何十回も書き込んでいる事を下記に繰り返して記述する。

歴史的に、カンナビノイドの合成は、大麻由来のカンナビノイドの構造を基にしており、
多くの類似体が製造・実験され、特にロジャー・アダムスのグループは早くも1941年に、
その後ラファエル・メコーラムのグループが先導した。

新しい化合物はもはや天然のカンナビノイドと関連がないか、あるいは
内因性カンナビノイドの構造に基づいている。

1990年代にカンナビノイド受容体CB1とCB2が発見され、
その内因性のアゴニストである内因性カンナビノイドが発見され、
大麻およびカンナビノイドの研究は1990年代から急速に増加した。

今や、エンドカンナビノイド・システムの不調が様々な疾病を起こし、
エンドカンナビノイド・システムに働き掛ける事により、
多種多様な疾病を治療できる事が周知の事実となっている。

しかし、合成カンナビノイドは、77年以上も、製薬会社、大学の研究室などで
開発が続けられたが、合成THC(マリノール)以外は、副作用が強く使い物に
ならず封印された。

しかも、マリノールは、大麻より副作用、精神活性が強く、効果も薄く、
患者さんには不評である。

それらの合成カンナビノイドの製造技術が流出し、危険ドラックに使用されて、
多くの死亡者、事件、事故を引き起こして社会問題になったのは公知の事実だ。

大麻(プラント)は、植物の持つ作用により、安全性が高く、安価で、有益な
カンナビノイドを自ら製造する。

人間の工場(プラント)は、巨額の資金、マンパワーを77年間も投入したが、
未だに、有益かつ安全性が高く、安価な合成カンナビノイドは製造できない。