トリック博士は参加した30人の学生に4編の短編推理を読ませた上で「犯人は誰か?」を答案用紙に記入させ提出させた。
「フォッホッホ、さすが我がゼミに来る学生は優秀じゃのう」
第1問の正解率は90%だった。
「これはもう少し悩むと思ったが中々優秀じゃわい」
第2問は80%の学生が正解していた。
「逆にこれはもっと簡単だと思ったがのう、難しく考え過ぎたかのぅ」
第3問は正解率が70%に留まった。
「フォッホッホ、これは思ったとおり通り引っかかってくれたのぅ、それでも思ったよりは正解が多いのぅ」
第4問は正解率は60%で終わった。
「いやはや中々の正解率じゃったのう、将来が楽しみな学生たちじゃ。しかし全問正解が1人もいなかったのは残念じゃ…」

さて上記の情報から『1問も正解できなかった』学生は何%いたか考えてみてください。