>>392

その研究は、遺伝、家庭環境など様々な交絡の影響を考慮しなかったから間違った結果が出てしまった。
交絡因子の影響を考慮した、後の研究では『大麻使用でIQも低下しない』と判明しています。

以前の大麻使用はIQが下がると言う研究は双子の研究でも否定されました。

Impact of adolescent marijuana use on intelligence:
Results from two longitudinal twin studies

青春期のマリファナ使用の知性への影響: 双子による長期的な二回の研究結果
http://www.pnas.org/content/early/2016/01/13/1516648113.abstract

本研究の目的は、思春期の双子の二回の経年的研究における知的性能の変化と、
マリファナ使用の関連を検討することであった(N = 789 および n = 2,277)。

私たちは、参加者の家族の背景特性と遺伝的傾向を調整する知性の標準化された
アプローチを使用して、大麻使用前、9-12歳で、そして、再び、17-20歳で計測しました。

使用頻度と知能指数(IQ)変化との間に、用量反応関係の証拠はなかった。
また、大麻使用の双子は、禁欲的な兄弟に比べて有意に高いIQの低下を示すことが
できませんでした。

これら二つのサンプルから得られた証拠は、測定されたIQの減少は、
大麻の影響に晒された直接的な結果でない場合があります。
むしろ、大麻開始と低い知性は、基礎をなす家族の要因に起因している
事を示唆している。