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日本郵便に5億円余申告漏れ指摘 切手不正に持ち出し大量換金
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012158231000.html

 都内の郵便局の幹部2人が「料金別納」郵便の支払いに使われた切手を不正に持ち出し金券ショップで大量に
換金していたとして日本郵便が東京国税局からおよそ5億4000万円の申告漏れを指摘されていたことが関係者
への取材で分かりました。
 関係者によりますと都内にある芝郵便局と神田郵便局の幹部2人は、封筒やはがきに切手を貼る代わりに料金
を一括して支払う「料金別納」郵便の制度で、支払いに使われた大量の切手を金券ショップで換金していたとい
うことです。
 こうした切手は本来、細断するなどして処分する必要がありますが、幹部は大量の切手を不正に持ち出し換金
の総額はおととし3月期までの3年間でおよそ5億4000万円に上っていたということです。
 東京国税局はこの5億4000万円は日本郵便の所得として計上すべきだと判断し、申告漏れを指摘したという
ことです。
 日本郵便は、国税局からの指摘を受けて調査を進め、幹部2人を懲戒解雇したということです。
 日本郵便は「郵便局で切手の不適切な扱いがあったことは事実で、今後、こうしたことが起きないよう指導の
徹底をはかりたい。なお、切手による別納料金の支払いはすでに廃止している」とコメントしています。