安倍昭恵首相夫人も支持「医療用大麻」は解禁すべきか
http://diamond.jp/articles/-/114387
※2016年9月29日、衆議院第一議員会館国際会議室で開かれた『慢性の痛み対策議員連盟総会』とは
慢性の痛み対策議員連盟(野田聖子会長):慢性痛対策について議員立法などを検討している議員連盟
http://www.advance-news.co.jp/news/n160929.JPG

記事本文、ネガティブな発言のみを抽出すると、
○米国から参加した研究者と医療従事者による発言
http://diamond.jp/articles/-/114387?page=2
・アメリカ連邦政府はまだ許可していません。
・研究では、プラセボ(偽薬)より効果があることはわかっていますが、
 既存のほかの薬より有効性が高いことは証明されませんでした。
・臨床試験ではよくあることですが、非常に効果がある人が少数いますが、
・まったく何の効果もなかった人もたくさんいて、誰に効果が出るのかを知ることは困難です。
・たくさんの患者さんは、他の薬の場合と同様に、副作用によって摂取をやめてしまっています」

○緩和医療の専門医 東京慈恵会医科大学附属病院ペインクリニックの北原雅樹医師による発言
・大麻は効く人もいれば、効かない人もたくさんいる。エビデンスがあるとは言い難い。
・流用、横流しは大きな問題です。
・イスラエルのデータでは、医療用として大麻を処方されている人の3割が、
 娯楽用として快楽目的で友人や家族に大麻を分け与えたりしていました。
・ハイになって運転してしまう人が少なくない。
・高校生の10%が「娯楽目的で薬を使ったことがある」というデータがあります。
・医療用大麻の解禁は「藁にもすがる想い」の「藁」のような希望だ。
 効果が望めないわけではないが、大して期待もできない。
・もし、行政がもっと慢性痛に対して本腰を入れて取り組み、治療に精通する医師が増えたなら、
 「こんな藁はいらない」と主張を翻す人は多いのではないだろうか。

つづく