アガサ・クリスティ32
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前スレ
アガサ・クリスティ31
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1529747711/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 軽めに読むのなら「リスタデール卿の謎」が良いかも。
中には「ふざけんな」と思うくらい軽すぎる作品もあるけど。
>>285にある「ナイチンゲール荘」も入っている。 おしどり探偵って「他の名探偵の手法で捜査」なスレた読者向けの短編集じゃなかったっけ
子供の頃、元ネタ分からなくて敗北した朧げな記憶が… >>288
旧態依然たる探偵小説のステレオタイプのイメージがクリスティなんでしょう
米作家のカーなんかも同じだと思うけど、なんといっても人口に膾炙してるのはクリスティだから >>290
まあそうなんだけど、別に元ネタ分からなくても読むのにはあまり問題ないかな。
自分は元ネタ一つもわからなんだ。
リスタデール卿は、おとぎ話とかに近いよな。ミステリーというより。 >>287
まるで倒叙が犯人の公開の日々を描くジャンルかのように見えるな >>295
メアリ・ウェストマコット名義にはずれなしと言われてるね
「春にして君を離れ」と「暗い抱擁」を読んだけど、どちらも面白かった >>295「春にして君を離れ」と「愛の重さ」しか読んでないが
どれも良い作品だったと思うわ
ただ「春にして君を離れ」は色々と読むのが、しんどい作品だった 「三幕の殺人」読了
犯人とその動機に素直にびっくりしてしまった
ポアロさんが関係者まとめて呼んだとき
探偵小説みたいに全員集めて犯人指摘するんですね、みたいに別の登場人物から言われてたけど
こういう形式って誰が始めたんだろうとふと思った 「三幕の殺人」は良かったなぁ
自分も初読の時は衝撃的だった 小説はふつうに読めた
むしろ、イングリッド・バーグマンやローレン・バコールが出ていた
古い映画の方が退屈で見るのをやめてしまった オリエント急行、読むの楽しいけどな。豪華な列車の旅の様子もだし、事件が起こってからの調査の場面、謎解きの場面、飽きないと思うが、何がダルいんだろ?
自分は列車モノなら青列車のがもっと好きだけど、オリエント急行もいいと思う。 オリエント急行といえば
_人人人人人人人人_
> 突然のキモノ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ >>305
まあ連続殺人とかに慣れてる人は殺人のあとはずっと尋問ってのがつまらんと思うのかもな >>308
ダルいって言ってる人の、ダルくないと思う小説を上げてもらわないと、どうダルいのかは分からないね。 遅ればせながら、マルコヴィッチのABC殺人事件を鑑賞
結局2話の途中から飛ばし見になった
なんかサイコホラーテイストが強く、音楽が完全にそれでうんざり
ポワロ役も悪くないし、金も掛かってるし、雰囲気も良いだけにもったいない ダルいとか言ってる人は藤原 宰太郎でも読んでたらいいと思うんだ 映画放送情報
9月11日(水)
情婦
WITNESS FOR THE PROSECUTION 1957年 アメリカ
BSプレミアム9月11日(水)午後1時00分〜2時57分 >>312
BBC版の「検察側の証人」の暗さや後味悪さが嫌だった人には超オススメw
自分も久〜しぶりに見てみるかな ディートリッヒが出てるから、扇情的なシーンでもありそうに思わせようと「情婦」なんて邦題にしたんだろうなあw
当時57歳だけど、「百万ドルの」脚線美は健在
旦那役はタイロン・パワーという超豪華版カップルだし監督はビリー・ワイルダーだし、BBCと比べたらかわいそう
弁護士役のチャールズ・ロートンと付添看護婦のやりとりが秀逸 >>312
おお、情報ありがとう!
ビデオ()買った思い出
>>315
私も弁護士と看護婦のやりとり、好きだ
看護婦役の女優さん、有名なホラー役者さんだったんだっけ? >>315
連投ゴメン
タイトルについては子供の頃TVで見た時は意味わからず
多少大人になってからは「なんという破廉恥な邦題をつけるのだ、友人にお薦めできん!」と憤り
一周回って「検察側の証人」よりはいいかも、と思ってる >>315
なにっチャールズ・ロートンが出てる?!知らなかった(覚えてなかった)
絶対録画予約ミスしないようにしなきゃ ウィキペディア見たら看護師役はフランケンシュタインの花嫁とヘンリー8世の私生活のエルザ・ランチェスターが出てるんじゃん!!絶対見るしかない
実質的な主人公である老弁護士には、チャールズ・ロートンが扮し、その付き添い看護婦役には、実生活のロートン夫人であるエルザ・ランチェスターが扮した。
ロートンがアカデミー賞主演男優賞、ランチェスターが助演女優賞にそれぞれノミネートされた。
ともにオスカーは逃したが、ランチェスターはゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞した。 >>317
友人にお薦めすると「エッチっぽい題名なのにそういうシーンがない!」とクレーム付けられるかもw
一応、ディートリッヒが舞台でスラックスを裂かれて脚線美がむき出しになるシーンがあったと記憶
決して美人じゃないけど、さすがに大女優で、初めて法廷に出てくるシーンのスーツ姿が実に妖艶 何がエッチっぽいのかわからん。
「昼下がりの情事」とか「24時間の情事」もエッチっぽいのかよ >>321
そして誰もいなくなったとかエロいし、ABC殺人事件にもエロスを感じる >>319
エルザランチェスターの出演作としては「ヘンリー8世の私生活」の方が有名じゃないと思うんだがw彼女は晩年「名探偵登場」でミスマープルのパロディを演じてるね。
ロートンも確か舞台か何かでポワロを演じてる。 >>323
WOWOW番組表見てたら偶然にも名探偵登場が来週月曜にやるの分かったから予約したわ
まだ見たことない >>323
ヘンリー8世の私生活ってロートンがヘンリー8世、ランチェスターがアンオブクレーヴスを
演じていたんだね
つべに映像があるからチラッと見てみたんだけど、ヘンリー8世の登場シーンが
有名な肖像画そっくりでワロタw
ロートンて身長172センチだから小柄ではないけど、イギリス人としては大柄ではないね
情婦での演技見てポワロもできそうだなと思ってたんで、舞台でポワロ演じてたと聞いて納得 >>324
名探偵登場、スラップスティックな感じだからあまり期待しない方がいいかも。人を選ぶ。 >>326
そうなのか〜
そっち系だとあんまり好きじゃないかも
アドバイスありがと いちいち録画予約も報告しなきゃダメなんですかこのスレ ところでイギリスを日本に例えるならフランスは中国にあたると思う
という事はベルギーは韓国だからポアロは韓国人なんだよね
韓国人が邪悪な日本人をやり込める話なんだから面白いはずだよね 春にして君を離れ
主人公を貶める気にはならないけれど共感もできない
同世代の同姓として場面ごとにつっこんで読んで、読後はとても疲れました
でも、繰り返し読みたい一冊になると思います そりゃなんの話題にでも強引に韓国ぶっ込んでくれば、文句の一つでも言いたくなりますよね クリスティの叙述トリックって一作じゃないの?
他にもあるのかな・・・ マン島の黄金
玉石混交だが
まあクリスティ作品のボーナストラック的作品集て感じだからね
でもクィン氏の作品が読めてよかったよ
「謎のクィン氏」の最終話は結構重かったからね >>330
あれはミステリーではないけど、一種サイコパス(一瞬自覚するから境界的なんだろうけど)的人間を描いたと思うので
共感できなくて正解かと
境界的だからか、縁なき衆生ではなく、自分にも要素があるかなと思えるのがまた怖い >>337
共感性羞恥(周知?)がない人なのかな主人公と思っている ドラマはABC殺人事件で終わりなのね。
他のは制作しないのかなぁ・・・・・・・ オリエント急行読んだ
スーシェのドラマ版先に見てたせいでラストあっさりに感じてしまったw
ドラマだとポアロってこんな激昂するのかって驚いたのに
映画化及び三谷幸喜のドラマは観たことないんで
そこらへんの演出どうなってるのか興味わいてきた >>337
何なのでしょう、あの読後のなんとも言えない消化できない感じは >>342
犯人つかまってカタルシスとか恋愛成就でめでたしとかじゃないのはわかってるけど
ヒロインが自分自身と向き合って、自分自身を発見して成長して、普通ならめでたしで終わるとこを‥ってことでしょうね
その分より味わいは深まったと思いますが
あと、ヒロインの夫と子供たちのヒロインに対する心情がなみの家族小説にはない複雑さですよね 春にして君を離れ の主人公のような女性は他の作品にも書かれているよね
パッと思いつくのが「鏡は横にひび割れて」の被害者
独善的で自分以外の人間が見えていない
旦那の書かれようも怖い
頭でものを考えないのか妻に洗脳されていたのか 春にして君を離れの夫は洗脳されてるわけではなくて十分に理解してるように書かれてると思うけどなあ
理解はしてるが打開はできない
自分の一生については諦念してるが、妻の心の平穏(家族の平安?)のためにそれに気づかせないようにしてるのではないかと
歪んが愛だけど、多かれ少なかれほとんどの人がそうして生きているような気がする怖い小説 >>345
書き方まずかった?
洗脳されてるかもな夫は「春にして〜」ではなくて「鏡は横に〜」
の意見です >>344
鏡は横に、は小説も読んだはずなんだけど、映画版やドラマ版(ヒクソン版&マッケンジー版)
の印象とゴッチャになって、被害者の旦那の書かれようが良く思い出せないw
確か小説では被害者にも結構手厳しい書き方してたよね?
あの性格じゃ今回の事件がなくても何かのトラブルに巻き込まれてただろう、みたいな 2017年版オリエント急行の映画を見たけど、草刈正雄の吹き替えイマイチだったな
映像は綺麗だった むかしむかし、読書家の友達に「赤川次郎の代表作って何?」と聞いたところ、
「マリオネットの罠だよ」という。そのとき読んだんだが、確かに面白かったと記憶している。
時を経てすっかり忘れていたので、図書館で借りて再読してみた。細部には問題があるものの、
「勢い」にはすばらしいものがある。若いって、作品に如実に表れるんだな。 クリスティのも若い頃の作品が良いって話かなと思った。 >>350
赤川次郎は、ためしに何冊か読んでみたけど、自分にはちょっと合わない感じだった
「マリオネットの罠」は、冒頭のシーンを読み始めたところでチープな設定にガッカリして
読むのをやめ積んだままになっている
最近、仁木悦子の作品を電子書籍で見つけたので二冊ほど読んでみたところ、こちらは
自分の好みに合う感じ
ちょっと、元気な若い女性の登場するクリスティー作品と雰囲気が似ている気がした >>157
久しぶりに来たので亀レスですが言及しておきます。
20世紀前半は大陸間航路開発の時代で、
非常に危険な仕事だったので、精神をやられた人、
墜落して死亡する人が多かったようです。
「星の王子さま」のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、
長距離パイロットが本業だったので、
著作には航空冒険小説が幾つかあります。
「夜間飛行」が有名でwikipediaの記述だけでも
当時のパイロットの仕事の危険性について大体の感じがつかめると思います。 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1477811209/569 で書き込んだ
中村真一郎の文章が含まれる書籍「深夜の散歩 (ミステリの愉しみ)」が
創元推理文庫で復刊するみたいです。
まあ「新版アガサ・クリスティー読本」でもこの文章は読めるのですが。 それから中村真一郎のクリスティ言及をもう一つ見つけて、
これは1967年に出た集英社世界文学全集第38巻「クリスティ/アンブラー/J・M・ケイン」の解説です。
解説では推理小説を世界文学全集に入れる意義を熱く語っていますが、
クリスティに関するところだけ引用します。
----
アガサ・クリスティーは、これこそまさに、私が冒頭で述べた「推理小説がその国の生活と
文学との特長をもっとも拡大して示している」という実例の最大なるものである。
(略)
英国の小説のもっとも目立つものとして、ジェイン・オースチン以来の「風俗小説」という
型がある。次いでをもっていえば「女流作家」というのも、英国の小説の伝統のひとつだ
ろう。
(略)
人生のおいてもっとも非日常的な現象である恋愛も、日常生活を破壊する「情熱」の面
からは捉えられないで、醜聞という形での日常生活のなかへ吸収させられてしまう。
(略)
アガサ・クリスティーの推理小説の本質は、この噂の蒐集による推理パズルなのである。
(引用続く) (引用続き)
そして彼女の小説の舞台は、常にイギリス人の伝統的な日常生活なのである。
彼女の小説群を年代的に読む人は、だから英国の、とくに地方の保守的な人びとの
生活の、今世紀における精密な歴史を読むことになるだろう。
彼女の小説のなかでの犯罪は、起こった瞬間には市民たちの日常生活への衝撃で
はあるけれども、探偵という推理の専門家の努力により、茶の間でのひまつぶしのボ
ナンザグラム遊びに変化させられ、つまり完全に日常化されてしまうのである。
(引用終わり) この中村の説に従えば、
サイコホラー的な映画化がしっくりこないのも当然と言える。 だけど、クリスティ(特に晩年)が追求した犯人は日常性の犯罪者ではなく、今で言うサイコパスなんだよな
だけどあくまで犯罪は日常生活の中で起きて、決してサイゴ・ホラーではない
サイコパスをサイコホラーでしか描けない現代ミステリーこそ卑小化してるのかもしれない クリスティ作品の世界観にサイコホラーは似合わないんだよね
牧歌的な空気なのにサイコパスな犯人が登場するのもクリスティの特色であるように思う BSの「情婦」
初見のテレビ放映では見事に騙された!一人二役
知って観てもやっぱり騙されそうになったわ凄いな役者さんって!
検察側に立った最初の証言が真実なんだよね
そこから法廷中をミスリーディングしていく展開は何度見ても面白いなあ 野村さんの勝呂は自分は好きだな。
ポワロの浮いた感じをギリギリの線で滑稽に落としてると思う。
黒井戸は役者さんが達者な人達ばかりで贅沢な時間を過ごさせてもらった。 アクロイドの映像化作品の中では見られる方だよね
キャスティングも悪くない 黒井戸の最後の場面で勝呂が髪をかき乱して苦悶する場面があったけど、そこだけちょっと自分は違和感あった。
ポワロはどんなことがあっても身嗜み崩さないだろな、って。 >>369
金田一が憑依したとか?w 斉藤由貴のキャロラインは良かった! >>370
斉藤由貴ってやっぱうまいんだなと思った
ちょっとウザいけど憎めないおばさん感が自然だった 斎藤さんたしかに良かったよね。
キャロラインはマープルのモデルの一つとか言う逸話を思い出したので、次にはマープルものを斎藤さんでかな、とか思った。 パディントン発のドラマ版で天海祐希がマープルやった時点で大丈夫大丈夫
放映当時Twitterでそこまで設定いじるならいっそ天海祐希がポアロであっちゃんがヘイスティングスやればいいのにって意見見て
それはそれで面白そうだと思った記憶 あっちゃんって誰だよと思ったら顔面センターか
ケツ丸出しが得意らしいから屁イスティングスか、なるほど面白そうだ 黒井戸再放送してたのか
オリエント急行もやらないかなー
嵐と松嶋が辛くてパスしたのだけど黒井戸が面白かったのでギブアップしたの後悔
年末か年明けになるだろうけど面白い探偵映画が日本でも公開されそう
https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/20190912-00142258/
映画批評サイト、ロッテントマトで100%の満足度(9/12現在)を出している『ナイヴズ・アウト(原題)』。
大富豪が謎の死をとげ、探偵が怪しげな一族を調べるというアガサ・クリスティ風のミステリー。
しかし探偵役のダニエル・クレイグ以下、クセものキャストたちのハマりにハマった怪演で爆笑の連続。
あまりに絶妙なネタの数々に、上映中も会場のテンションが途切れないのを肌で感じた。 >>375
ケツ出しがお約束って
藤波とディックマードックじゃないんだから 「ポケットにライ麦を」の社長さん、死ぬまでライ麦に気づかなかったのか?
それは鈍感ではないかな? 「ねじれた家」
映像化されたものを観ていないのだけど、ラストは原作どおりなの?
クリスティの本でも胸糞ベスト3(あくまでも個人の感想です)なんですよね
ネタバレかもなので改行します
サイコパスが犯人は掟破りだと思っているのと、子供が・・・は後味悪いわ >>381
クリスティ、そういうタイプの犯人多くない?もう一つのも、クリスティに先んじて同じ類の犯人の作品がある。 それに関して言えば犯人よりもババアのアグレッシブさのインパクトの方が大きい。 >>380
ポッケにライ麦を
そこはかとなく東京キッド感 >>381
ねじれた家の映画は観に行ったよ
ディテールは違うけどラスト一緒だった
胸糞よりは衝撃な感じでまとめられてた >>383
>>385
教えてくれてありがとう
うーん、映像が美しいので観たいけど、うーん・・・
ネタバレです改行
クリスティはサイコパスが犯人あるあるだけど、それが大人ならまだ理解できる
断罪されるべき年齢に達しているという意味でね
クリスティの時代にサイコパスという認識や名称はもうあったのかな? >>386
ないと思う
サイコパシーって本出てるの1970年、ねじれた家は1949年 改行したら書いていいのかわかんないけどとりあえず
作品世界内で断罪はされてないよ
公に晒されたり罪に問われたり刑を科される事なく庇われてる結末なんだから
出版にゴー出たのは当時の世情を鑑みてもOKだった証拠だし現代で絶版でもない
目くじら立てなくていいはず ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています