ホンダ、郵政カブなど3万9000台に改善対策 ハンドルウエイト脱落のおそれ
https://response.jp/article/2019/02/07/318890.html

ホンダは、原付2種バイク『スーパーカブ110MD(郵政カブ)』など6車種のハンドルに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは『スーパーカブ110MD』『スーパーカブ110プロ』『クロスカブ110』『スーパーカブ50MD』
『スーパーカブ50プロ』『クロスカブ50』の6車種で、2017年8月30日〜2018年12月3日に製造された3万9366台。

今回の不具合は、左側ハンドルグリップをハンドルパイプに組付ける工程およびハンドルバーインナウエイトのねじ部加工が不適切だったことが原因。
ハンドルバーインナウエイトとハンドルエンドスペーサ間に付着した接着剤が押し潰され、ハンドルウエイトを締結しているスクリュの締付けトルクが低下し、
走行振動により緩むものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にハンドルウエイトが脱落するおそれがある。
改善措置として、全車両、左側ハンドルバーインナウエイト端面に付着している接着剤を取り除き、スクリュのねじ部に緩み防止剤を塗布し、規定トルクで締め付ける。

不具合は23件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。