>>642 追記

CBD製剤の副作用は、既存の癲癇治療薬との組み合わせにより発生する事が確認されている。
CBD製剤または既存の癲癇治療薬の減量で副作用はほぼ正常に戻る。

全体的に、上昇したアミノトランスフェラーゼレベルは、カンナビジオール群の
12人の患者およびプラセボ群の1人に発生した。

これらの患者のすべてがバルプロエートを服用していた。

患者が治験を継続した9例のアミノトランスフェラーゼレベルの上昇において、
患者がカンナビジオール治療を受けている間、酵素レベルは正常に戻った。

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抗てんかん薬バルプロエートの副作用は明らかになっている。

抗てんかん薬バルプロエートの胎内曝露が子供の低IQに関係
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/nejm/200905/510514.html

妊娠中に抗てんかん薬のバルプロエートを使用していた母から生まれた子供は、
3歳時のIQが有意に低いことが、カナダEmory大学のKimford J. Meador氏らの
前向き研究で明らかになった。

抗てんかん薬バルプロエートの副作用

一般的な副作用には、疲労感・振戦・鎮静や胃腸障害がある。
加えて10%に可逆的な脱毛がみられる。

バルプロ酸は過量投薬のリスクが高く、治療薬物モニタリングが必要である。