京都・滋賀の仕分け一手に 「京都郵便局」19日から操業
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180218000035

京都府と滋賀県の郵便物・荷物の仕分けを担う地域区分郵便局「京都郵便局」(城陽市寺田)が
19日に操業を始める。9日には開局披露式典と関係者向けの内覧会が行われた。
広さ、取扱数とも近畿で新大阪郵便局(大阪市)に次ぐ規模となる拠点を紹介する。

京都郵便局は、新名神高速道路・城陽インターチェンジ北側で市が整備を進める
「新市街地」のシンボル的存在となる。5階建てで、延べ床面積約5万5千平方メートル。
日本郵便は、コスト削減やネット通販で急増する荷物への対応のため、トラック輸送に対応した拠点再編を全国で進めている。

京都郵便局は、京都中央、福知山、大津中央の3郵便局をはじめ、他の集配局からも区分機を移すなど仕分け作業を集約。
京都、滋賀両府県内からや、両府県宛ての郵便物・荷物はほぼ全てが経由する。
1日の取扱数は、手紙やはがきなどの郵便約380万通、ゆうパック約8万個と見込む。

開局当初は約600人(正社員110人)が24時間体制で働き、
業務移管が完了すれば900人(同250人)に増える予定。
一般向けの窓口やポスト、ATM(現金自動預払機)は設けない。