【タイトル】それを知りたいのです
【作者名】同じく
【読んだ時期・見かけた時期/場所】1992年ころ。ただしそれは意味が薄い
【掲載雑誌・レーベル】講談社文庫で出てた「傑作短編集」てなシリーズ。カバーが取れた本体が緑色だったので、昭和だと50年代にまで遡るか
【その他覚えている事】
婆さんが主役。息子夫婦と(その間の子たる)孫(そうとう幼い。確か男児)と暮らしてる。
息子は継子、婆さんに辛く当たり続けて来た。嫁もそれに同調。
婆さんは幼少期から苦労・不幸の連続で、今も家族にイビられてる境遇をひどく嘆く。
そして息子一家の殺害を企てる。車で遊びに行く息子一家に毒入りの食事をさせる。当然知らずに出発する息子ら・・
夜になっても帰って来ない彼ら。「食べて数時間後に効き始める」という、確か毒キノコの毒を使った。

結末に息子らの悲報は書かれてなかった。でも婆さんの作戦は成功した風な展開で終わってました。
自家用車で遊びに行くとか、古くても時代背景は現代の範疇でしょう。