おとぼけ100万円ミステリー
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最初に断っておくがこれは実話だ。
解答編もあればいいなと思っているが正直望み薄だろう。
2/8午後3時前頃、「これ、アンタか？」と母親に通帳を見せられた。
お引きだし 18-02-06 1,000,000とある。
いちじゅーひゃくせん。。。ヒャクマン?!
母親はおとぼけがちょっと始まってて、要介護認定1を受けている。
1はいっちゃん軽い戦闘員ランクだ。
要介護認定を受けると介護サービスを受ける際、市から補助金が出る。
近所のデイケアセンターの訪問をきっかけに市から認定員が派遣されて認定された。
恐らくデイケアセンターの営業活動の一環。
身体は健康で物忘れが激しいだけなんで、日常会話のつじつまがちょっと合わないくらいで絶望的なほどではない。なかった。今までは。 通帳は母親名義の近畿大阪銀行長尾支店のもの。
キャッシュカードはないので、本人が印鑑と身分証を持って窓口に行かないと出金できないはず。
もちろん俺には身に覚えがない。
母親は最近銀行には行っていないと言う。
「いや、おとといの日付の記帳があるってことは行ってるやん？」と返したが、とうとう来たのかとも思った。
銀行の窓口って3時までだっけ？と思いながら通帳に記載されている電話番号に掛けた。
簡単に経緯を話して、出金はどういう形で行われたのか？と聞いた。
母親と俺の本人確認と身分確認のあと、調べて折り返し電話してくれると言う。
口座開設の届け出電話番号と照会とかもあるんやろなと思いながら電話を切った。 約10分後着信。
2/6午後3時前後に、記載された出金依頼書と印鑑、運転免許経歴書での本人確認を持って出金したということだった。
この時点でほぼ母親本人が出勤したことが確定。
現状、印鑑も運転免許経歴書も本人が持っていた。
そして2つの謎。
なぜ100万円を出金したのか、そしてその100万円はどこに？
残念ながら探偵は登場しない。 まず100万円を下ろす理由が見当たらない。
ひっそりとした暮らしをしているので使う方面もない。
唯一考えつくのが、普通預金から100万円を下ろして定期に移行するとかくらいなんだが、そんな形跡もない。
口座には240万円の残高があって、その内の100万円が引き出された。
犯罪がらみなら額面も中途半端だと思う。
昔は株をやっていたが、本人が記憶が怪しくなってきたので止めると引退した。
株っつっても少額で、株主優待券目当てのガチホ系。
スマホやPCでなんてことはできなくて、野村證券に口座作って電話とか店頭でやってただけ。
それがらみは多分ない。
それから真光系をやっていたが、去年免許返納してからは足が遠のいているようだ。
たまに信者仲間が家に来て手のかざし合いみたいなことをやっていたようだが、今年に入ってからはないと思う。
ウチは貧乏なんで、金を貢いでるわけじゃなく、教会？に通って奉仕活動をやっていたようだ。
俺は新興宗教は毛嫌いしているので詳しくはわからない。
俺が信仰するのは卍教、支持する政党は卍党だ。
まあそっちも関係ないと思う。 そして100万の行方だが、数時間家捜ししても見つからず。
2/8午後8時頃、所轄警察署に出向き、紛失届を提出。
「今後は息子さんがお金の管理しーや」と諭された。
母親の行動を事実のみから類推する。
俺は母親と2人暮らしだ。
なぜそんな家族構成なのかは聞かないのが人の優しさってもんだ。
俺は主に在宅で仕事しててほぼ2階にいる。
母親はほぼ1階にいて、それぞれの行動は把握できない。
2/6(火)午後3時前、家から徒歩15分の近畿大阪銀行長尾支店に歩いて出向き100万円を出金する。(想像だがほぼ事実)
午後6時頃、俺が1階に下りて文鳥を放鳥して遊ぶ。
一緒に外食に行ったりして午後10時くらいまでは行動確認できている。
2/7(水)午前10時前後、近所のデイケアセンターから車でお迎え。午後4時頃車で帰宅。
午後6時頃、俺が1階に下りて文鳥を放鳥して遊ぶ。
一緒に外食に行ったりして午後11時くらいまでは行動確認できている。
2/8午後3時前頃、「これ、アンタか？」と母親に通帳を見せられた。
これ以外の時間帯の行動は不明。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
