ゆうパックが各地で遅延中? Twitterで報告相次ぐ 日本郵便の見解は
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1712/19/news125.html

ヤマト運輸や佐川急便の運賃値上げの影響で、日本郵便の荷物配達サービス「ゆうパック」に
配達依頼が殺到し、荷物の到着が大幅な遅れが生じている――といううわさが12月中旬からTwitterで広まっている。
これを受け年末のイベントや帰省に際して荷物を送るにあたって、ゆうパックを利用してもいいのか不安の声があがっている。

■日本郵便の見解 「全体的に遅延は発生していない」
日本郵便の広報担当は、結論からすると「全国的にゆうパックに遅延は発生していない」とうわさを否定した。

「ゆうパックの配達量は前年に比べ、速報値で11月は25%増し、12月は20%増しほどと、
確かに増えています。しかし他社の運送会社の値上げによって今年は多くなることが想定できたので、
人員の配置を考慮しながら12月を迎えました。実際にエリアからエリアへの配送という“面”で捉えると、
1つのエリアに荷物がとどまっているような遅延は全国的に発生していません」

「個々の局で見ると、一部の郵便局だけ荷物の殺到や交通事情などで
遅延が発生していることはあるかもしれません。全国1000局以上の状況を
つぶさに見るのは難しいですが、そのような遅延が1つの局で恒常的に続いているケースはありません」

また前提として、年末年始シーズンは例年、高速道路などの交通渋滞や航空機の貨物搭載制限の影響で、
ゆうパックの配達が通常より1〜2日程度遅れが生じることがあるのだという。
これについては12月15日に日本郵便の公式サイトで周知しており、ネット上で散見される
「ゆうパックの到着が遅かった」という意見の多くはこちらが原因ではないかと推察していた。

「配達量はちょうど先週がピークでしたが、特に大きな問題も発生していませんでした。
配達量は少なくなっていくので、前よりもひどい状況は起きにくいと考えています」