だったけど、今のはついてるの? ハードカバー版!!忘れてました・・・
寝っ転がっても読むのでハードカバーは・・・
ノベルズ版は絶版とは知りませんでした
それでは新装版の文庫で検討しようと思います
ありがとうございます 教団Xとかいう中村文則のつまらない小説を読んで京極夏彦の偉大さを改めて知るな >>879
帯が主人公? どういう意味だろう。
小畑健が描いたイラストカバー版姑獲鳥のことをいってるのなら、いまはもう出回ってないかな >>871、872
漫画ならではの面白さっていうのは、オリジナル要素という意味でなくて
二次元媒体としての表現方法とか見せ方、動きのある絵柄、カット割り、
画面構成・展開のことだよ。 >>882
説明不足でした。
作中の名台詞が書いてある、でかい帯だよ。 ああなるほど。
新装されて『読む隕石』とか『グランドマスター』とか足されてるけど
普通の文庫版の帯も似たようなかんじですよ。
あとよく考えたら現行分冊版の帯がどうなってるものか把握してない(;^ω^) >>865
今から20年前くらいまでは肝臓だけでも機械で代用すると小さなビル程度の大きさにになると言われていたので、全身なら美馬坂のビルくらいになりますよ そんな七面倒臭いことしなくてもクビを他人の身体に移植すればいいじゃん アカデミー脚本賞獲った映画が、脳みそ移植するオチだったよ。 『鬼』おもしろかった。
綺麗に終わった雰囲気だけど、この後『虚談』のあの話に繋がるわけでちょっとゾっとする。
当初257ページを短編といってたわけか……これもゾっとする。
美由紀がでてきた時点でもそう思ったんだけど、これ本人版薔薇十字叢書みたいなかんじだったなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています