このスレを読んで仮面舞踏会と迷路の花嫁読んでみた。
仮面舞踏会は前半読むのに骨が折れ、一度挫折したが、二度目の貸し出しで一気に読めた。犬神家以来の長野物。ゴルフや音楽や劇役者など上流世界の話題があったが、根底にあるのは戦後の混乱と犯人の不遇。
1970年代のブームが来た後の横溝の作品は特に長く、戦後の混乱の後遺症を書いた作品が多いと感じた。
迷路の花嫁は金田一はあまり出てこないが復讐冒険物として楽しめた。
次はどれにしようと調べて、黒猫亭事件とびっくり箱殺人事件を読む事にする。