エラリー・クイーン〜PART17
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荒らしはスルー。sage進行推奨。 >>58Zの悲劇そんなおかしなとこあったっけ?
XとYのクオリティが高すぎるだけでZも十分面白いミステリだと思うわ
ペイシェンスの存在は好みが分かれるとこだろうけど >>75
色々あるんだけど…
・話の転がしかたがチンケ(色仕掛けで手掛かり探しに行くとか事態が動くまでなすすべなくひたすら待つだけとか)
・ペイシェンスの推理力が完全に蛇足 レーンに推理をひっくり返されるわけでもなければレーンを凌駕するわけでも補うわけでもない
・最後の推理の論理が雑
に思えてのう 好みの問題だとは思うが全く楽しめなかった >>69
実際に分からなかった奴がかつて一匹おりましたよ、このスレに…
ちなみにそいつはある時突然分かったらしくて
いきなり「Yの悲劇は文学だー!」と騒ぎ始めました。 >>76ペイシェンスは最後の事件のために必要な存在だから
最後の事件で唐突に出てくるより先に出して読者に馴染ませようと作者は考えたんじゃないだろうか
推理力も最後の事件を思えば必要な事だったと思う
個人的に最後の推理の論理が雑だとは思わなかったな
勢いで誤魔化された感はあるが >>79
Z自体が最後の事件への布石のためにあるようなものだから
単体でみるとどうしても中途半端に思えるんだよな
それに、大勢の容疑者の中から消去法で徐々に一人に絞る手法は
「え?それで消去していいの?」っていうのがひとつでも混じっていると
とたんに説得力がなくなってしまう 事態が動くまでなす術なく待つのってエジプトもそうじゃなかったっけ 「犯罪カレンダー」とか読んだ人いる?
この頃の作品になると、短編とはいえ読み通すのがつらい
エラリーとうキャラクターを使って遊んでる感じ
でもハヤカワでの読み残しが、あと4,5冊なんで
しょうがないか >>83
知っとるわw
>>79
最後の事件も読んでるから橋渡しの意義はわかるつもり
でもZがつまるかつまんないかって言えばクソつまらん ヒジャズってなんだよヒジャズってよう >>64
あなた、いろんなミステリースレにしよっちゅう来るけど何者なの、何様なの、何が目的なの ペイシェンスはZと最後でキャラ違いすぎない?
Zは正直うざすぎる Zでレーンという上位の存在と会って
身の程を知ったんだろう 物語が面白くて、犯人との息詰まる心理戦や闘争、犯人や犯行動機の意外性などが盛りたくさんの作品は何ですか。 先日、映画「配達されない三通の手紙」を原作(災厄の町)を
読まずして観た
いやー細部のツッコミどころ多数もさることながら、真相がわかっても
まったく驚きもカタルシスもなかったな
ただ、メインのトリック…というか物語上の仕掛け(メル欄)だけを抜き出してみると
これは結構凄いと思った
こんな仕掛があってなんでこんなにつまんなく出来るのか、真相が分かった時も
全然吃驚できないのか、むしろ驚く
DVD特典の特報で生前のダネイが「災厄の町はとても気に入ってる作品なので
日本で映画になるのはとても嬉しい」とコメントしてたが、実際の完成品を
観てどう思ったのかね 日本だとむしろこういう仕掛けって連城あたりが好みそう
クイーンと連城ってこれまであまり自分の中では結びつかなかったけど たまたま手に入れた嶋中文庫グレート・ミステリーズの
クイーンの巻はYでも国名シリーズでもなく
中編の「神の灯」なんだよね
クリスティーはアクロイド〜で、カーは皇帝の〜で
まあ一応の代表作なのに
大久保康雄訳です 新冒険はよ出せや国名も終わってないってまじかよどんくせーな >>102
ミステリーとトリックって結局は見せ方ひとつ
たとえショボいトリックでも構成と演出次第では盛り上げる事が出来る
逆に優れたトリックでも見せ方が駄目なら「なんだそりゃ」で終わり
クイーンやクリスティは特別トリック考案力に優れていたわけではなかったが
謎と謎の解ける過程の「見せ方」が抜群に上手かった
映像畑だとワイルダー、デ・パルマ、あとコロンボの生みの親のレビンソン&リンクあたりか
日本の映像作家だとそういうのが上手いのが本当にいない
ミステリーを多く映画化した野村芳太郎や市川昆も全然そういう部分で勝負してなかったし 嶋中文庫「神の灯」読了
解説は1960年に書かれた中島河太郎なんだが
当時の最新作ではないんだろうが「フォックス家の殺人」を最後に紹介し
〜その後は、大家の地位に治まっているが、初期の作風をなぞるだけでは
読者を満足させそうもない〜とか結構手厳しい
その後、「十日間の〜」や「九尾の猫」とかが出ているけど
評価は変わったかな >>109
といっても九尾も十日間も1940年代後半の作品だぜ
日本でも1954年と59年に出版してるから
中島は60年の時点では間違いなく読んでる
そもそもこの人は原書でも読めるだろうし タイトルは伏せるが最近とある不可能犯罪ものアンソロジーに載っていた
クイーンの短編を読んだんだが、途中まで提示される謎は
A駅からB駅に向かってるはずの列車が消失してしまい、
その間のレールは一直線でトンネルも鉄橋もない平地という事で
これ一体どうやって合理的に説明つけるんだとワクワクしてたんだが…
↓以下ネタバレ注意↓
真相はA駅の駅員が犯人に買収されていて、列車がB駅に向かったというのは
ウソ証言だった、というオチで本を壁に投げつけたくなったw
なんだこの新人賞なら一次予選で落とされそうなオチは
証言が嘘でした、なんて小学生でも思いつくだろ
しかも証言が嘘だったという伏線は一切なし
やっぱりクイーンに不可能犯罪ものは向いてないのかね
冒険や新冒険に入ってる短編書いた人と同一(二)人物とはとても思えんわ これが普段のクイーンなら証言の真偽を解き明かすような展開にもっていって、
ちゃんとしたロジックをもって、あれは嘘だと判断するという流れにすると思うんだが、
やっつけの仕事だったのかね 俺なら縦に引き裂くなそれ
後の清りょ…いや、なんでもない >>110
じゃあ、その後の評価も散々だったかもね
自分らはクイーン史の全体を俯瞰して見れるから
後期の作品も、それなりに楽しめるが
作者が現役で最新刊が出てる時点では辛口になる気もわかる
>>111
手に入れば、嶋中文庫読んでみて
訳は古いが、字が大きく、表紙が和田誠で傑作4編が収録されていてお得 逆に俺は国名シリーズやレーン四部作の方が今の時代の感覚だと
スタンダート過ぎて(クイーンの影響が現代において広く浸透してるって事だが)
変化球ありまくりの後期の方が好きなんだけどな
十日間、九尾ときて、ダブル・ダブル、悪の起源あたりの流れは最高だと思うし、
リーが書けなくなって代筆させていたとはいえ最後の一撃、盤面の敵、第八の日とか、
この時代にここまでやっていたのかって驚愕の連続だった
あの時代だとバークリーとかブランドの先駆性がよく取り上げられるが、
クイーンもまったく負けてない >>111
乱歩推薦、日本での推理小説歴代人気投票ではTOP10常連、一位になることもある、アイリッシュ 幻の女
その江戸川乱歩の 宇宙怪人
それから アイリッシュ 消えた花嫁 読め >>116
幻の女と消えた花嫁は読んでる
言いたい事は分かるし、どっちも買収だったのは正直興ざめはしたけど、
その二作のそれはストーリーの主軸部分ではなかったからまだよかった
買収されてたのは序盤から中盤で分かって、そこから新たな展開に
なってゆくわけで
>>111の作品だとそこはもろに謎の部分の肝で、クライマックスに
明かされたものだったからなあ 列車消失トリックってコナン・ドイルにもなかったっけ?
たしか新潮文庫で読んだ気がする
それはかなり、力わざだった覚えがあるけど
>>111
はクイーン本編のどこに収録されているのかな >>118 消えた臨急な
列車ものでいちばんトリックがうまいと思ったのは
走行中の列車の車両一個だけが消えるやつな >>120
電車か汽車が走行中に車両一個だけ消えるトリックは、あれは現実にやるのはおそらく無理だろうけど
おもしろかった >>119
「クイーン検察局」なら読んだことあるんだが、すっかり忘れてる
ショート・ショートのクイーンは、言葉遊びみたいな要素が多くてついていけない
でもショート・ショートの感想でクイーンに悪印象をもつのは、もったいない まあ言葉遊びみたいなのは英語知らない奴は、わからないもんな
犯罪カレンダーは事件も推理もヘボいのが多かったけど
エラリーとニッキーのラブコメと思って読めばおもろいぞ エラリーはポーラとニッキー、どちらを嫁さんにしたんだろうか もちろんジュナと結ばれたけど
それは偽装で本当はパパと… エラリーは中期以降は、しょっちゅう、女、口説いてるから
ニッキー、ポーラ、以外にいくらでも候補はいるだろ。
ちゅーーか、わけありの女と何回もつきあって次々秘書にして毎回ニッキーって名をつけてたんだよ
まあ、エラリーは人気作家で金持ちだからな、おまえらと違って女にモテるんじゃ >>126
>おまえらと違って女にモテるんじゃ
君はどうなの? >>16
最近、日本でも上映されてヒットしてるじゃない ブラウン神父でさえ連ドラ化する時代なんだから、
クイーンももっと映像化についてはなんとかならんのかって思うんだが
叙述トリックは生涯通じてほとんど書かなかったので、
意外にも?映像化不可能な作品ってほとんど無いんだよな
でも火刑法廷しか映画になってないカーよりマシか
カーも日本の作家だったら横溝ブームの時みたいに片っ端から
映像化されたかもしれないのに
やっぱり日英に比べるとアメリカは自国の古典ミステリーを
映像化する事にあまり熱心じゃないな
まあ日英の二国だけが世界の中でも異常に熱心すぎるって事なんだが Xの悲劇なんか映像化を見越して書いたんじゃないかと思ってた >>123
その「犯罪カレンダー」が受け付けなかった
ショート・ショートなのに上巻でやめた
ラブコメが苦手なのもあるけど・・・
クイーンも8割方読んでいると思うが
読み残しの作品には期待しない方がいいとわかっているけど
それにしてもキャラの安売り感がひどい だーかーらー、クイーンは、そこそこ、はやったときに、テレビ化やラジオ化はされたんだよ
テレビ化やラジオ化のときに軽いノリも、いれようとして、そのときの切り札がニッキーだっただがや
だからエラリーシリーズのテレビシリーズはあるのじゃ
今でもネットにおちてるぞ
エラリーは長く書かれてたので設定も性格もかなりかわっとる
そもそもローマ帽子の記述が全て正しいとしたら
エラリーの全事件はローマ帽子出版よりも前に起こっている テレビシリーズは、十年ほど前にCSで放映されたことがある。日本語字幕付きで。 >>133
この場合は作者の死後も、しかも21世紀にもなって映像化を続けるかどうかって話でしょ
そこが日本とイギリスだけが自国の”名探偵保存”に異様に熱心だなと
まあ日本だと捕り物帳系を除けば明智、金田一耕助だけに集中してるんだが、
イギリスはホームズ、ポワロ(マープルもだが)だけじゃ飽きたらず21世紀にもなって
ブラウン神父までやり出したのはすげーわ >>131のようなモテないキモヲタには
犯罪カレンダーのニッキーとのラブコメとか
新冒険の後半のポーラ編のポーラとのラブコメとか
はキツいかもしれない
>>131のような恋愛経験無い奴には初期エラリーがお薦め なんでや、キモオタだってラブコメ漫画読んだりするじゃん むしろ経験ないやつがフィクションで疑似体験してニヤついてるイメージ
アイドルファンとかもそうやろ
キモイ このスレ見つけて、図書館でたまたま目についたYの悲劇を借りて読んでる
序盤で、サム警部が「女が寝る前にすることはご存知でしょ」と言われて「私も
結婚してるからわかりますよ」と応えるけど、これは何を指してるの?
トイレ? 化粧落とすとかクリームを塗るとか? Yの悲劇読了
最後がわからなかったので検索かけたら【メール欄】ってたくさん出たけどそれで決定なの?
納得いかないけど 明確に描かれてないから決定はしてないけど、他に解釈は無さそう でもそれは出過ぎた振る舞いだよね
やたらと苦悩してみせてるけど、まったく感情移入できなかったわ
>>158
アホなの?
わからんかった 絶望感がよく描けてたと思うけど、まあ人それぞれか
続編は読まない方がいいね >>159 アンカー間違ってやンの
それとも>>158の文章を読解できないのかな? >>162
アンカーまちがってないけど貴方様のおっしゃることが解りかねます、はい >>156
このスレの上の方(半年くらい前)にまったく同じ話が出てるよ レーンは真犯人のルイーザをかばってる説が農耕 >>166 アホさが滲み出取るな
おまえがアホだから仕方がないが、アホは自分がアホとわからんからしあわせでええのお >>167
目が見えないのに、梗概をどうやって読むことができた? >>167
そうなんだ? 後でちょっと読み直してみる
>>169
この人のいうことがホントにわからん クイーンってアメリカ以外の国を舞台にした作品ってある? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています