いや、必然的な帰結だと思うよ
多様性って裏返せば自分の見方だけを信じるってことだから
前にも書いたけど京極は価値相対主義じゃなくてエゴイズムの人

京極が言うような効果が本当にあるなら、他の作家だって真似してる
でもしないのは、作者としても読者としても誰も効能感じてないからでしょ
読みやすさとか読者のためってのがお題目にしかなってない
自分のしたいことのために他人をダシに使ってるだけじゃん

あんだけ本好きな人なのに、小説や文章自体の力を全然信じてないんだよな
見栄えを気にしなくても小説的な美点は成立するし、それも強みなのに
何で京極が言うように小説が漫画の真似する必要があるわけ?
それって結局、漫画家になれなかった自分のコンプレックスじゃないの?

若い頃、姑獲鳥を漫画で描けなかったことが未だに尾を引いてるんだろうね
京極は小説家である以前に「挫折した漫画家」なんだな