【密室】クローズドサークル3【恐怖】
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屍人荘の続編もクローズドサークル物みたいだけど
またウザイ葉村と何にも魅力を感じない美少女探偵が事件に巻き込まれて推理すんの?
前作で出た悪の組織も関わってくんの?
読む前からマンネリ感を感じる
所詮一発屋だったのか クローズドサークルは新本格でよくあるモチーフだが
その火付け役だった綾辻がそもそも一発屋みたいなものだし
十角館以上の作品は書けていないよね 今村昌弘作品は本格ミステリーじゃなく
それをパロディにしたラノベだと思ってる
ラノベにしてはキャラの魅力が絶望的に乏しいのが難点 >>436
シリーズ物にされちゃうと始めから読まなければならなくなって厄介なんだけど
営業的にはそうするのが正解なのかね。読者囲い込みというのか メルカトルとか火村、御手洗、湯川とかは魅力的というか頭に人物像が浮かんでくるけど
島田潔はどんな人だっけ?という印象。まあ生い立ちとか知りたくもならないけどw
逆に・・・中村青司は魅力的 >>440
島田潔は島田荘司と御手洗潔の名前を合体させて適当に作ったキャラだからな
>>437
越えてはないが、時計館も有名だから一発屋じゃないだろ 時計館ってどんな話だっけ
もう昔読んだきり憶えてない
十角館は憶えているんだけどね まぁ時計館でも認められないんじゃ
日本の本格推理作家で一発屋じゃないのは5人といないし
そもそも一発でも当てた作家すら10人を超えるかどうかになってしまうな 綾辻はアナザーで再ブレークできたのかな
アニメ化もされたし クローズドサークルで携帯を不通にする設定はお約束とは言え。そろそろやめてもらいたい
携帯で外部の名探偵に逐一城塁を話し画像を送り、現場に来ずに事件を解決する
安楽椅子探偵ならぬ携帯(スマホ)探偵とかあってもいい クローズドサークルでは探偵役も事件に巻き込まれていて殺されるかもしれない状況で推理するスリルもある
結局は探偵役が殺されないのも約束事みたいなものだが、探偵役が殺されちゃうクローズドサークルってあったかな >>444
再ブレイクしてから全然新作がでてないけどな 屍人荘の設定を地球全体でやるとか
そしてごく一部の人間が宇宙ステーションに批難
そこでゾンビに殺されたような殺人が
軌道エレベーター 実際、屍人荘もそのくらいスケールがでかかったら面白かった 地球全体にウイルスが蔓延して一箇所(南極)に閉じ込められるというのは
小松左京の『復活の日』の設定だな
別にそこで殺人事件が起きるわけではないが >>450
>実際、屍人荘もそのくらいスケールがでかかったら面白かった
それただのゾンビ映画
本格ミステリとしてはいかがなものか クローズドサークルになるのは突発的な不可抗力的なものなのに
そのチャンスを生かして殺人をしようととっさに思うなんて現実的に有り得んよな 今の新本格系のクローズドサークルものの嚆矢ともいえる十角館は
犯人が外部からの出入りをしているから厳密な意味でのクローズドサークルではない 綾辻の館ものは色々ギミックがあってクローズドサークルとしては邪道 >>455
そこで1年前と同じ反論をすると
>>454
そんなことをいうとあらゆる密室殺人はトリックで密室に見せかけているだけなので
厳密な意味では密室殺人ではない
要するに、結果がどうかじゃなくて、密室に見えるか、クローズドサークルに見えるかが
重要なのだよ。見せかけさえしっかりしていればそれをあとでひっくり返しても
ジャンルが否定されるわけではない。 読者にアンフェアだと言わせることこそミステリ作家の本懐よ 十角館の殺人は厳密にはクローズドサークルじゃないからクローズドサークル作品として扱うな!
っていう主張はなんかズレてるけど
クローズドサークルと見せかけて実際はクローズドサークルではなかった
っていうこと自体はむしろ重要な作品のキモではあるよね そもそも、十角館がクローズドサークルじゃないということ自体ネタバレだからクローズサークルとして扱うしかないんだよね
ミステリのジャンル分けは解答編には触れず、問題編の内容だけで定義されるべきものだ 犠牲者連中にとっては
外界から隔絶されて脱出不状態能になってたのは事実なんだから
真相を踏まえてもクローズドサークルではないってこたぁないと思う
他のクローズドサークルの有名作品もでも
クローズドサークルという名称そのものを日本に定着させた(とされる)有栖川作品も
みんな強引に脱出したんだからクローズドサークルじゃなかったとか
そして誰もいなくなったへの挑戦がテーマの西村作品も
トリックのキモが犯人が外界への脱出なんだから厳密にはクローズドサークルじゃないことになるしな 屍人荘のゾンビに襲われているというのもネタバレなんか
あれはその要素を摂っちゃえば凡庸な話でしかないが >>462
ゾンビに襲われているのは序盤から明らかになってるんだからネタバレでも何でもないだろ
ネタバレというのはあくまでも事件の真相についての話しだ
それに、あの作品の肝はゾンビそのものじゃなくで、ゾンビの存在がミスディレクションになってるという所でしょ
あくまでも本格ミステリなんだから ソンビに襲われている状況で
よくそれを利用して殺人を犯そうと思ったな
ちょっと無理があり過ぎる >>464
そんなこと言い出したら本格ミステリは無理のあるものばかりだよ
本格ミステリなんて名探偵なんていうファンタジーな存在がいるのだから、恐ろしく機転の利く犯人がいる程度は許容範囲内だよ 465に激しく同意するしかない
ゾンビが出てくるところまでは認められて、その先がアウト……って でももうその設定でシリーズ化しちゃったからなぁ
ゾンビが存在する世界
ゾンビウィルスが作れる世界
すなわちそれだけ化学が発達してる世界
・・・どこでもドアとか存在する世界かもしれないね
無いという記述が無いからw >>467
別にどこでもドアが出てきてもいいんだよ
その設定をあらかじめ読者に伝えて推理可能な状態にしておけば
それが、SFミステリーと言うものだ
今までの今村作品でもそうだろ?
ゾンビや予言の存在を最初から読者に伝えておいて
その上で推理をするのだから何の問題もない
解答編で初めてどこでもドアの存在が読者に知らされるのであれば
それはアンフェアだけど あんまり奇抜な設定やり過ぎるとリアリティが無くなって読者から見放される どこでもドアなんか出てきたら本を壁に投げるよ
そんなものが当たり前の世界なんて子供向けで充分だ >>471
西澤保彦とかそれに近いことやって評価されてるじゃん
設定なんか何でもいいんだよ
大事なのは作品内でルールがしっかり提示されていて
読者が推理可能かどうかという点だけ
どこでもドアが出てきてもどこでもドアで何ができて
何ができないのかということをあらかじめ提示されてれば
何の問題もなあい 本格ミステリー読んでたはずが仮面ライダーやウルトラマンが出てきちゃったら白ける
それでもミステリーとして成立していれば歓迎するという意見には与することができない
小林泰三のミステリーような例もあるが非現実的な設定はよほど実力がないと安っぽくなるだけ 社会派推理小説みたいなリアリティを重んじるミステリーが主流になった時代も有ったのに
新本格の時代になってからパズルとして面白ければ何でもありみたいになっちゃった 松本清張作品がいまだにドラマ化されることが多いのを見ても今でも社会派ミステリーの方が主流なんじゃね サスペンスドラマを見る層とミステリーファンでは客層自体が違う
ただ、ネットでミステリーを熱心に語るようなマニア層になると
日本では本格が主流となる 特殊な世界設定のミステリーはその部分が
トリックに関わってることがほぼ確実だから
さめる時はサーッとさめるんだよね…
それでも「社会派じゃなければミステリーにあらず」な時代よりは
今の方がまだましだと思う いろんなタイプの作品があるのだから、
あれはダメこれはダメとか言わずに
自分の好みのものを選んで読めばいいというだけの話だよね 社会派のクローズドサークルってないのかな
ブラック企業のいわゆる地獄の特訓でどこかの僻地の宿舎に閉じ込められてそこがクローズドサークルになる
そして殺人が・・・ 社会派の読者はクローズドサークルで殺人が起きるこなんか期待してないし
クローズドサークルなどの本格もののファンは別に社会派要素を期待していない
ゆえに社会派とクローズドサークルは相性が悪い
あっても動機として社会派を匂わす程度になるかな クローズドサークルになる要因は何でもいいんじゃないの
それがブラック企業の地獄の訓練であろうが構わない そのうちデスゲーム主催者によって10数名が拉致されて
強制的に推理ゲームさせられる作品とか作られそうだな
犯人役は殺さなきゃ殺されるから仕方なくやるわけで動機を考慮しなくていい
最初から全員携帯取り上げられてるから楽でいい
主催者を謎のままにしとけばシリーズ化して何作も作れる 殺人の動機がないってある意味斬新かな
北条遥の作品でそんな設定のがあった気がする
でもあんまりおかしな設定をやるとただのバカミスになっちゃうな >>485
それは既に米澤穂信が「インシテミル」でやってるよ
ただ、強制的にやらせるのではなく莫大な賞金で釣って殺人を誘発させるわけだが >>485
厳密にはミステリーじゃないけど
人狼ゲームシリーズがそういうことをやってる
強制参加だし、主催者の謎を小出しにしてシリーズ化してるし
ただあの形式はうかつに推理すると即退場になりやすいから
本格物との相性は悪いかなあ 屍人荘の動機も痴情のもつれという非常に陳腐なものなんだよな
もう動機として説明がつけば何でもありなんじゃないのか >>489
動機が陳腐で何が悪いの?
同じ本格ミステリでも、フーダニットに力を入れているものもあれば
ハウダニットやホワイダニットに力を入れているものもある
いろんなタイプのミステリーがあると言うだけの話じゃん
動機が陳腐で一体何が問題なのかいまいちわからんなぁ >>491
もちろん陳腐じゃないことに越した事はないけど
>>489が動機が陳腐なのがすごく問題のようなニュアンスでいうからさ
別に動機が陳腐なミステリーなんて昔からからいっぱいあるのに 陳腐な動機はそれこそありきたりな社会派みたいなものと変わらんからな クローズドサークルミステリが大好きなので
クローズドサークル状況を作り出して殺人がしたかったんです
が動機 動機は陳腐かどうかよりも説得力があるかじゃないのか
こんな動機で殺人をするかよと思われるようなのはもう失格
>>494みたいなのも説得力をもっていればありだけど、普通はそんなのありかよ、と白けることになるだろう 動機が陳腐なこと自体は別に悪いことでもなんでもないよなあ
むしろ、動機の謎がメインの作品でないのなら動機なんて陳腐なのが当たり前だし。
だから、>>489がそもそも何を問題としているのかが理解できないのよ
>>495のいうように、動機に説得力がないというのなら批判として成り立つけど 現実の殺人事件は家庭内でのかっとなって殺したみたいなのが大半だから
ミステリーの題材になるような凝った動機なんていうのはない
クローズドサークルでそんなものを仕掛けてkる訳がない フーダニットに重点を置き、動機が分からなくても犯人を論理的に推理できるなら、陳腐な動機でもいい
ホワイダニットに重点をおくなら、動機は重要 >>498
俺もあなたに強く同意するだけど、「いや、違う」って言う人の考えは変わらんよ
感じのいい人と会っても、締めているネクタイが気に入らないと、とんでもなく減点する
そんな態度をとる人がたくさんいるのを、ネットを見ていると思い知る まあ動機がただの私怨とかならどんなにトリックが良くできててもダメだな
たかが私怨で何でそんな複雑な殺人をやるんだか、結局バレるのがミステリーなんだけど
最後までバレない完全犯罪ならまだ面白いかもね >>500
私怨でなんで複雑な殺人をしたら駄目なの?
全く意味がわからないんだが いや、あいつにバカにされたことが気に入らないから殺すことにした、なんて動機を出されて受け入れられるものかね >>502
別に本格ミステリの世界ならそんな奴がいても全然変じゃないと思うよ
そもそも、トリックを駆使する犯人という時点で全然現実的じゃなくて
名探偵などといったものが登場する時点で全くのファンタジーなんだから
その程度でとやかくいうことでもないでしょう。
バカにされたのが動機なら、劣等感が強くて気は短いが恐ろしく頭の切れる犯人というキャラを設定すればいいだけの話だ。 そうなっちゃうとまさに何でもありで工夫も糞もないな >>504
その程度で、何でもありというのが理解できないな
本格ミステリには本格ミステリのリアリティラインというものがあって、
その程度ではリアリティラインに抵触しないうだけの話
トリックを駆使したり、名探偵が存在したりする世界と同程度のリアリティがあればいいんだよ
リアリティラインの設定がほかのジャンルとは違うというだけの話であって
決してなんでもありというわけではない。
そもそも、そこまでリアリティを求めるのであれば、クローズドサークル自体が
ありえない話ということになってしまう。 まあミステリーに何を求めているのか
奇抜なトリックさえあれば動機なんてどうでもいいという発想もあるしな >>506
いやいや、そもそもここはクローズドサークルのスレのわけで
クローズドサークルという時点で現実味のある動機なんて不可能だろう
クローズドサークル自体が現実世界ではありえないのだから クローズドサークル自体偶然性の産物で
狙ってやるものじゃないから動機とかはもはやどうでもいいというのはあるね
動機は取ってつけたようなものだ クローズドサークルって計画的なものもあれば、自然現象なんかによる突発的なものも多いからなぁ
動機で納得させるのはかなり難しいよなぁ クローズドサークルってトリックも無理があるよね
急にクローズドサークル状況になったからって殺人を企ててそのトリックもうまくいく
なんて都合のいいことがあるわけない クローズドサークル動機は問題にされづらい
そこで起こった事件を素人探偵が状況だけを見て予備知識なしに解くパズルだから
実はこんな動機だったのです、なんて後出しされてもつまらんだろう クローズドサークルとはそういうものだから
そう言指摘しても身も蓋も無い 吹雪の山荘になると決まって殺人事件が起きるのはミステリーの不思議の一つ >>513
逆に考えろよ
吹雪の山荘で殺人事件が起きたケースだけをミステリー小説にしているのだと
吹雪になったけれど何も起きませんでしたという話をミステリーにしてもしょうがないだろ? 別に嵐の山荘じゃなく晴天の山荘で殺人事件が起こってもいい。天気が良いから油断してたとか言って >>515
晴天でのクローズドサークルもいっぱいあるよ
「ある閉ざされた雪の山荘で」とか「アイルランドの薔薇」とか
心理的な縛りがあって警察を呼べないというパターン テロリストグループがアジトに潜伏中連続殺人が起こる
警察に通報するわけには行かないし自分たちで何とかしなければならない
犯人と目されたメンバーはリンチで処分されて終わり
だが果たして真犯人だったのだろうか… 数百人規模のクローズドサークルも有り得る
集落が災害で孤立している中で連続殺人が起こる
集落だから駐在所があって警察官もいるし、外部との連絡は取れる 個人的な定義としては
クローズドサークルはその閉ざされた空間にいる全人物を読者が把握しうる作品だな
だから逆に言えば仮に数百人いようがその数百人全員を把握できるなら定義としては問題ないけど 考えてみたら小野不由美の「屍鬼」って村が丸ごとクローズドサークルみたいになっちゃう話だった 今のハンターハンターとか数十万人規模クローズドサークルだな 地球規模でやれば数十億人規模のクローズドサークルも可能だ 10人程度の人間にクローズドサークルをさせているよりそのぐらいスケールがでかい方がいいよ 地球の外部世界の存在を匂わせて
でも地球から出られないし外からも地球に入れないという点に焦点が当たってれば
地球規模のクローズドサークルもあながちありえなくはないな 何かそういう設定って大昔の小松左京のSFにあるような気がする 地球上にウイルスが蔓延し南極に閉じ込められてしまうのが「復活の日」 そう考えれば、ウィルスでクローズドサークルになる「屍人荘」の根本のアイディアってって何も新しくないな
「復活の日」(1964年)で半世紀も前にとっくやられていたことだった >>527
何を言ってるの?
屍人荘のポイントはゾンビホラーと本格ミステリーを融合したことでしょ?
そもそもゾンビ映画をベースにした作品なんだから
その部分を新しいと思ってるやつなんて元々いないだろ ホラーといステリーの融合なんて今更珍しくもないな
最近では三津田信三の十八番だし >>529
別に屍人荘が新しいと言いたいわけではなくて
>>527の話がピントがずれてると言いたいだけ
ゾンビに包囲されて脱出不可能になる話なんて
昔からいっぱいあるんだからそこを新しいと
考える奴がそもそもいないだろうと 本格ミステリとオカルトの融合とか
遡ればカーの作品からあるし
そもそもの根本を上げると
ポーの怪奇小説の中からミステリというジャンルが分化したようなもんだしな >>533
まあ、ホラー要素はあくまでも真相を隠蔽するためのミスディレクションで本質的には本格ミステリだからね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています