日本郵政の4〜9月期、純利益20%増 ゆうちょ銀がけん引
2017年11月14日15時33分 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HQP_U7A111C1000000/

日本郵政が14日発表した2017年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比20%増の1801億円だった。
傘下のゆうちょ銀行で外国債券の運用益が改善し、利益を押し上げた。

売上高にあたる経常収益は3%減の6兆3796億円だった。
かんぽ生命が保険料収入の伸び悩みで減収となったのが響いた。

中核の郵便・物流事業は「ゆうパック」などが拡大したものの、費用増や賃金上昇などが重荷となった。
コスト削減を進めたものの、日本郵便は122億円の営業赤字となった。

18年3月期通期の業績予想は従来予想を据え置いた。
最終損益は4000億円の黒字(前期は289億円の赤字)を見込む。