シャーロック・ホームズ【18】人の兵士 [無断転載禁止]©2ch.net
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翻訳書にとっては逆風の時代 ミステリーの大御所も、いまやクリスティ以外は入手困難な本が多い 友人の弟と話してたら「ドラマを見て原作を読みたくなって ブックオフで白地にモザイク模様みたいな表紙の文庫を買ったら、 字は小さいし文章は堅苦しいし読みにくくてギブアップした」と愚痴。 普段マンガしか読まないくせに、活字が大きくなる前の新潮では 返り討ちに会うのも已む無し、と光文社文庫を貸してやった。 そしたら「まぁ読めるけどまだちょっとツライ」とボヤく。 仕方なく青い鳥文庫を貸したら「これは読みやすい!」って。 もしそれでまだダメだったら、絵本かマンガまで堕ちるんだぞ…。 >>221 エラリー・クイーンはハヤカワと創元の両方で新訳が進んでるけど 古い訳は手に入らなくなるかもね エラリー・クイーンは漫画風の装丁にして売れたんじゃなかったっけ 昔初めて全話読んだのが新潮文庫で 訳文が古臭く回りくどくて気に入らなかった ネットでも読みやすいと評価されてる 光文社文庫で最近読み直してるんだけど 訳文がなめらかと言うのか何の抵抗も 引っかかりもなくスーッと読めるのに驚いた 斜め読みや飛ばし読みしてもいないのに どんどん読み進められる 新潮だと先を知るために我慢して読んでる or読まされてる感じだったのに 光文社は気がつくと長編だと一章 短編なら一話読み終わってる 翻訳にも賞味期限があるってこれか・・・ >>219 ジュンク堂書店難波店には青い鳥文庫の 新装版名探偵ホームズが全巻揃ってる 大型書店はこうでないとな 青い鳥文庫揃えるならネットや注文が確実 何しろ巻数が多いから全巻揃えてる本屋は珍しい >>225 原文で読んでる英語ネイティブの人も古臭く感じるのかな >>228 ドイルの英文はシンプルで普通に現代でも通用する だからこそ英語の教材に使われたりする 通用はするだろうけど奇異に感じる表現とかあんじゃね pleaseみたいな意味でprayを使うとかどうなの 一般小説のホームズは日本だと子供用は大抵リライトされてますが、 翻訳の必要がない本国イギリスや英語圏の国々ではどうなんでしょう? ドイルの文章は原語で読んでも平易で明解とは言え、 やはり対象年齢に合わせた子供用のバージョンとかあるんでしょうか? フランスやドイツは当然翻訳だから、日本と事情は変わらなかったり? まぁ児童文学でもナルニアや指輪物語とか相当な文章量ですから、 あれが読み通せるならホームズ程度は問題ないのかも知れませんが。 角川新版、『帰還』で打ち止めでもう続刊ないのかな‥って思ってたら、いつの間にか『最後の挨拶』出てたわ ここまで出したら全部出し切ってくれるかな、どうせなら揃えたい 角川は表紙で好みが分かれる気が。 自分はダメな方。 訳文に関しても光文社と創元新版があれば十分。 角川版は一人称が僕と私の二種類で違和感 イラストは無し 堀口大學訳のルパンは儂となっていて、えっ? と思ったことを記憶している 児童書だけど岩波少年文庫は 「文体がです・ます調」「ホウムズ」「ウォトスン」で 違和感巨大すぎて途中で投げた。 まぁ山中ホームズみたいな幼稚な改変はないんだけどね。 >>237 大昔の翻訳で「わがはい」になってたのがあった 時代を感じた >>238 もとの岩波文庫版がそうだった 新訳にすればいいのにね 「踊る人形」に犯人の拳銃に排出装置(EJECTOR)が付いてたので 現場の窓の外で空薬莢が見つかる…という描写がある。 当時はまだ珍しい自動式拳銃なら分かるけど、 原文ではハッキリ「REVOLVER(回転式拳銃)」となってる。 となるとどんなタイプであろうと薬莢を排出するには手動操作が必要。 一刻も早く逃げたい犯人が現場でわざわざ薬莢を排出なんてするか? それも発射済みの撃ち殻一個だけ?という疑問が、長年頭から離れない。 ttp://img01.militaryblog.jp/usr/h/a/p/happystore/ka-03.jpg ttps://pbs.twimg.com/media/CW6SnrQUQAArwY_.jpg ttp://www.shootingtimes.com/files/2010/09/st_coltnewservice_200905-a.jpg ttp://img01.militaryblog.jp/usr/n/e/k/nekobugyou/saaxcartloading.jpg 急いでたかはともかくリボルバーは薬莢排出するの大変そうだな 俺の読んだ翻訳は「銚子付きのリボルバー」と書いてあるのでそういう機構のついたリボルバーがあったのか それともドイルがリボルバーも薬莢が排莢されると勘違いしていたのか いったらなんだが「踊る人形」って雑 メイントリックは先行作そのまま 「弾痕が窓枠にあるはず」もどうか?外に撃ったと考える方が自然 ショックを受けた夫人が自殺を試みるのも無理がある それだけ不自然な流れなのにホームズが簡単に状況を推理してしまうし、横で見ている警察官や医者が「凄い推理だ!」と驚嘆するのもわざとらしい 先行する「オレンジの種」にも似ていると指摘されるし 急いで書いたのかな? >>240 自動式拳銃なら排莢は自動で基本的には止められないから辻褄が合うが アメリカから来たばかりの犯人しかも実戦派であろうギャングが 1903年当時世界的にもまだあまり普及してなくて 機械的な信頼性も確立されてなかった自動式拳銃を使うのは不自然に思える 第一原文にrevolver回転式拳銃とはっきり書かれてるしなぁ 例によってドイル先生のボーンヘッドでは? >>241 原文は"the revolver had an ejector, and here is the third cartridge." 薬莢は発射のガス圧で薬室内側に貼り付いて指だけでは排出しにくい場合もあるので 薬莢のリムを引っ掛けてレンコン型の弾倉から引き出す(押し出す)のがejector 多くの回転式拳銃にはイジェクターが付いてるがマニュアル操作が必須 ワトスンの「古い軍用リボルバー」=ウェブリーあたりの中折れ式回転拳銃 (最初の画像のようにヒンジから折る操作で同時にイジェクターが機能する)や コルトM1889に始まるスイングアウト式なら一度に全弾排莢可能 (三番目の画像でKを前方から押すとBが全ての薬莢を引き出す)だが 西部劇スタイルのSAA(所謂ピースメーカー)などは弾倉後部のゲートを開いて (四番目の画像はゲートを開きイジェクターを機能させた状態) 一発ずつ装弾・排莢する ttp://oimg.photobucket.com/albums/v495/Driftwood_Johnson/smith%20and%20wesson/My%20New%20Model%20Number%20Three/unloading-1.jpg ttp://www.shootingtimes.com/files/2010/09/st_smithmp_200809a.jpg ttps://www.bevfitchett.us/revolver-cal-38-special-sw/images/3309_82_122-special-spring.jpg ttp://www.gunblast.com/images/STI-Texican/DSC02109.jpg 薬莢を発見した時点でまだホームズは犯人の銃を見てないわけだからリボルバーと断言するのもおかしいんだろうけど 検索してみると全作品中revolverが87件もあるので厳密に回転式のことだけを指してるのでなく拳銃全般の意味かも知れんな ちなみにpistolは61件、gunは(air-gunも含め)48件 ttps://en.wiktionary.org/wiki/revolver#Noun この2番目の意味に「転じて、このような機構を持った(個人使用の)火器」とあるので 「このような機構」が1番目の意味の回転式弾倉のことか再装填せずに連射できることを指すかによるけど やっぱり拳銃全般を指すのかも知れない >>242 スレチだけど映画の「アンタッチャブル」でケビン・コスナーがコルトM1911を使ってて、 1920年代末だから全然OKなんだけど、エリオット・ネスが自動拳銃って違和感あったなぁ。 TV版みたいに同じコルトでもポリス・ポジティブとかオフィシャル・ポリスだろって感じで。 >>245 >242も指摘してるけど、1903年はまだ自動拳銃の黎明期で数えるほどの種類しかなく、 作動の確実さ、頑丈さ等の実用品としての評価も定まってない。 西部開拓時代を経たアメリカでは回転式拳銃への信仰に近い信頼が強く、 しかもギャングなら銃は命を預ける道具だから、信頼度が未知数の自動拳銃を使うか疑問。 御存知のようにドイルは凡ミスが多いから、その一つと考えるべきかと。 >>245-246 先日BSでやってた「スリーピー・ホロー」でもジョニー・デップが使ってたけど、 火縄銃みたいに先込め式で単発の「ピストル」の時代があって、 その後に回転式拳銃が登場して「リボルバー」が一般化したんだから、 ピストルを何でもかんでもリボルバーとは呼ばないよ。 デリンジャーみたいな回転式弾倉を持たない拳銃もリボルバーとは呼ばないし。 ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/78/Pistole_1842.jpg ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/11/Booth_deringer.jpg ttps://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b4/Remington_Double_Deringer.jpg >>247 事件としては第3の弾丸、第3の人物の存在が要になるから 弾でいえば夫婦と窓枠で3発、ホームズ定例の捜査で第三者の足跡を発見してるわけだから それで十分なはずなのに排出薬莢まで残してみせたのは何なんだろうね そういやグラナダ版での描写はどうなってたんだろう >>85 同意 それにホームズ物の場合、短編物とか 長編であればその後2作が代表作になると思う 最近、四つ(人)の署名も面白い感じがしてるけど うん、四人の署名は面白いし、ある意味ホームズのキャラクターを決定づけた 重要な作品であるとも思っている 冒頭に置かれたホームズとワトスンの長い会話シーン、退屈を紛らわすために コカインを使用するホームズだが、事件の依頼が舞い込むや、とたんに捜査へ 集中し没頭するものの、それは彼にとっては退屈しのぎに過ぎず、事件が解決 すれば、すぐに退屈の病に蝕まれコカインに戻ってしまうという頽廃的生活ぶり あと、事件を追うなかで、ホームズの意外な顔の広さや如才無さも分かってくる 訪ねた先の無愛想な門番が、ホームズのボクシング仲間だったり、場末の下町 でさまざまな生きものを飼育するピンチンという怪しげな男のところから借り出す トービーという名の醜い雑種の探索犬(猟犬) 次々と登場する個性的な面々が、どこかユーモラスで楽しい そして少年探偵団の元祖、ベイカー街少年隊も大活躍を見せる 乱歩の育ちの良さそうな少年探偵と比較すると、ホームズの少年隊は少々ガラ の悪い浮浪児の集まりだ ホームズはコカインの常習だけでなく、こうしたアウトローたちとの付合いも深い >>245-246 REVOLVER=REVOLVING PISTOLであって、 リボルバー(回転式拳銃)⊂ピストル(拳銃)ですから、 ピストル全てをリボルバーと呼ぶ事はありませんよ。 それでは霊長類全てをヒトと呼ぶようなものです。 ちなみに最近のアメリカではピストルは主に自動拳銃を指し、 拳銃全体はハンドガンと呼んでますね。 ttp://www.gunsandammo.com/files/2012/03/Colt-Revolving-Pistol.jpg >>248 発射された弾丸の数から第三者の存在も判明して、 その特徴的な足跡も見つけてるわけですから、 空薬莢まで持ち出さなくても良かった気がしますね。 その描写のせいで余計なミスをやらかしたわけで、 前作「ノーウッドの建築士」でのホームズのセリフ 「(犯人は)どこで筆を措くべきか弁えていなかった」を、 作者ドイルにお返ししたくなりますよ。 四つの署名は「土人」がロンドン市内やテムズ河で大暴れするところもユニークだね 短編でこういうのあったっけ? >>252 >「土人」がロンドン市内やテムズ河で大暴れ してないしてない テムズ河で大暴れというとアニメの犬のホームズのイメージ >>240 全然スレチだけど、その画像のガバメントは実銃ではなくMGCのGM2だよね。 GM4共々安いキットを組んで撃って遊んでたんで、懐かしいと言うか今も手元にある。 >>248 グラナダ版はホームズが拾って「これがキュビット氏を殺した弾丸の薬莢だ」ってだけ。 薬莢排出装置に関する言及は一切なし。 被害者の拳銃はアイバー・ジョンソン32で、米国製だけど時代的には合ってる。 ただし現場のシーンではブルー仕上げなんだけど、 ホームズの手元に置かれてるシーンではシルバーっぽく見える。 ちなみにニセ手紙でおびき出した犯人スレイニーの頭に突き付けた ホームズの拳銃が、西部劇でおなじみ米国製超メジャーのコルトSAAでガッカリ。 ここはいかにも英国風なウェブリーの中折れ式か、 無骨なブリティッシュ・ブルドッグあたりを使ってほしかったなぁ。 ttps://s14544.pcdn.co/wp-content/uploads/2013/04/38_iver_johnson_safety_auto.jpg ttps://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/fa/bbb7aba4a1bae5014cbb82d4212538a3.jpg ttp://image01.seesaawiki.jp/t/u/trpgyarouzu/501e96908f073fa9.jpg ttps://www.collegehillarsenal.com/shop/images/P/FHG-1312-Product.jpg ↑の最後の画像はアダムス。 これも古風でいいかな…と思ったけど、パーカッション式だから古すぎるね。 ウェブリーは↓こっち。 ttp://www.imfdb.org/images/6/6d/Webley_mk1.jpg ぬう、imfdbにグラナダ版がなかった・・・ http://www.imfdb.org/wiki/Sherlock_Holmes_ (disambiguation) 海外でもこの排出空薬莢問題が議論されてないかと思って探してみたら 2012年に出たマーク・キャンベルのその名も「Sherlock Holmes」という著書に 「ホームズは殺人前に電話で警告できたのではないか」 「原作中最もシンプルな暗号に解読に2時間もかけている」 という「問題点」と並んで挙げられている 「空薬莢が残されているからには、スレイニーの銃はセミ・オートマチックに違いないのだが、 1900年以降までそれは一般的に使われていなかった」 https://books.google.co.jp/books?id=yb2DAAAAQBAJ& ;pg=PT80&lpg=PT80&dq=%22slaney%27s+gunhttps://books.google.co.jp/books?id=yb2DAAAAQBAJ& ;pg=PT80&lpg=PT80&dq=%22slaney%27s+gun リンクダブった(わかるだろうけど念のため https://books.google.co.jp/books?id=yb2DAAAAQBAJ& ;pg=PT80&lpg=PT80&dq=%22slaney%27s+gun >>256 MGCのGM2は実銃よりポッチャリというかズングリしてて ディテールも内部構造もリアルとは言えないんだけど ブローバックに関しては折り紙付きなんだよな トリガーバーの材質がヤワで擦れて削れていくのは難だけど >>258 >セミ・オートマチックに違いない いやREVOLVERってハッキリ書いてるし PISTOLだったら自動拳銃とも取れるけど >>240 アメリカ人ギャングのスレイニーは、隙あらば拳銃の弾倉を満タンにしておく習慣があったのかも。 アメリカの暗黒街の荒事は派手な銃撃戦が多いので、弾切れは命に関わるだろうから。 深夜とはいえ、二発もの銃声を聞きつけて階上から武装した人間がさらに下りてくるかもしれないし。 追っ手を警戒しつつ窓際から退避しながら、慣れた手つきで空薬莢を抜き取り弾を込めたとか。 >>260 原文「To leave a cartridge case behind, Slaney's gun must have been a semi-automatic」だから 「〜に違いない」じゃなくて「〜でなくてはならなかった」と訳すべきだったか >>261 うーん、それだとたまたま1個薬莢が残ってたからほらここに3発目の証拠がってキメられたけど もし2個以上こぼしてたら第3の銃弾の証拠がここに2個も3個もって間抜けな話になりかねない >>261 あの場合は逃げる方が優先かと 撃ち殻の一発だけ抜き取るのも不自然 実際にやってみれば分かるけど 中折れでもスイングアウトでも一発だけ抜くのは面倒だし ピースメーカーは一発ずつ抜けるけど(て言うか 一発ずつしかできない)操作はもっと面倒で手間取る もうドイル先生のポカって事で終了でしょ 諸々の事情で、何年に事件があったのかをワトソンが誤魔化して発表したからだよ >>264 「踊る人形」の初出は1903年だから、 それ以降の事件と言う事は有り得ないので、為念。 事件の記録に基づいて書いてるけど 実際の関係者に迷惑かかるから、所々ぼかしている その旨、読者はご了承いただきたい って設定はうまいと思う >>264 >>265 作中時間も1898年と、他の作品と比べても ワトスンの記述の誤謬・改竄によるブレが期待できない まあベアリング=グールドの作中時間検証とかもそうだけど ドイルの粗をただ突っ込むのでなく ワトスンの書き換えと見て辻褄を合わせるまでがシャーロキアンです というわけで 【仮説1・撃ったのはリボルバーでなくオートマチックだったなら】 ・事件当時、オートマチックの完成度・普及率から見てそうであるとは考えにくい ・だとすればこの事件が起きたのはそれより未来のことである ∴ ワトスンはタイムトラベラーである事実を秘匿しようとはしたが、 ホームズの快刀乱麻の推理に感銘を受けてつい薬莢の発見に触れてしまい記述にほころびが出た (証明不可) 【仮説2・撃ったのはリボルバーでもオートマチックでもなかったなら】 ・デリンジャーのような単発・護身用の銃であった ・であるならスレイニーのようなギャングが携行しているとは考えにくい ∴ スレイニーはギャングではなかった ・ではスレイニーは何者であったか ・小型・護身用の銃を持つのに相応しいのは非力な女性である ∴ ワトスンは犯人が女性であることを、同性愛を忌避するビクトリアン・マナーで秘匿しようとしたが ホームズの快刀乱麻の推理に(以下略 ∴ エイブ・スレイニーは女である(証明終了) うん、>>268 みたいな遊びはあってもいいと思う ただし、おもしろいかと聞かれたら.... 方向としては面白いと思う 残念なことに俺にはこれを面白いと実感できるだけの知識がない >>263 中折れ式もスイングアウトも、SAAやRICみたいなソリッドフレームの 排莢も装填も一発ずつしかできない欠点を解決するための機構であって、 全弾を一度に排莢できるのが売りだからなぁ。 ロックを外して弾倉を開放して一発だけ抜く…なんて手間すぎる。 しかも暗がりの中で雷管の凹みから空薬莢だけ識別して抜くなんて無茶振りすぎ。 旧式のSAAだと @撃鉄を少しだけ起こしてセーフコックの位置に Aローディングゲートを開ける B手動で弾倉を回して空薬莢の入った薬室を排莢位置に合わせる C銃身下のパーツを押してエジェクターロッドを作動させ薬莢を押し出す これだけの行程が必要で、逃げなきゃいけない危急の事態には無理過ぎ。 加えて薬莢式リボルバーでもこの三種に当たらない方式では 前方から弾倉の軸を抜いて銃本体から弾倉を丸ごと取り外して 排莢と装填を行うのもあるけど、これまた時間がかかりすぎて論外。 死者に鞭打つようだけど、ドイル卿の恥ずかしいエラーで決まりだな。 ttps://www.breachbangclear.com/wp-content/uploads/2016/09/RIC-Open-1024x789.jpg ttp://img01.militaryblog.jp/usr/a/k/a/akaineko/A2604875.jpg ドイルは拳銃に関しては「まだらの紐」の「Eley's No.2」もよく分からないしなぁ。 ELEYは弾薬メーカーでNo.2はウェブリーのリボルバーMkUかNo.2ブルドッグだろうって事だけど、 それならちゃんと「ELEYの弾を込めたウェブリーMkU」みたいに書けばいいのに。 ドイル自身はウェブリーWGリボルバーと コルトM1902オートマチックを持ってたそうだ 後者を発売されて間もなく手に入れてたのであれば 1903年の「踊る人形」に登場させる事もあり得るかと それでも文中でリボルバーなのは明らかに変だけど >>280 超絶レベルの怪作「這う人」もお忘れなく そういう専門的な話は、ほとんどの読者はどうでもいいと思ってるよ。 ドイルは「ウィステリア荘」では「旧式のピン打ち式リボルバー」なんて持ち出してるよね。 物語上は何の重要性もなくて、それである意味や必要は感じられないけど。 ドイルに限らず、作家はそういう細部に拘る事でリアリティを出そうとしてるのかな。 >>282 それが事実だとしても、何の根拠も出さずに言い切っちゃうのはどんなもんかなぁ? ホームズファンなら憶測や主観ではなく、データを重要視すべきかと。 誰も聞いてないのに、自分の得意分野の話を一人延々と続けるというヲタの典型だな ホームズヲタというよりも、銃器オタ同士でやれば >>283 必然性のある記述だけで推理小説書いたら序盤からトリックモロバレだと思うぞ 被害者と探偵と犯人以外、必然性のない登場人物は出てこないでほしい >>284 研究書を読んだことありますか? ホームジアン=マニア(オタク)ですよ 一般読者にはどうでもいいようなディテールに 何でそこまでってくらい拘るのがマニアってものでは >>285 装飾が必要なのは理解してますけど そこで恥ずかしいミスをやっちゃダメでしょう 「一般読者にはどうでもいいようなディテールに何でそこまでってくらい拘る」 それ自体は別に悪いことじゃないし文句を言うつもりはないよ。 ただ、誰も求めてないのに延々と自説を語り続けるという、他者の存在や気持ちなど お構いなしの姿勢が問題なんだよ。 >>284 >>288 「誰も聞いてない」「誰も求めてない」って前提が既に自分勝手な決めつけだって気づけよ 100%スレチってわけでもない内容の書き込みを排除しようとする己の狭量さにもな ちなみに俺はマニアって程じゃないが銃器好きなんで興味深いし面白いぞ >>288 > 誰も求めてないのに いやいや、あなたにこのスレ住人の総意のように断言されるのはおかしい 私は今のところ銃にはあまり興味はないけど、何となく記事は読んでいる そういえば、銃を細かく描写するというのは、ドイルの時代はまだやってなかった んじゃなかったかなぁ....とか、いろいろと考えてみるような点もあるからね 興味有るレスは読んで興味無いレスは飛ばしてるから問題は無いな >「誰も聞いてない」「誰も求めてない」 IQや精神年齢の低い人間の十八番「みんなそう言ってる」と同じ「すり替え」だね。 「みんな」って誰だよと訊かれたら、答えられないか答えられても人数はごく僅か。 これが正解だとか事実だとか言うのなら、何らかの根拠や裏付けも出さないと。 ホームズ物をよく読むような人なら、それくらい分かってそうなものだけどなぁ。 ワトスンのミドルネームは何かだとかホームズの在籍した大学名だとか、 普通の読者なら全然気にも留めないような細かいディテールに拘るのは、 それこそホームズファンの嗜みであり愉しみってもんではないかと。 それにしても、戦傷部位とか何度結婚したかとか、 ワトスンネタが結構多いのは、それだけ彼のファンが多いって事かな? 個人的には「バスカヴィル家の犬」でレストレード、「ソア橋」でワトスンが 拳銃を「尻ポケット」に入れてる事になってるけど、これが引っかかる。 特に後者では借りて手にしたホームズが「重いな、とても重い」と言ってるくらいで、 そんなゴツくて重い銃を尻ポケットに入れるか&入るのか、どうにも疑問。 椅子に座る時なんか、絶対にムチャクチャ邪魔で不快だろうし。 レストレードは刑事だからホルスターを使ってても良さそうなものだし (19世紀末にショルダーホルスターなんかがあったのかは知らないけど)、 一般人のワトスンは背広かコートのポケットの方が自然だと思うんだ。 研究にワトソンネタが多いのは謎の数に対してヒントが少ないホームズと違い 友人や知人が多く学生時代や軍隊時代の話や自分語りもよく出てくる ワトソンの方がヒントや材料が多いからのように思える 「マザリンの宝石」ではホームズがシルヴィアス伯爵に着席を促す場面で 「上に座りたいのなら拳銃は出さなくても結構」と意地悪な事を言ってるから 伯爵もまたお尻のポッケに拳銃を入れていた事になる だけど実際にスーツのズボンとトイガンでやってみるとリボルバーだと 短銃身のコルトディテクティブでもゴロゴロして邪魔で無理がある オートは薄いのでワルサーPPKサイズまでなら少しはマシだが 電車に乗って、なんだよ、席空いてるじゃんと思ったら、 ひとりブツブツ言ってるひとを遠巻きにしているだけだった時に似ている ホームズ作品については、すでに語り尽くされたようなところもあるから、 なにか特別なイベントのない平常運転時は、こうしたマニアックな話題に 終始するのもしかたない ほかに話題にしたいことがあるのなら、別にそれを書いてもいいわけだし 手元にてんとう虫コミックスがないのでうろ覚えだが ドラえもん3巻(?)に出ていたホームズ こんなのだっけ? 帽子が大きい→頭が大きい→脳が発達していて頭がよい パイプに歯形→噛む力が強い→体格がよい 帽子とパイプとステッキとコート姿がお約束 ドイルの小説の方に拠り所あったかな >>299 「ホームズセット」だな 「怪獣学 2350 ホームズセット」でぐぐると出てくる 年代的に後のほうの作品に出典があった気がする >>299 頭が大きい→(中略)→頭が良い のくだりは原典のどっかで見た覚えがあるな >>302 ヘンリー・ベイカー氏の帽子からの推理じゃなかったっけ パイプの右側が焦げてるから左利きというのは 別の作品だった気がする ワトソンのピストルは「小型かつ威力がある」と言う事でウェブリーの ブリティッシュ・ブルドッグが有力候補と勝手に考えてたんだけど、 読み返していた「ソア橋」には借り受けたホームズが 「弾丸を一発だけ抜いて、後の五発は戻しておく」場面があり、 と言う事は六連発なので、五連発のブルドッグでは合わないと気付いた。 弾丸を「振り出した」ともあるので中折れ式でもなさそうだし、 そうなるとウェブリーだとしてもRICとかだろうか。 それと、弾丸を込め直したホームズが安全装置をかけてるんだけど、 あの頃のリボルバーに安全装置は付いてなかった気がする。 >>302 「青い紅玉」 >>304 「黄色い顔」 書き込みありがとうございました ドラえもんに出てきてたホームズの描写って 原作(原典?)にも似た感じのものがあるんですね 子供の頃、ドラえもんのあの話を読んで のび太と同じようにホームズに憧れをもったなあ >>305 銃器ニキ、百年以上も昔の外国のとある地方に出回っていた銃の様式についてなんでそんな断定的に判断できるんですか?イヤミとかじゃなくてすごくない? たとえるなら現代イギリスの普通のイギリス人が、幕末〜明治期に日本の一地方の農民が使ってたクワの形についてタナゴコロを指すように詳しいみたいなもんでしょ? >>306 その場合は「書き込み」ではなく 「レス」の方が相応しいのではないかと >>307 それがマニアってもん て言うか今どき「ニキ」とか良く使えるな 恥ずかしくないのか? すまんやで、ほとんど誰の関心も引いてないのに自分の好きな銃器について根拠の定かでないことをクッソダラダラ書き連ねて総スカン食ってる銃器パイセンにそんなん言われたら生きてるのも恥ずかしなるわ もちろんさっきのもイヤミで言ってんねんで はー論破した論破した ほなワイ半年くらい消えるから顔真っ赤にしてまた長文でも書いといてや ほな >>304 金をかけて修理して使い続けるほど大切にしているパイプなのに、 ランプで焦がしながらタバコに火をつけるくせが抜けないマンロー氏。 でも当時の社会状況であの最後の決断は格好良すぎる。 別件で「臭い」とか言った人は見習って反省してほしい。 >>302 もう何十年も前に読んだから、記憶違いかもしれないが バスカヴィルのモーティマ医師じゃなかったかな? >>312 そっちは杖をこねくり回しての推論ショーだったと思う >>312 既に>305が正答を出してる。 「容積の問題で、これだけ頭部が大きければ中身も大したもののはず」という、 「青い紅玉」でガチョウと一緒に拾われた帽子に対してのホームズの洞察。 「頭部」繋がりであれば、「犬」のモーティマー医師はホームズの特徴ある頭骨にメロメロになって、 「今は模型で我慢するとしても、私は貴方の頭骨が欲しくてたまらない」とまで言った。 >>299 > 帽子が大きい→頭が大きい→脳が発達していて頭がよい ホームズの冒険、「青い石榴石」 より たとえばの話、その男が知的な人物だなんて、どうやって推論できるんだ? 答えるかわりに、ホームズは帽子をぽんと自分の頭にのせた。 帽子はすっぽり目の下までずりおち、かろうじて鼻柱にひっかかった。 「これだけ頭の大きな男なら、中身のほうも相当のものにちがいない」 > パイプに歯形→噛む力が強い→体格がよい 回想のホームズ、「黄色い顔」 より このパイプの場合は―― この男は、吸い口の琥珀に深い噛み傷をつけている。ゆえに、筋骨たくましく、 精力的、かつじょうぶな歯の持ち主ということになるわけだ。 というわけで、>>303 、>>305 、>>311 の各氏が正解 ホームズ&ワトソンに憧れてマルシンのエンフィールド2MkTを買ったな 中折れ式のレトロな雰囲気が気に入って今でも大事にしてる できたら鳥の嘴形グリップのウェブリーが欲しいけど製品化は無理だろうな ttps://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/31SCDnZ86yL.jpg 猛暑日が続くそうだしエアコンの効いた部屋でホームズを読み返すか オリジナルだけじゃなくパスティーシュも十数冊あるからひと夏は持つだろう >>316 スレチだろ ボヘミアの醜聞が掲載されたときの ストランドマガジンを、手に取って読んでみたい 本国の博物館あたりには、残されてるのだろうか ベーカーストリート・イレギュラーズの少年たちと ホームズが親しくなった経緯は、軽くしか触れていなかったと思うが どこかの作品に、詳しい記述はあったかな? >>318 いまEbayに初期短編6編収録のを合本にしたものみたいなのが売りに出てるな 日本円で7500円くらいだからべらぼうに高くて手が出ないような稀覯本いうわけでもない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる