顧客1700人の書類捨て送検
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004332911.html

八雲町の郵便局に勤務していた社員が、顧客の名前や生年月日などが書かれた1700人分の書類を海岸などに捨てていたとして、書類送検されていたことがわかりました。
郵便局会社北海道支社によりますと、この社員は以前、八雲郵便局に勤務して窓口を担当していた際、顧客の個人情報が入った書類を勝手に持ち出し、せたな町の海岸や道路の脇に捨てていたということです。
書類は平成12年から18年の間に作られた預金や生命保険料の領収書などで、顧客の名前や住所、生年月日などが書かれ、少なくとも1703人分、2163枚に上るということです。
書類を見つけた海上保安署や警察からの連絡で発覚し、郵便局会社によりますと、この社員は20日までに書類送検されたということです。
郵便局の調査に対し、この社員は「局内の整理をしていた際、書類を持ち出してしまい、処分に困って捨てた」と話しているということで、郵便局は近く処分することにしています。
郵便局会社は、「誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。身に覚えのない電話や預金の引き出しがあった場合はすぐに連絡してほしい」と話しています。
07月20日 19時35分