日本郵便(東京都千代田区、資本金1千億円、高橋亨社長)は17日、北上市相去町の北上南部工業団地に、
新たな地域区分郵便局を整備すると発表した。新局は東京ドーム(約4・7ヘクタール)を超える面積を持つ「メガ物流局」で、
県内各郵便局の仕分け業務を集約する。東北では初の整備で、雇用は県内各郵便局からの配転などを含め、数百人から2千人を超す可能性もある。

 新局は、本県唯一の地域区分局で手狭となっている盛岡市の盛岡中央郵便局の機能を移転・拡張するもので、
2015年度から建物面積約2万5千平方メートルの局舎などを建設。16年秋の稼働を目指す。

 「メガ物流局」の整備は同社が進める郵便・物流ネットワーク再編の一環で、18年度までに約1800億円を投じ、
全国のインターチェンジ付近など20カ所に新設予定。現在各市町村の集配局で行っている区分作業を集約して機械化を進め、物流機能を強化する。

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