「横溝正史」の「70年代のブーム時に角川文庫から出た単行本」を読んだところまでは覚えています。

内容は以下の場面を覚えています。
「自殺した少年の遺書を先生(家庭教師?)が読むところから始まり、
『僕は後妻の子なので先妻の子である兄さんや姉さんにいじめられます』とかあり、
 先生泣きながら『先生が仇を取るわ』みたいな誓いをする。」

「探偵キャラに少年の兄が『弟はひねくれもので兄姉にいじめられたと嘘ばかり言う』と説明。」

「前述の先生が死んでおり、調べたところ近くの香水(少年の姉の物)から毒が検出。
『少年が悪い奴で香水に毒を仕込んで姉を殺そうとしたが、皮肉にも味方の先生が使って死んだ。』
 とか言った説明を探偵がして(つまりいじめの件も全部虚偽)終了。」

香水がキーワードなので『香水心中』かなとも思ったのですが、内容を調べたら別のようですし・・・