■宮部みゆきの時代小説&ミステリーは?■Part15 [無断転載禁止]©2ch.net
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おそろしは最初からオカルトなんだからあのラストが特にぶっ飛んでるとは思わなかったな
地下街の雨は積読でまだこれから読む本だから駄作と言われるとさらに読むのを先延ばしにしそうだw そうか、今の人はオカルトでひとくくりなのか
俺には端正な怪談がラストでだいなしだった
まあラストは切り取ってなかったことにすればいいわけなんだが 確かに、あの家の話は最初に黒白の間で語られたところまでで終わったほうが、
ぞくりとした余韻が残ったままで良かったような気もする
でもおちかの気持ちの整理を付けるためには、死者との再会が必然なわけで
そうなるとあのラストはやはり必要だとも思う 気持ちの整理を付けない方が怪談らしいと思うけど
気持ちの整理をつけるにしても、かつての宮部だったら怪談らしい付け方をしたろうに
あのゲームっぽい大団円はひどい
まあ俺はきらいというだけで、ああいうのが好きな人もいるのだろうとは思う 来月5日にチャンネルNECOでテレ東版「模倣犯 前篇/後篇」あるね
評判よさげだから見ることにした 江戸幻色ごよみ読み始めてるんだけど紅の玉はずっと前に読んだ覚えがあるのにその前の小火の話は全くの初見のように感じた
いろんな媒体から再録した本なのかな 今更ながらブレイブストーリーを読んだのですがRPG要素があるファンタジー小説で宮部さんに限らず他におすすめありますか? オール読物で短めのロングインタビュー()
読書遍歴でキングが挙げてるのと同じのを挙げてた
ところであんまし自分の執筆作法みたいの明かさないよねこのヒト
謙虚なのかケチなのか。多分後者だが >>107
せこないw
ひょっとして無駄に話が長いのも原稿料目当てなんじゃって思うわ 読んだことある。確かプロット作らないってドヤ顔で言ってた
それもキングのマネ。ホントにキング好きなんだなぁ(呆 テレ東版の模倣犯のドラマ面白かった
中居の映画は見てないけど宮部もあれが気に入らなくてテレ東に原作リスペクトで作らせたんだろうな さっきペテロの葬列読み終わったけど、なんかもやもやするわー。
明日、次作買って来よう 楽天で期間限定ポイントもらったから月末に杉田三郎シリーズに手を出すことにするわ
「誰か」が後味悪すぎて「名もなき毒」を買わずにいられなかったという読者がいてワロタw 荒神の途中まで読んでる
砦が襲われて次の章に差しかかったとこ
あの栗毛の馬が大平良山の神様か何かで蓑吉と一緒に怪物倒しに参加する流れになるのかな
つーか神様いたんだったらもっと早く出て来いよって思うんだが勇気ある子供にしか反応しないのか 荒神読み終わった
アニメナウシカエンドかと思ったらアヤナミ+シンゴジラだった
助かってほしいと思ったキャラは助かったし
助かってほしかったけど死んじゃったキャラも山神様になったようだしそこそこ面白かった
荒唐無稽に過ぎるという意見を前に見たけどわからなくもない 孤宿の人文庫上下巻今読み終えたけど長いし長い部分がまたつまらない
あの内容なら文庫一冊でまとめてほしい 模倣犯、理由、火車が好きな人には合わないタイプの宮部ワールドかな。
あとは時代小説なので、宮部さんがこれは多くの人の共通認識と思って
書いた内容が認識されていないと楽しめないと思います。人を選ぶ小説? >>120
理由は他より少し落ちるけど4作とも好きだよ
ただ孤宿の人は村の生業について長々と描写しすぎだろと思った >>121
4作ですか? 模倣犯、理由、火車 + ? はて?
新刊『この世の春』も合わない気がしますね。 わたしは ぼんくら シリーズの方が苦手た
新しいのほどつまらない 模倣犯読んだ。
この人、プロット途中までしか構築できないっぽい。 地下鉄の雨の三つ目まで読んだ
黒い糸の話って爺さんが死ぬとも受け取れると思うんだけど主人公の中では自分が死ぬってんで決定なのかね
それと家族4人死亡事件って父ちゃんが無理心中装って自分一人だけ助かろうとしたのはわかるんだけどさ
権利書関係一式持ってく意味あったのか
売るにしても妻子殺しの代価()にしても自分が助かった後でどうとでも始末すればいいだけだろうに 弧宿の人の加賀様は結局何考えてるのかよくわからないままにまわりごとどんどん死んじゃうのな
この世の春ではその路線止めたみたいだ レベル7
みさおと悦子のストーリーって、
ボリュームの割に必要性がなくないですか?
みさおはいかにもキーマンみたいな雰囲気だけど、メインストーリーの1つの要素に過ぎないような 「誰か」読み始めてるけど最初からダレすぎだわ
宮部作品で本題に入るまでここまで要らん描写が長々続くのって他にあったっけ >>130
俺はあのシリーズはその描写が好きなんだがな
最後の方の女の酷さ加減のダメ押しには必要w
絶対にファンタジーやゲーム的要素が入ってこないことも安心 宮部みゆきかなり久しぶりに読んだ。
ファンタジーでびっくりしたわ。対になってる本も出てるらしいけど、読む気しない。一刻も早く市民図書館に寄付したいくらい。 200ページくらいの展開の速い小説読んだ後に
この人の小説を読むと何か安心する 自分もガッカリのくち。
そりゃ帯には怪物がって書いてあるけどさ怪物のような悪人のことかと思ったら
まさか本物の怪物とはね。 132、136だけど自分も本当に驚いたよ。
時代劇ものは読まなかったけど、楽園くらいまでは読んでた。
でもここまでハァ?って思ったのは他の作家の本読んでても久しぶりだった。
怪物生きてるやん!て。あと主人公がブレすぎてて薄っぺらい感じ。 >>135
俺は逆に登場人物の造形にページを費やしすぎてストーリーがなかなか進めないところが駄目だわ
スティーブン・キングとかもそうだけど 俺はそこが宮部みゆきを読む醍醐味だがなあ
模倣犯でも例えばデスクなんて地味な仕事を綿密に書いてくとこが好きだな
この人の作品は、あの緻密さがラストまでもたないことがあるのが難だな
模倣犯のあっけないラストとか、おそろしのふぁんたじ〜ゲームみたいなラストとか 火車読んだ野球場のライトで見つけるところと
唐突なおっさんとの会話で第一候補じゃなかったことに気付くところがなんか好きじゃない
血眼で図書館で父の名前探してるところは好き
評判だったから期待して読んだけど俺には合わなかったみたい残念 クロスファイアで、ちか子が倉田かおり宅を訪れた帰りの喫茶店
牧原いつの間に喫茶店にいたの?
電話してたはずでは? クロスファイアは意外と映画のラストの方が好きかも
原作は無念すぎる 「誰か」読み終わったけどシリーズの途中で杉村のあの奥さんがあんなことするような人間に書かれたと知って「名もなき毒」も買う気しなくなった
買う前に感想サイトで知ってよかった 「名もなき毒」ではまだしてないし、とんでもない毒女が出てきて面白いんだけどな
杉村の奥さんはなんか人形みたいでつまらないお嬢さんに書かれてたので
「あんなこと」してくれたおかげで、杉村が開放された感があって、
俺はみんなの言うより読後感はよかった
あんな奥さんをいつまでも守らさせてる方が後味悪い >>146
杉村の奥さんがあんな事しでかした後に転落人生歩んだら続き読んでもいいかなとは思う
自分は杉村ができた旦那なのに奥さんがあんなことするから萎えたんであって奥さん自体はどうでもいいからな 奥さんがあんなことをした事を杉村に打ち明けた時妙に興奮したな あんなことで買う気しないとか、実生活大丈夫か?
たかがミステリ寄りのエンタメ本でそんなふうに感じるなんてどんなお嬢様育ちよ
お坊ちゃまかもしれんが 最初からの設定ならともかく途中で味方から撃たれるようなことが起きる主人公なんてかわいそうで見るのつらいよ リアルのニュースのほうが子供の虐待やら飢餓やら不倫、裏切り山ほどあるから一切遮断して童話だけ見て暮らせ >>148
奥さん自体はどうでもいいなら、別に転落人生歩まなくてもよかんべw
ああいうことが起きそうな夫婦関係であることは、なんとなく書かれてる(やった事自体は予想外だったけど)
変な夫婦関係だったから、きっかけはともかくラストでは杉村に開放感を感じて心地よかった 浮気相手とのセックスが楽しかったと言われた杉村の気持ちを考えろ 元奥さんは浮気相手と結婚すんの?
杉村はずっと独り身のまま? つか心臓が弱いくせにおせっせに耽溺できるのか
男の下で死んでしまえw 悲嘆の門もガラおばさんが黒コスプレしたロング黒髪美女って描写なのがそそる
実写化されたら殺された女社長と二役になるんだろな 書店置いてあった宮部みゆき30周年のフリー小冊子読んだけど
杉村の続編では離婚した奥さんや大きくなった娘を登場させる構想があるとかないとか >>161
娘は母親の浮気が原因で父ちゃんが出てったことで母親に何か思うところとかあるのかね
大きくなって出てくるからにはただのチョイ役ということはなさそうだが >>162
ありそうな展開としては
父ちゃんが悪者にされている >>164
奥さんがそこまでやってたなら奥さんが浮気相手かその本命殺した加害者に間違われる展開希望しとく
元旦那に救われて思いっきり気まずくなって父親からも見捨てられればいい フリー冊子読んで来た
続編では娘の桃子が大きなって杉村の助手になれるかも?
元嫁も、あることでちょっと協力してもらうことが出てきたり
ぬるいわ。菜穂子はまだ浮気の代償を払っていない。
もっと絶望の淵に立たされるべき どっちも小説は小説だ!とかいうキレイ事はおいておいて
一般文芸にラノベの皮被せたりラノベに一般文芸の皮被せてもいいんじゃーんって
売る方も買う方も開き直っている昨今、再び霊験お初の出番ではなかろうか 宮部みゆきはリアリズムにあまりこだわりがないんじゃないかな
そういう意味で現代物より時代物の方が向いてると思う、時代考証とか適当だけどね
本気でファンタジー書いたら傑作になるかもしれない ファンタジーは表紙にマークつけるとか名前をちょっと変えるとか買う前にわかるようにして欲しいんだわ。 >>171
リアリズムじゃなくてもいいのだよ
この人の怪談ものなんて大好きだから
ただ端正な怪談ものなのに、ラストでゲームファンタジーみたいな展開にされる「おそろし」みたいのが嫌なんだよ
「おそろし」もラスト以外は好きだよ おそろしだって最初からファンタジー風味あったじゃん
本格ミステリではありえないような要素を含んでいるものは結末もその延長であっておかしくない
オカルトは許せるけどファンタジーは許せないというのは筋が違うと思う
一般人から見ればオカルトだって十分ファンタジーだよ 俺がゲームっぽいファンタジーは嫌いってだけ
怪談は好きなだけに、ファンタジーっぽくなるのは嫌なの
そういうのが好きな人がいるのはわかってるから許す許さないなんてことは全く思わない
俺はきらいだからファンタジー時代劇は勘弁してほしいと願うだけ >>174
宮部の超能力ものは好きでもないけど、きらいというほどじゃない
SFって感じでゲームファンタジーっぽくはないのは大丈夫 超能力も幽霊ものも妖怪ものもファンタジーだよ
ハードSF読みからすれば宮部の超能力ものなんて単に都合いい設定借りただけにしか見えない 時代物は短編の方が好きだな
長編はあんま面白くない 本所深川とかいいよな
ああいうの書かなくなっちゃったけど 悲嘆の門読み終わった
ファンタジー要素を使って事件解明くらいまでは面白かったけどラスト完全にファンタジーになっててげんなり
唐突な強姦殺人描写や時間巻き戻りや主人公の許された感とか何もかもすごい消化不良 宮部センセーが小泉孝太郎のファンになってるから孝太郎くんは許されるんだよ 筆力は高いが、怖さとスピード感が無い作家なんだよな。
ミステリー小説にとって、重要な二つのエレメントが欠けている。
そこが天下取れなかった理由だろう。 十分稼いでるだろ
ゲームし放題だし着物も買い放題だろ 理由を読んだけど人物説明ばかりだな。
物語がノロノロと進み、謎も先に明かされてばかりで、
怖さも無い。
今邑彩の蛇シリーズがウィキペディアを読んでいるかと思わせる
説明大会だったが、理由は新聞記事を読んでいるような
人物のバックボーンの報告大会だった。
理由には、貴志祐介、村上春樹、篠田節子のような、
ページを捲る手が止まらないという興奮が無いんだよな。 篠田節子はハルモニアしか読んだことないけど宮部と大差ないくらいちんたらしてたよ >>187
訂正
おならぷー
節子はそんなに全部説明しない。
だから抽象度が高くリアリティが弱い。
節子の昔の作品はいつ読んでも入っていける。
しかし、説明過剰で具体度が高くリアリティが強すぎるみゆき作品は、
生ものだ。昔の作品を今読むとしんどい。
今の衰退高齢化時代に、消費過剰時代の作品を読んでも、
どこかで冷めてしまう。
僕が火車に手が伸びないのも、これが理由だろうなあ。
サラ金全盛期時代の話だもんな。
なにわ金融道とかさ。
みゆき作品は新聞記事と同じニュースだから、
鮮度が落ちると終わりなんだわ。
節子作品は物語なので年十年後でも読める。 理由を面白いと思える人は本当にいるのかね?
ありゃあ新聞記事だろ。 11 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/08/25(金) 20:20:04.66 ID:3Ja1RaNJ
長いよなあ、このおばさんの小説。
考えたことを全部盛り込まなきゃ気が済まない感じ。
ただの端役にも背景を書き込んで書き込んで書き込んで書き込んで。読んでて疲れちゃう。
43 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/09/13(水) 17:07:23.95 ID:AHKvVYyy
http://www.sankei.com/life/news/170906/lif1709060013-n2.html
「物事の本当の裏にあることや、登場人物の心理のあやを全部書くと、
作品に奥行きや余裕がなくなってしまう。フィクションであろうと、
それはやりすぎなのではと、やっと分かってきた」と宮部さん。
宮部先生やっと作品が冗長なことに気づいてくれた 111 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/11/06(月) 17:47:49.77 ID:B98QgO+V
読んだことある。確かプロット作らないってドヤ顔で言ってた
それもキングのマネ。ホントにキング好きなんだなぁ(呆
126 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/12/04(月) 01:14:47.33 ID:1u/0VknE
模倣犯読んだ。
この人、プロット途中までしか構築できないっぽい。
130 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/12/06(水) 16:38:40.19 ID:1qOgheZz
「誰か」読み始めてるけど最初からダレすぎだわ
宮部作品で本題に入るまでここまで要らん描写が長々続くのって他にあったっけ 135 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2017/12/07(木) 17:43:07.73 ID:QAWtx653
200ページくらいの展開の速い小説読んだ後に
この人の小説を読むと何か安心する
140 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2017/12/08(金) 09:23:42.57 ID:s3Jxqelf
俺は逆に登場人物の造形にページを費やしすぎてストーリーがなかなか進めないところが駄目だわ
スティーブン・キングとかもそうだけど
節子 ← 神話
みゆき ← 新聞記事
今邑彩 ← ウィキペディア 「理由」は面白く無かったに賛成。もっと前にいくらでも直木賞級の作品あったのに
やらないで面白くない「理由」で直木賞受賞させた審査員たちが責められるべき おそらく、宮部みゆきファンは、ミステリの枠にとらわれない、
このような輻輳したドラマを組合せたストーリー展開を、宮部みゆき特有の構成の妙として
評価しているのだろうが、ミステリ志向の強い私のような読者から見ると、
登場人物それぞれの人生模様を丹念に描かれれば描かれるほど、
ミステリの本道から外れて横道に深く入り込んでしまっている冗長さ、
ミステリを読んでいるのか社会派小説を読んでいるのかわからないような冗長さを
感じてしまうのである。これは、「火車」でも感じたことである。
とはいえ、こうした筆致で619ページを通しながら、さして退屈させずにそこそこ読ませてしまう
宮部みゆきの筆力は、さすがである。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています