>>688
>その結果、需要を増やされてしまったのだ。

"ただし、副作用も強い。薬物規制の歴史に詳しいレンセラー工科大学のナンシー・キャンベル教授はオピオイド系鎮痛剤について、「治療的な処方と危険な処方の差がごくわずかなのです」と述べる。

ただし「現在は、オピオイド系鎮痛剤が危険なレヴェルで広まりすぎたことが理解されてきています」とも、キャンベル教授は述べる。
米国では1999年から2014年までの間に、16万5,000人が処方鎮痛剤のために亡くなっている
(オピオイド系鎮痛剤は薬物依存になりやすく、米国では2000年以降にヘロインを乱用した者の75パーセントが、処方薬のオピオイド系鎮痛剤の乱用から始まったとされている)"">>316


"オピオイド鎮痛剤とは、ケシから採取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物でできた鎮痛剤で、薬の種類としては、モルヒネ、コデイン、オキシコドン、フェンニタルなどがあります。
成分で見れば違法薬物ヘロインと酷似しているもので、非常に依存性が高い薬剤です。
またこれらの鎮痛剤で中毒になった人が、ヘロインに移行するということも問題になっており、アメリカでは1日100人以上がこれらの薬物の過剰摂取で亡くなっています。">>317