ゆうちょ銀・かんぽ生命、3年で1700人削減
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180425-OYT1T50106.html

日本郵政傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険が
2020年度までの3年間で計1700人程度の人員削減を検討していることがわかった。
超低金利環境による資金の運用難や、情報技術(IT)を活用した
金融サービス「フィンテック」の普及に伴う金融機関の競争激化に対応する。

新規採用の抑制などで従業員を段階的に少なくし、人件費を減らす。
業務にITや人工知能(AI)の利用を拡大することで、事務作業の効率化を図る。

ゆうちょ銀は、現在約1万8000人いる従業員を約1200人削減する。
具体的には2000人減らす一方、営業力の強化へ向けて、投資信託の販売担当者などを800人程度増やす。
収益の主力となる国債の運用益が17年4〜12月期は前年同期比23%減の4702億円となるなど経営環境が厳しくなっていた。