【密室】クローズドサークル3【恐怖】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>645
もちろん、OKだよ
ドラえもんの4次元ポケットとはどのようなもので何に使えるのかをあらかじめ
読者に提示していればね。
読者はその情報を元に誰が犯人かを推理すればいい
逆に、解決編になって、なんの伏線もなしでドラえもんの4次元ポケットが登場すれば
そんなのはミステリーではない
それだけの話だ
そもそも、ドラえもんの4次元ポケットが登場するような作品は特殊設定ミステリーやSFミステリーの名で
すでにジャンルとして成立しているのだから、いまさらミステリーとして認めないなどといっても意味のない話だ。 4次元ポケットが論理的に説明っされたってそんなのミステリーに持ち込んだって白けるだけだわ >>647
しらけるかしらけないかは個人の好みの問題だから別にいいんじゃない
ただ、ミステリーにはそういうジャンルがあって、
すでにミステリーとして認められているというだけの話だ どんな設定でも作中でありなんだと設定してしまえばありなんだというのは小説として退廃だと思う このスレって
否定的な事ばかり言ってる奴が
定期的にわいてくるよなw たとえばリアリティ重視の社会派ミステリーにとんでもない非現実的設定を持ち込まれたら鼻白む物があるしね
そんなのは期待されていない >>651
ヒットした作品に期待されていないとかいってもしょうがないだろ
要は自分の好みに合わないというだけの話じゃん
単に自分の好みに合わないだけなのにそれを一般論として語るのが間違い そりゃそうだな
俺はやっぱり現実的なミステリーが好きなんで
あんまり異様な設定をされても受付けないというのはあるから 現実にある武器なら思いつきもしなかった使い方されると凄いなと思うけど
魔法とか超能力とかなら作者の脳内設定なんか知らないしなあってなるなあ 超有名な某社会派推理小説の凶器だって「超音波発生装置」だしな・・・w >>654
だからその魔法や超能力の情報をあらかじめ読者に提示しているからミステリーとして成立するのだと、何度説明すればわかるんだ?
それにそもそも、屍人荘はトリックに魔法や超能力が使われているわけではない
ゾンビの存在はあくまでもミスディレクションに過ぎない ゾンビに襲われているからってその状況をトリックに使い殺人をしようなんて咄嗟に思い付くもんかね >>657
その程度は本格ミステリのお約束として許してやれよ
現実世界には絶対いないような名探偵が登場するのと同じだろ?
本格ミステリの世界は、名探偵がいるように名犯人も存在するって世界観なんだよ クローズドサークルと言えば、かまいたちの夜
めっちゃ面白かったけどゲームなんだよなぁ クローズドサークルは犯人が殺人のために故意に作った状況でもない限り
殺人にしては偶然に頼り過ぎている >>655
松本清張の凶器には面白い物があるぞ
硬い餅で殴り殺して、捜査に来た刑事にふるまうとか
死体を隠すのでも樹脂で固めて鉋屑のように薄くして湖に捨てるとか 硬いフランスパンで殴り殺すというのもあったな
殺人者は剣道の達人という設定
それでいくら硬くてもパンで殴り殺せるのかと疑問である 古畑任三郎の加藤治子犯人回の凶器は意外すぎてびっくりした パンで包丁作ったユウチュウバーが居たなぁ・・・何とかの極みとかなんとか >>661
ダールの名作の丸パクだと知って褒めてるのかねえ 特に、昭和の巨匠はみんな海外の名作を露骨にぱくっている 初版:2019年9月13日
屍人荘の殺人
合宿先の別荘で起きた連続殺人事件に遭遇したミステリー愛好会のメンバーが生き残りを
懸けて真相を追うさまを描く。第27回鮎川哲也賞受賞作品
『このミステリーがすごい!2018』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得
映画化2019年12月13日に全国公開予定 ミステリの場合は元ネタにどれだけ自分のアイデアを加味してひねりを加えているかが重要。
たとえば、トリックが同じでもミスディレクションに工夫があったりすると評価される。
逆に何の工夫もなくストレートに真似しているとパクリ扱いされる
元ネタを知っている人でも騙せるかどうかが一つのポイントだな ミステリーにもう新しいネタなんて無いよ
使い古されたネタをちょっと弄って見せてるだけ だからそういう話をしている
ひねって使えばオッケー
そのまんま使うとパクリになる じゃあ金田一少年の異人館村も
真犯人が使ったメイントリックが
占星術のトリックだったわけじゃないから別にOK? いまだに山口雅也がなんで屍人荘の殺人にあんなに怒り狂ったのか謎。あきらかにいちゃもんレベルでボケたんじゃないかと思った 異人館は個人的にはアレンジの範疇
金田一でパクリなのは魔術列車での死体消失トリック 今始まった刑事ゼロってドラマのスペシャルがクローズドサークルみたいだけど
連ドラ版見たことないからキャラがよくわからん 屍人荘ってゾンビになるとただの自働人形みたいなもので感情もなくしてしまうのが物足りない ゾンビ化してもかろうじて理性は残っているけど人を襲うのが辞められなくて葛藤するとか >>680
別に屍人荘に限らずほとんどのゾンビはそうじゃないか
そもそも、謎を設定するために理性のないゾンビを用意したのにゾンビに理性があったら話が成立しなくなるじゃん >>691みたいなゾンビ側の話があってもよかった。ゾンビの悲哀というような
そうしたら明智ももっと効果的に使えたろう
話が複雑になるから省いたんだろうけど ゾンビとか全部、謎解きのために用意された設定なのに
無駄に話を膨らませてどうしようというのだろうか?
屍人荘はあくまでも本格ミステリなのにゾンビホラーがメインだと
勘違いしている人が多くないか? ただの道具でしかないゾンビがかわいそう
ゾンビはどう処分されるんだろう回復不可能だから殺処分か 勘違いっていうかどういう解釈で読もうが読者の勝手だし >>688
うん、作品をどう解釈するかは読者の勝手だから、俺も自分の意見を言っているだけ
だから、反論があれば言ってほしい
俺はただお互いの意見をぶつけ合って議論を楽しみたいだけんだ このスレでは屍人荘は頻繁に話題になるのに、ジェリーフィッシュは凍らないは全く話題にならないんだな
同じクローズドサークルもので、同じ特殊設定もので、同じ鮎川哲也賞受賞作なのに。
デビュー作でありながらミステリーランキングでいきなり高順位を記録して注目されるなど共通点は多い 屍人荘の方がゾンビとか美少女探偵とかキャッチーな要素が多いからでは ジェリーフィッシュはクローズドサークルというより叙述トリックもので
しかもそのトリックには散々前例があって新味がない >>693
いやいや、ジェリーフィッシュは外部から遮断された閉鎖空間で殺人が起きる
典型的なクローズドサークルものでしょ?
十角館の殺人がクローズドサークルものであるのと同じで
それはともかく、ジェリーフィッシュは発表当初は鮎川哲也賞歴代最高傑作という
位置づけだったのにあっというまに屍人荘に上書きされてちょっと可愛そうではある 屍人荘読んでなんかスカッとしなくて感想やらネタバレ評価とか読んだんだけど
読書サイトの感想たまたま見かけて読んでみたら色々納得できた ジェリーフィッシュは殺人自体はあっさりしたもので、それ自体が焦点ではなく
その後の警察の介入がちゃんと書かれている
謎を解くのも結局警察だし クローズドサークルで科学捜査ができないのをいいことに素人探偵が出しゃばってこないのはいいね
ジェリーフィッシュ >>698
まあ、グラスバードは還らないといい、警察捜査陣が解決するクローズドサークルものを確立したところが
マリア&漣シリーズの目新しさかもね
これまではクローズドサークル内で完結するというのが基本だったからね >>698
ここはクローズドサークルのスレなのに、クローズドサークルのお約束に対して文句が多い奴が多いのはなぜ?
クローズドサークル大好き人間が集まっているわけではないの? いや、お約束事なんて破るために存在しているに過ぎないだろう >>701
いや、お約束を破って新しいものに挑戦するのは別にいいけど、それはそれとして古典的なクローズドサークルはみんな嫌いなの?と尋ねているんだよ
なんかレスを読んでるとクローズドサークルスレなのにクローズドサークル自体が嫌いそうな人が多そうだったから クローズドサークルもので「あなたの番です」みたいな連ドラやってくれんかな
登場人物が14、15人くらいでデスゲームでも構わん
伏線散りばめて終盤で回収
誰が黒幕か?次は誰が殺されるのか?で盛り上がると思う アンフェアだと言われるのがミステリ作家の本懐だって?? >>700
全体的には好きだけどここはちょっとってのがあるのは別におかしくないんじゃないの
まあこのスレで頻繁に文句言ってる人はそういう感じでもないけどさ 伏線より何でそんなことをするのかという動機の方が大切だと思う デスゲームは内容が面白ければ動機なんてどうでもいい 動機としてありがちな復讐とかだと、またか、と思ってしまう 屍人荘だが漫画のほうはなかなかいいな
映画もいい出来だといいが 紅蓮館の殺人 (講談社タイガ) 文庫 2019/9/20
阿津川 辰海 (著)
全焼まで、残り35時間。
館に山火事迫る!
殺人の真相を解き明かし、絡繰だらけの館から脱出せよ。
☆☆☆
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。
救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。
だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。
これは事故か、殺人か。
葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。
タイムリミットは35時間。
生存と真実、選ぶべきはどっちだ。 若い奴が合宿でという設定はもういいよ
たまには老人ホームを舞台にしたクローズドサークルとか読んでみたい 精神的なクローズドサークルみたいなのはやっぱりある?
人死にが出たけど、そもそも全員で薬やる集まりだったから通報できない、みたいなの >>716
アイルランドの薔薇
人が殺されたけど武装組織の秘密の集まりだったから警察を呼べない
ある閉ざされた雪の山荘で
集まった役者の卵が次々と消えていくが
事件とは断定できず、それ自体がオーディションの可能性があるので逃げることができない 月原渉の使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件、首無館の殺人、犬神館の殺人
三作品とも明治時代の設定
やはり現代だとクローズドサークル成立させるの難しいし
昔の時代設定でやるのがてっとり早いのかな
横溝正史、江戸川乱歩のような世界観雰囲気も味わえるし一石二鳥 そして誰も死ななかった 単行本 2019/9/30
白井 智之 (著)
覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。
しかし館に招待主の姿はなく、食堂には不気味な泥人形が並べられていた。
それは十年前に大量死したミクロネシアの先住民族・奔拇族が儀式に用いた「ザビ人形」だった。
不穏な空気が漂う中、五人全員がある女性と関わりを持っていたことが判明する。
九年前に不可解な死を遂げた彼女に関わる人間が、なぜ今になってこの島に集められたのか。
やがて作家たちは次々と奇怪を死を遂げ、そして誰もいなくなったとき、本当の「事件」の幕が開く。
驚愕の本格推理。
ミステリ界の鬼才が放つ、新世代の「そして誰もいなくなった」! >>716
石持浅海
「扇動者」 政府転覆を目論むテロリストの集まり
「崖の上で踊る」 復讐殺人計画者の集まり
どっちも殺人が起きるが目的達成のために通報できない 石持ってどうもフリーメイソンっぽいんだよな
名前に石が入ってるし やっぱ本格ミステリーの王道ってクローズドサークルだとおいらは思うんだな そんなことはないだろう、密室、アリバイ、動機、等本格ミステリーの素材は沢山ある 本格ミステリーはやはり名探偵や名刑事が出てきて謎を解くのが本流
クローズドサークルみたいな素人探偵ごっこはお呼びじゃない クローズドサークルが本格ミステリの主流なったのは新本格ミステリブーム以降
逆に、それまで人気だった密室殺人やアリバイ崩しものは衰退の傾向にある DNA鑑定、携帯、インターネット、到る所に設置されるようになった監視カメラ、Nシステム
といった現代のテクノロジーについていけない作家がクローズドサークルに逃げる
指紋や血液型さえ無視できるしね
多くのミステリー作家はちゃんと現代のテクノロジーに対応しているけど >>725
名探偵がクローズドサークルに巻き込まれるのも王道じゃなくって? クローズドサークルの仲に名探偵がいたなんて都合のいいことは確率的にものすごく低いだろう
リアリティが無さ過ぎる そもそもclosed circleというのが「閉ざされたサークル、閉鎖的サークル」という意味だから、こんなモチーフを頻繁に扱う作家はフリーメイソンだろうな 新本格以降流行りだしたのは叙述トリックものだと思う
他の題材との合わせ技も可能だし 怒られるかもしんないけど金田一少年が一番面白い
37歳はイマイチだけど
新本格っていうのがよく分かんない
東野なんかも清張とか森村誠一の焼き直しじゃね?
どこが新なん
テレビ局も今だに開局何十周年記念ドラマとかは清張か森村だし クローズドサークル物って本格ミステリのなかではエンタメ性が強い作品が多く読み慣れてない読者にも薦めやすいとおいらは思うんだな >>734
東野は新本格じゃないぞ
新本格とはむしろ松本清張や森村誠一などの
社会派ミステリーを否定して戦前の欧米ではやった
古典的なな探偵小説に回帰した作品を指す
本格ミステリの原点に立ち返った上で現代風な味付けをしたから新本格というわけ 東野とか現代の売れっ子は映像化の権利とか高いから映画か連ドラじゃないとされないんじゃね 東野は初期は本格ミステリー書いてたからプレ新本格という感じだった >>739
本格と新本格は違う
東野圭吾は作風が幅広いからなかには新本格ぽい作品もあるが、基本的には新本格の作家ではない
東野はなんでも書くオールグラウンダーと言う感じ 竹本健治、島田荘司などもプレ新本格だと思う
もう「匣の中の失楽」とか「占星術殺人事件」なんてもろに新本格と言っても良い
そういうプレ新本格に刺激されて出てきたのが新本格 東野はもっとちゃんと人が死んだら面白いんだけどなぁ 新本格の始まりの頃は毎月の講談社とかカッパのノベルスが楽しみだったなぁ・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています