【このミス】ミステリランキング2020【本ミス】5
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乙です。今年は今の所、有力な作品は見当たりませんね。米澤穂信の小市民シリーズ新作は本ミスには入るかな。
今までの3作品は全て10位以内に入っていますね。 これからの作品にもよるのはもちろんだけど難しいと思うよ
ミステリとしてはどれも小粒だしキャラ小説的な面が大きかったから >>5
『暗約領域 新宿鮫』と『不穏な眠り』が有力だよ
海外は『パリのアパルトマン』『流れは、いつか海へと』『砂男』 巴里マカロンから2、3、4話と順にしょぼくなっていった 米澤穂信って「王とサーカス」以降、連作ミステリーしか書いてないよな?
真実の10メートル手前、いまさら翼といわれても、本と鍵の季節
Iの悲劇、巴里マカロン
一時はポスト東野圭吾といわれたりもしたけど、すっかり作風の幅が狭くなった気がする もともとそんな広い作風でもないし
短編で期待されてた作家でもあるしこれが正解かも >>11
2005年から10年ぐらいは一作ごとに新しいジャンルにチャレンジしていたイメージだったけど
一通り書いてみて一番しっくりくるのは連作ミステリーだと悟ったわけか 一番おもろいミステリーってなんなの?
このミスの一番のアレって本当に面白いの? ベストSF 2019[国内篇]
1『なめらかな世界と、その敵』伴名練/早川書房…462
2『宿借りの星』酉島伝法/創元日本SF叢書…300
3『天冥の標10 青葉よ、豊かなれ 』小川一水/ハヤカワ文庫JA…284
4『嘘と正典』小川哲/早川書房…198
5『偶然の聖地』宮内悠介/講談社…147
6『ヒト夜の永い夢』柴田勝家/ハヤカワ文庫JA…110
7『リラと戦禍の風』上田早夕里/KADOKAWA…100
8『先をゆくもの達』神林長平/早川書房…91
9『熱帯』森見登美彦/文藝春秋…72
10『不見の月 博物館惑星2』菅浩江/早川書房…68
ベストSF 2019[海外篇]
1『三体』劉慈欣 立原透耶(監) 大森 望、光吉さくら、ワン・チャイ(訳)/早川書房…620
2『巨星 ピーター・ワッツ傑作選』ピーター・ワッツ 嶋田洋一(訳)/創元SF文庫…303
3『ビット・プレイヤー』グレッグ・イーガン 山岸真(編・訳)/ハヤカワ文庫SF…261
4『生まれ変わり』ケン・リュウ 古沢嘉通・他(訳)/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ…226
5『危険なヴィジョン〔完全版〕』ハーラン・エリスン(編) 伊藤典夫・他(訳)/ハヤカワ文庫SF…189
6『パラドックス・メン』チャールズ・L・ハーネス 中村融(訳)/竹書房文庫…172
7『雪降る夏空にきみと眠る』ジャスパー・フォード 桐谷知未(訳)/竹書房文庫…115
8『声の物語』クリスティーナ・ダルチャー 市田泉(訳)/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ…97
9『方形の円 偽説・都市生成論』ギョルゲ・ササルマン 住谷春也(訳)/東京創元社・海外文学セレクション…87
10『銀河核へ』ベッキー・チェンバーズ 細美遙子(訳)/創元SF文庫…83 20年前くらいに新本格にハマってしばらく忙しさから本に全く手をつけてなかったんだけど、今読むべき作家とかって誰?一位の人読んどけば間違いない? >>16
>>18
これはありがとう
三体早速買ってみます 自己レス
>>16は「SFが読みたい、2020」です >>17とりあえず屍人荘、魔眼を読めばいい、新本格でいえば綾辻みたいな感じ >>10
ポスト東野圭吾なんて言われてたっけ?
直木賞にノミネートされるたび、当の東野本人から駄目出し食らいまくってた印象はあるが 直木賞選考委員としての東野圭吾とかいつもコメントが浮いてるから辞めて正解だった案件じゃん? 文学者ぶらない東野の選評好きだったよ
宮部は候補者に気を遣いすぎてるし東野みたいな選考者には続けて欲しかった >>27
そうでもないと思うが。一位の伴名はこれがようやく二冊目だし、小川哲も第一短編集、柴田勝家公もまだキャリアは浅い。
逆にベテランの神林と菅は三十年以上前から書いているのに筆力が落ちないのはたいしたものだよ。 >>27
>>29
ちなみに、10年ぐらい前だと、上田早夕里、山本弘、北野勇作、円城塔辺りが主力メンバー
それと前後して、伊藤計劃が亡くなり、宮内悠介がデビューという感じ SFは基本的に早川と創元出身で周ってる感じが豊作だった2019年でも幅狭い感じが出てる
上田岳弘とかランクインしても順位低いもんなあ 博物館惑星の続編あったのか
良作だけどよくあれに推協賞やったと思う >>31
まあ、SFはミステリーと比べると敷居が高いからね
このミスでノックス・マシンが1位になったときは
ミステリーファンの多くがわけわからんと言っていたし 引き立て役倶楽部はほぼ元ネタのまんまで何がしたいんだと思った >>33
小松左京、半村良、筒井康隆あたりの時代のSFは分かりやすくて、現代SFは小難しいイメージ。 SFは大森望や塩澤が毎年SF黄金期だとか言ってるせいでみんな冷めてる
黄金期のわりにミステリに全然売り上げで歯が立たないし 正直自分の好きなものはあんまり売れない方が嬉しい気持ちもある 年間ベストみたいなアンソロジー読むと、正直一つ二つは意味もよくわからんのが入ってる
SF読む人らは頭ええんですなあ グレッグ・イーガンとかなー
短編は良いけど長編はさっぱり分からん 一方ミステリはどんどんわかりやすくなってゆくのであった そういや、昭和のころって一般大衆にも人気のSF作家が多かったんだよな
>>35とか星新一とか
今そういう作家誰かいる? 『なめらかな世界と、その敵』はわりと誰でも読みやすいと思うぞ 大森望、もともとはSF評論家としても傍流の変わった作品を褒めるタイプだったのに
イーガンあたりから大森望的な評価軸がSF評価の主流になった印象
大森が「クラーク、アシモフ、ハインライン」的な従来のSF評価軸に対抗してたのに対し
今は大森的な評価軸への対抗ラインがない気がするんだよな けっこう前だが新世界よりは現代に蘇った黄金期SFの趣きがあって最高だったな
同時期の伊藤計劃が生きてればああいうエンタメ路線ももっと増えてたんだろうが センスゼロなのにえらそうにどこでも出しゃばってくるからだろ、こいつの選ぶアンソロジーはわざとつまらない作品選んでるのかってぐらい絶望的にセンスがない 大森はSFに限らずなんだか上手く説明しづらいけどすごそうって作品を褒める能力に長けてる
おお、それなら読んでみるかと読者に思わせる...がそれで裏切られることも多々あるから賛否あるのは分かる >>41
昔はSFを普及させなければならなかったから一般読者にも分かり易いものを書いてたけど、今は書きたいものを書いてる感じだ。
小川一水、上田早由里などは正統派のSFだからまだ分かり易いが円城塔、高山羽根子、酉島伝法、草野原々などは一般読者には理解しにくいだろう。
円城は芥川賞を取ってるし、高山も芥川賞候補になっていていわゆる大衆小説とは全然違う。
酉島は人間が異様に変貌した世界や生体兵器が主人公の作品を書いてるし、草野も登場人物が途中から人間ではなくなるので年期の入ったSFファン以外おすすめできない。 貫井徳郎ってミステリーとしてはもう評価の対象外になってしまったの? 文春とこのミスのベストテンに入ったこともない
本ミスが2000年6位 2010年9位 門前の新作、Mさんの評価は微妙だな。
来月にもお城をテーマにしたアンソロジーに名を連ねてるようだが。 門前は読んでることが一部本格オタのステイタスになってるけど
中身は同工異曲のトリックと素人以下の小説だしな・・・ たまたま誰も書いてない時代に出てきたから生き残ってるだけよね
そういう運はあった でもエンデンジャードトリックってタイトルかっこいいよな 門前はある意味ネタ作家だから
6とんとか蝶たちの迷宮みたいなもん 今月の国内ミステリは読むもの少ないから門前読むけどね 門前はデビュー作の鮎川賞受賞作『建築屍材』しか読んでないが、
応募時のタイトルが『死体を喰う建物』ってあたりからセンスのなさが漂ってた。
ただ、あのトリックは、ビジュアル的には今にも脳裏に浮かぶし一応ネタ的なインパクトはあった。
で、このスレ読むと相変らず小説はヘタみたいね。
久しぶりに新刊読んでみようかな。 門前の新作
島田・二階堂監修っていうのが良い方向に出てるのか地雷なのか分からんが読みたい 島田・二階堂監修ってあの南雲堂のシリーズ全部についてるからどこまで監修してるか分からんぞ あー昔読んだなんか評判悪いけど結構好きだったメタミステリーがずっと思い出せなくてもやもやしてたけど
蝶たちの迷宮だったか 門前の『建築屍材』は動機が印象に残ってる
不条理なんだけど、同時に極めて合理的というか ドミノは前作もランクインしたし、候補になるかな?
未読だけど ドミノは前作もランクインしたし、候補になるかな?
未読だけど >>69
ドミノ読んだけど今の時期中国に感情移入出来ないんだよね、コロナウィルス絡みで
刊行時期が悪かったね
でも作品としては面白い >>63
麻里邑主人さんだよ。ネットの素人書評家の中では一番早い。本格しか読まない人だけどね。
ところで四月に阿津川辰海の短編集が出るそうだ。今度はどうだろう。 悪気ゼロなんだろうけど流石に一般人晒すのは勘弁してやれ もしかしたらミステリーじゃないのかもしれないけど抵抗都市って読んだことある人いない?
あらすじで気になってるのだけれど面白いかなあと >>72
阿津川の短編集ってどこ情報?
ジャーロに載ってた特殊設定もののやつかな >>76
SFが読みたい!の光文社の2020年刊行予定からだな
>特殊設定本格ミステリのニューフェイス阿津川辰海『透明人間は密室に潜む』は、透明人間が実在する世界を舞台にした表題作を含む短篇集。すべてがSF設定というわけではないですが、楽しんでいただけそうです。こちらも四月刊予定。
だそうだ 今年の国内は出足悪いね。去年は2月までに
昨日がなければ明日もない、刀と傘、蟻の棲み家、本と鍵、お前の彼女は二階で茹で死に、
帰去来、殺人鬼がもう一人、W県警の悲劇、マーダーズ、魔眼、ノースライト
あたりの名前が挙がっていたが、今年はここまで有力だといえるのは新宿鮫と葉村晶ぐらい。
一昨年並みのスタートダッシュの悪さだ ワン・モア・ヌークが今読むべき傑作といわれてるけど
本格以外は書評とか出てこないと判断できんからな 去年は豊作だったからそれと比べるとね
一昨年なんかは6月あたりまで有望なの少なかったからなあ >>80
The Sentence is Death
メインテーマは殺人に続くシリーズ第二弾 >>85
ありがとう。東川篤哉の仕掛島は昨年も予定にあったような… ラインナップ説明会だは3年連続3回目の登場だし出るかどうか分からんぞ
本ミス このミスの近況報告でも出版予定に挙げてなかったし 小説としての面白味は一切無視してトリック ロジックだけのマニア向けみたいな作家だったのに >>96
このスレではトリックやロジックもそんなに評価されていない印象だが?
パクリが多い、偶然に頼りすぎとか言われて マイクルコナリー新刊とカリンスローターデビュー作(早川で出たものの編集後再刊)買ってきた
楽しみ 大山誠一郎は、翻訳家スタートだったのになぜ文章に難があるんだろう? アリバイ崩ししか読んだ事無いけど、そんなに違和感を感じなかったけどな… 文章に難があるとは思わないけど設定の割にキャラ薄い感じはする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています