近年、携帯やメールの普及で郵便物数は減り、ネットでATM手数料や金利がおトクな銀行を選べるため、当然ゆうちょ銀行の貯金残高も減少。保険も競合他社があらゆる商品を販売し、「郵便局に行かなきゃ」という機会は少なくなった。

 特に悲惨なのは郵便事業。郵便物取り扱い件数は、02年には257億通あったが、民営化した07年には220億通、11年には191億通と大幅に減少した。