【坂】郵便配達が再開 豪雨で甚大被害の坂町小屋浦地区
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郵便配達が被災地に戻ってきた――。
西日本豪雨で多くの犠牲者が出た坂町の小屋浦地区では27日から、バイクが走り回り郵便物を届ける姿が見られた。
被災直後は地区全体で配達を見合わせていたが、道路事情の復旧に伴い少しずつ配達区域を拡大。
この日はこれまで入れなかった3、4丁目にも入った。

小屋浦地区はふだんは1人で配達する区域だが、27日はバイク6台がフル稼働。
6日の豪雨以降、郵便物がたまっており、臨時の増員態勢で臨んだ。
配達員の一人は「きょうは歩いてでも配ります」と張り切っていた。

実家の片付けのために通っているという広島市の…さん(46)は、小屋浦4丁目の住宅で20通以上の郵便物の束を受け取った。
「断水が解消しないなど復旧はまだまだですが、郵便を届けてもらえるのは助かります」と笑顔になった。