そもそも、宗教と言うのは、2000年以上も前に生み出された概念だから、
21世紀の現代とは歯車が合わない状況になっている。

人間は、『大いなる宇宙意識』または『神すなわち自然』に対する
尊敬の念、信仰心を持つのは当然の事だが、宗教に囚われてはいけない。

現在、この地球上に起こっている精神的および物理的な問題は、
100年前は僅か15億人だった人類が、2017年には76億人まで膨れ上がった事にある。

世界人口の急増は、精神的、物理的なストレスを人類に与えている。

共産主義、資本主義が終焉を迎えているように、21世紀の人類は、
宗教観でも、コペルニクス的パラダイムシフトを模索しなければならない。

薬物政策を含めて、人類の究極の目標とも言える『穏やかで持続可能な幸福社会』
を築く『鍵』は、20世紀までの反省に基づいた『コペルニクス的パラダイムシフト』である。