文学史には残りそうだけど、どんな位置かな
清張さんは苦手なんだよな、なんとかく
周五郎はけっこう好き
寝ぼけ署長とかで好きになったかな
テレビドラマ化されたのも悪くないし
サブとか面白かった

清張さんの時代物は朗読で聴いたけど、微妙だった

いわゆる純文学より、手腕が必要な気がするけど

漱石論で一番好きなのは梶木剛のものだった
漱石の文学論は、ある言語学者によると、当時の世界的な水準考えたら最高峰ということらしい
「わたしの個人主義」は当時の日本文化批評として卓抜だと思うし、今でも通じる悲しさはあるが
宮部さんの作品中のちらちら垣間見える教育観とかは、俺が関心のせいか興味深いし同意できたりする

まあ、科学でさえ基本はかなり怪しいらしいし、人間というか社会は常に未完成ということかな

ああ、それは人間の持つ歪みで、人間が人間である限りつきまとうし、そのことの表現の一つが文学となる・・・