「囲繞」は山岳の自然描写の中で結構使われていたような気はする。
「峻険の絶壁が囲繞していた」みたいな・・・

自分は寿行の使う語彙で印象的だったのは、「鏖殺」「晦冥」とかかなあ
寿行以外には誰も使わないような独特の言い回しだと思う。
寿行読み始めた頃は、自分の語彙の少なさに忸怩たる思いを感じながら辞書を引き、
感心しながら読んでいたなあ。