【タイトル】不明
【作者名】不明
【読んだ時期】80年代半ば、30年くらい前
【掲載雑誌・レーベル】
小説じゃなくて、ジュニア向けの、イラスト付き推理クイズ本なんですが
今、ミステリヲタになった原点のようなものなので是非読み返してみたい
クイズ本って文庫サイズが多いですが、これはジュニア向けのせいか、
少年漫画本くらいのサイズでした

【その他覚えている事】
クイズとはいえ問題は一問につき星新一のショートショートくらいの分量があって
刑事探偵編、弁護士探偵編、検事探偵編、みたいに職種によって
パートが分かれていて、刑事、弁護士、検事にそれぞれ固定キャラがいて
弁護士は確か、南郷弁護士という小太りのおじさんでした
他に覚えてるのは、エレベーターに女の死体があって、フロアボタンの
4、2、8、3、3が血で汚れている、実はこれはダイイングメッセージで、
四谷ふみという女が犯人というオチ
金持ちの伯母を、三人の甥、姪たちのうち誰かが毒入りチョコレートで
殺した、みたいな事件もありました
イケメン容疑者が女装してパーティに紛れ込み、その二人が同じ場面に
現れないからこの二人は同一人物という事件もありました
前述のキャラたちで、検事のキャラ(イケメン)と南郷弁護士が
被告人の有罪・無罪を巡って法廷で対決する事件もあって、南郷弁護士が
負けた事件もありました
全ページにやや劇画調のイラストがあり、絵物語的な感じで事件が描かれ、
最後にに3人くらいの容疑者がイラストと説明文で提示され、
さあこの中の犯人は誰だ?と出題され、その後、解決編も絵物語で描かれます