1月1日から嗜好用大麻が解禁に 米カリフォルニア州
http://www.afpbb.com/articles/-/3157085?cx_part=latest&;cx_position=6

2018年1月1日、米カリフォルニア州で嗜好(しこう)用大麻(マリフアナ)の栽培・販売・消費が
解禁される。全米で最も裕福な州での嗜好用大麻の解禁で、世界最大規模の大麻市場の
門戸が開かれることになる。

大麻の税率が高いことから、当局は税収の増加を期待している。そのため同州の
「グリーンラッシュ」は、当分の間、厳しい監視にさらされることが予想される。

米国の大麻市場について、大麻ビジネス投資・調査大手、アークビュー・グループは、2016年の
67億ドル(約7500億円)から2021年には226億ドル(約2兆5000億円)に成長すると予測する。

カリフォルニア州だけでも、大麻業界は2021年に58億ドル(約6500億円)規模に成長し、
嗜好用大麻の使用はそのうち約4分の3を占めるとされている。

全米ではすでに8州と首都ワシントンで嗜好用大麻の使用は合法化されているが、
その規模においてはカリフォルニア州に到底かなわない。

カリフォルニア州では、1996年に医療用大麻使用が合法化され、2016年に嗜好用大麻の
使用を認める法案が可決された。しかし、連邦法では大麻使用は違法とされており、
ドナルド・トランプ米大統領は解禁に断固反対している。

カリフォルニア州では今後、新法により21歳以上であれば誰でも処方箋なしで大麻を
最大28.5グラムまで所持することができるようになり、1世帯当たり最大6鉢まで大麻を
栽培することも認められる。ただし、公共の場や運転中、学校をはじめとする子どもが
集まる場所の約300メートル以内での使用は禁止だ。

生産・流通・販売には自治体および州の認可が必要となる。サンフランシスコやサンディエゴ、
サンノゼなどでは、すでに複数の大麻販売店に対し、1月1日から嗜好用大麻を販売できる免許が交付された。

(以下省略、詳細はリンクサイトにて)